口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

市ヶ谷/池袋

2016-05-31 23:00:00 | 日々是日常
この仕事が決まった時から、何とも言えない緊張感に襲われ、そして今日は、朝からずっとドキドキしていました。

15時すぎに市ヶ谷へ。1時間で取材終了。

大袈裟かもしれないけど、これまでのライター生活…というか、人生を問われるような、とても重みのあるインタビューでした。何とか無事に終えられたけど、本当の仕事は、ここから。真摯に語ってもらった言葉を紡いで、みんなに納得してもらえる原稿に仕上げなければ。





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緊張感から解放されて、ちょっと脱力しながら、池袋へ。

本日最終日、18時閉場のぎりぎりで間に合いました!東武池袋店で開催されていた『大福岡展』で、三日月のクロワッサンを購入(^◇^)

三日月の出店情報をくださった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m




耳鳴り/オバマ訪広

2016-05-27 23:00:00 | 日々是日常
今週、仕事がへヴィだったからか、先週末からライブ3連チャンだったからか、理由は分かりませんが、左耳に、久しぶりの耳鳴り。突発性難聴になってから、2度目。いいのか、悪いのか、よく分かりませんけれども。


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偶然、テレビを点けたら、オバマ大統領が、広島の広島平和記念資料館(原爆資料館)に入ったところ。スケジュールをよく知らなかったので、本当にたまたまでしたが、その後に、スピーチがあるというので、そのまま見続けることに。

短いスピーチだと聞いていたし、被爆者代表の方と直接話すことはないのではという事前の報道だったので、とても驚いたし、スピーチの内容も拍手をおくりたいものでした。そして何より、言葉に力を感じました。

もちろん、ネガティブに捉えれば、いくらでも突っ込めるし、現実と相反する部分も多々ありますが、米国大統領という立場での公式のスピーチとしては、考え得る最大限の内容だったと思います。日本被団協代表委員、坪井直さんもおっしゃっていたように、これがスタートにしないといけないし、スタートでなければと思います。

◆オバマ氏演説全文:朝日新聞デジタル
『恐ろしい力に思いをはせるために』 http://www.asahi.com/articles/ASJ5W4TKRJ5WUHBI01N.html

オトナの!フェス

2016-05-23 23:00:00 | YMO &more
今回の『オトナの!フェス』、最初は、行こうかどうしようか、珍しく迷いました。

今までだったら、METAFIVEが出演すると言えば、まず確実にチケットを買ってましたが、今回はフェス(当初は、何アーティストが出演するか分かってなかった)なので、演奏しても60分程度のステージ。しかも、7月ワンマンのチケットを買っていることに加え、ちょっとした事情もあって、「行きたいけど、今回は我慢しようかどうしようか。う~む」という気持ちで、ず~っと悩んでいたのでした。

その結果、もし当日になって「やっぱ、行きたい!」となれば、その時は当日券を買おうと、一旦、気持ちを整理していたのです。

ところが先日、スタンディングのみだった1階に、急遽指定席が用意され、チケットが発売になると知って(2階指定席は、早々にソールドアウト)、「椅子席で座って観れるのは魅力的!」ということで、勢いでチケットを購入。しかも、岡村ちゃんこと、岡村靖幸とのツーマンと決まって、俄然、今日のライブが楽しみに!


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そして当日。仕事を終えて、今日は随分と早めに外出。大井町でりんかい線に乗り換えようとして、いや、ちょっと別の方法でお台場に行ってみようと検索したら、大井町からバスが出ていることを発見。初めてバスでお台場へ。正確には、「東京テレポート駅」へ。ただ、乗換案内アプリでは、大井町東口にバス乗り場があるという表示だったものの、実際には、乗り場は西口にあって、なんだかこういう時に恒例となりつつある右往左往をしながら、無事に乗車。

とは言え、初めてのルートなので、バスに乗りながらGoogleマップで自分の位置を確認。そうしたら、フジテレビ前で降りた方がZepp Divercityに近いことが分かり、予定を変更して途中下車。18時前に、会場に到着。




そもそもは、場内でdポイントカードを作った人に先着でイベントTシャツがもらえるということで、頑張って早く会場に行ったものの、入場順が、「スタンディング→2階指定席→1階指定席→当日券」という順番だったので、こりゃ先着枠には入れないだろうとイベントTシャツはあきらめて、普段あまりゆっくり歩く機会がないDivercity内をしばしウロウロ。18時20分頃に、入場。

すると、「これで、イベントTシャツ配布は終了しました!」との声が。えっ、今まであったの?ひょっとしたら、会場に到着して、そのまま入場待ちの列に並んで入場してたら、先着枠に入っていたのかも!?……と、ちょっとだけ、後悔。まぁでも、そんなに早く会場に入って、それで先着枠から外れていたら、それはそれで悲しいよなぁ~と、自分を慰める(笑)。




18時半、seihoさんのDJがスタート。勝手に、先に岡村ちゃん、そして次がMETAFIVEだろうと思っていたら、seihoさんのDJ中、メインステージにはMETAFIVEの機材がセッティング。あっ、最初がMETAFIVEなのかと、一気にワクワク感が高まっていくのでした。

そして19時すぎに、遂にMETAFIVEのステージがスタート。今日のMETAFIVE(って言うか幸宏さんのドラム!)スゴすぎた!!!




