活字になった川柳など

日常と川柳
各種公募入選句
川柳についての個人的意見

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2020-05-19 06:51:25 | Weblog

少しゆっくりめに家を出る 昨日は紙(と一緒に思い出)を少し捨てることができた。不要の論文コピーとともに抄読会のメモや学会抄録の下書きなども捨てた。明日も午後フリーの時間があるので整理整頓を進めたい。月末締め切りの学会の誌上発表用のパワーポイントの準備をした。27日には院内研修会の講師をする。同じ新型コロナウイルスについてがテーマ。学会は新興感染症のエビデンスができるまでを扱い研修会は予防について「知識のワクチン」という題名で話すことにした。電解水や空間除菌を謳う製品が売られている。物は売れればよいという考えや転売をして差益を得るのが得という考えでは真の産業立国はできないと思う。

川柳 沖縄の柳友が御弟子さんの句集を送ってくれた。入院が長くご苦労された方の日常茶飯。同じ日常でも個人間で大きな差。私は数年前までは公私の私だけの句を作っていたが前主幹の遺言で公の私(概念矛盾?)の句も作ることにした。誰にでもわかるということを表面的に理解していた。単なる日常の報告句は「おもしろくない」と苦言を呈してくれたのだと思う。本音を言うと名指しの批評は少し「おもしろくなかった」。思い起すと「きやり」に入会したのは川柳総合誌の企画の添削指導で竹本瓢太郎先生にお願いして「定型句にこだわるというのなら応援する」という添え書きに感動したからであった。

類推の限界 新型コロナウイルス感染対策で世界中が混乱している。2009パンデミックインフルエンザも当初は新型と思われていたが実は高齢者に既感染者があることが分かり新型とは呼ばれなくなった。恩師は新生児にとってインフルエンザはいつも新型ではないかといわれたが母のインフルエンザ既往が児の免疫環境を修飾するはずと思いながらも反論できなかった。恩師は小児のインフルエンザ脳症の概念を世界に提唱したような方なので反論はかなり難しい。今回はSARS、MERSとの比較が有用であるような気がする。死亡率は圧倒的に低いが重症化機転は同じような気がする。ただ自然経過が完全に解明できているわけではないのでワクチン戦略が今後の課題と思う。案外弱毒生ワクチンが必要になるかもしれない。

抗体を抵抗力と思い込む

コメント
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