口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

達筆

2005-11-30 08:47:45 | 日々是日常

関西在住の知人からの報告。

京都市美術館で『墨人展』なるものが開催されているそうで(11/29~12/04)、
我が家の表札が展示されているようです(うそ)。


墨人会会長の辻太さんの書だそうで。ありがたや。


その他にも、


   「笑」、「生」、「忍辱」、「精進」


などの書もあったそうです。
んでもって、その中に、なぜに「布施」?^^;)


プロの視点

2005-11-30 07:13:01 | 取材

0時就寝、6時起床。

昨日の夜から、
何故だか両足のふくらはぎがパンパンに張ってます。

昨日は珍しく駅まで猛ダッシュすることもなかったのに、
なんで???

そんなふくらはぎを引きずって、
19時から、四ツ谷でお仕事。

サックスプレイヤー宮崎隆睦さんに、
AKAIのニュー・ウィンドシンセEWI4000sを試奏していただきました。


…と言っても、


試奏も何も、宮崎さんは新EWIの開発にも携わっていますし、
既にバリバリお使いになっていますので、
今回は、お話中心の取材となりました。

そのため、時間的にはスムーズに進行できた半面、
宮崎さんのプレイをあまり聴けず、ちょっと残念~ ^^;)


しかし宮崎さんは、いつも礼儀正しく、
こちらが恐縮してしまうくらい謙虚な方。

真剣な製品評価だけでなく、

  「吹奏楽団が、全員EWI4000sに持ち替えて
   各パート的な音色で演奏したら面白いでしょうね!」

なんていう、ユニークなアイデアまで披露してくださるなど、
(T-SQUAREの伊東たけしさんとこの話で盛り上がったそうです)

非常に気持ちよく、そして楽しく取材させていただきました。(_o_)


   *****


EWI4000sについては、今月8日にも取材していたので
その機能面についてはそれなりに理解していたのですが、

やはり実際にプレイしている方の視点は違うなぁ、
ということを今回の取材で実感しました。

例えば、新EWIはコントローラー(笛)の部分に
音源を内蔵したのが最大のウリなんですが(旧モデルは専用音源使用)、


カタログや広告などで
機能面のみに着目していると、


   音源内蔵
   ↓
   手軽!持ち運び便利!ワイヤレス使用可能!


ってな安直な発想になりがちですが、
宮崎さんのように、現場で使ってる方だと、


   音源内蔵
   ↓
   たまたまEWIを持っているという機会が増える!
   ↓
   使用頻度が増える!!


と感じるわけなんです。


   『どういう機能があるのか?』ということよりも
   『何ができるようになったのか?』って言う、一歩先の部分ですね。


今回のEWIがどうこうといった話ではなく、
そういった、作り手が想像もしていなかったような優れた点って、
どの電子楽器にもたくさんあると思うんです。

そういった部分を広く紹介していけたらいいな、
などと思いつつ。


さて、仕事でもしますか。


   *****


宮崎さんのEWI試奏記事は、12/14発売のジャズライフに掲載予定です。