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活字になった川柳など

日常と川柳
各種公募入選句
川柳についての個人的意見

自選の句

2005-01-11 07:19:03 | Weblog
新年号だがあまり季節性がない句になった。

おろかしさばかりがめだつそこかしこ
国境を越えた家族の情に泣く
決心を甘い話がぐらつかせ
思い出し笑いさみしい単身者

折々のうた

2005-01-07 07:15:57 | Weblog
大岡氏のコラムに現代川柳の取り上げられないことを
不思議に思っていた。総合誌の編集後記で
今川乱魚師の句が掲載されたことを知り
早速エッセイをチェックした。乱魚のメガネ
取り上げられた句は
’挨拶もなく脾臓とは別れたり’
大岡氏の好みは古川柳、武玉川と聞く。

一月号で活字になった句

2005-01-06 07:43:54 | Weblog
天災が科学の弱さあぶりだす
利己的な目にうつらない人の汗
一日の疲れがとれる子らの笑み
義務で出る酒席何度も見る時計

リメイクの映画に過去をかいま見る(追憶)
粉飾のつけが孫子の代に出る(置き土産)
陰口の火元になった嫉妬心(動機)

オーナーが変わりさみしいエンブレム(時事)