オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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道連れにしないで

2007-07-21 00:45:21 | 最近思うこと
女房子供を道連れにして・・・・っていう無理心中のニュースが結構目に付きます。

結局、本人は死に切れず・・・・というのもまた、よくありますね。



なぜ、一人で死なぬ?


このご時勢、一人で家族を養ってて、働けど働けど生活はラクにならず、何かしらのアクシデントで負のスパイラルにはまってしまったら、絶望的になって「いっそ死んだらラクだ」と思う気持ちはわからないでもありません。

そう思いつつも、「いや、もう少しやってみよう」と生きながらえている人も多いでしょう。

自分の命だからね。

そりゃ自殺したら周囲は迷惑だけど、阻止できない。

でも、なぜ妻子を道連れにしようと思う?


「オレが死ぬのに、家族だけ、のうのうと生かしておくわけには行かない。」と言う憎悪?

「オレが死んだら、きっと生きていても死ぬより辛いことばかり」
と思って?

傲慢です。


貴方が死ぬというのをきっかけに負のスパイラルから抜け出せるかもしれない。

女房は、実は花開いていないだけでものすごい商才の持ち主かもしれない。

お子ちゃまだって、親を亡くしたことから運命の歯車が好転するかもしれない。

将来のことなんて、何が起きるか分からない。

だから、自分以外の将来を握りつぶすべきじゃない。
可能性を摘み取らないで。




自殺する覚悟があるなら、その辛い状況から、こっそり逃げればいいんだよ。

亭主に子供もろとも殺されるよりは、蒸発されるほうが30万倍マシだもの。