1/14のリリースパーティ、そして1/22のワンマンライブ、いずれもチケットを買っておきながら(特にワンマンは、超良席だった…)、リリパの日に入院日、そしてワンマンの日が退院日ということで、泣く泣く断念していたのですが、今日の60分ですべて取り返したと思えるほど、ものすごいライブでした。

しかも、スペシャルゲスト・いとうせいこうさんのラップが入った瞬間からの、幸宏さんが叩き出すグルーヴが、超ヤバかった!!! もう今日は久々に、ちょっと飲んじゃおう(^◇^)




この久々に飲んだビール一杯で撃沈してしまい(^^;;岡村ちゃんは、まったりと。指定席を買っといてよかった。それにしても飛び入り的にパフォーマンスを行った大森靖子さん、とてつもないエネルギーでした。




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なお、METAFIVEのステージ、メンバーのパフォーマンスは当然ながら、中村勇吾さんのVJが、これまた衝撃的でした。公式サイトで、ちょこっと疑似体験できますので、ぜひチェック!

http://tha.jp/5565#more-5565 より(下の画像をクリックしてみてください!)




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LAST GIGS // MY FIRST GIGS

2016-05-22 23:00:00 | 日々是日常
はっきりは覚えてないけど、僕がBOOWYを知った(というか、そういうバンドがあると認識した)のは、たぶん浪人時代だと思う。当時、高校の隣にあった予備校に通っていて、その際に、全然知らない現役高校生(つまり、後輩)男子が、布袋寅泰さんのヘアスタイルを真似してて、「何だコイツ」と思った記憶があるので、その時には、何となくBOOWYを知ってたのだろう。

でも、音楽的には、まったく興味がなく。というか、「ロックバンドでしょ?」程度の認識で、曲は聴いたことがなかった。BOOWYがどうこうではなく、単にロックにまったく興味がなかったからだ。イギリスのニューウェーヴとか、そのあたりを聴いていたので、むしろロックバンドのことは、というか、ギターロックを、ちょっとバカにしていたところもある。

どのくらい知らなかったかと言えば、後輩と話している時に、そいつが「BOOWYが好き」と言うので、僕はてっきり、デビッド・ボウイのことだと思い、その後輩に30分以上、デビッド・ボウイのことを話し続けたくらいで(その時に、後輩がBOOWYのことを話していたのだと気づいたのは、その数年後のこと)。

次に覚えているのが、BOOWYだったのか、氷室京介さんのソロだったのかは覚えてないけど、レコード大賞的な表彰式で、「皆さんと、オレの才能のおかげです」といった受賞の挨拶をしていたのが、すごく記憶に残ってる(でも、僕の勘違いかもしれないので、コメントの真偽は追求しないこと)。

そんなBOOWYに、音楽的な関心を持ったのは、大学3~4年の頃だったかな? 深夜番組を見まくっていた時期に、氷室ソロ曲「KISS ME」のPVが、結構カッコいいと思ったのと、曲もなかなかいいなと感じたのがきっかけだった(と思う)。




それで、「ちょっとBOOWYとやらも聴いてみるか」と買ったCDが、『LAST GIGS』だった。そう、もうBOOWYは解散した後だったわけで。聴いてみたら、とてもカッコよかったのだ。そして、こういう音楽があるのかと驚いた。

ひとつは、僕が好きなテクノに通じる、8分刻みのベース。後で知ることになるのだが、あの松井常松さんのダウンピッキング・ベースだ。そして、高橋まことさんのドラムも、僕がロック・バンドに対して抱いていたビートと違って、とてもタイトで、なおかつラウドさもあって、「へぇ」と思ったわけだ。あと、高橋まことさんは、パールのエレカッション(エレドラ)も使っていたので、そういうサウンドもロックで使われるんだといった驚きもあった。

そしてもうひとつ、ギター、ベース、ドラムの3人だけで、ここまで完成度の高いアンサンブルが鳴らせるということにもビックリした。それまで僕は、シーケンサーを多用する音楽であったり、大人数バンドのサウンドばかり聴いていたので、3ピースでこれほどまで骨のある音楽が奏でられるということに衝撃を受けたのだ。

…もちろん、当時のロック・ファンからすれば、僕が衝撃を受けたことは、「お前、何言ってんの?」というくらいのことだと思うけど、ロックを小バカにしていた僕にしては、知らないことだらけだったのだ。



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そんな『LAST GIGS』は、テープに録って相当聴きまくった。しかし、BOOWYは既に解散していて、新しいBOOWYの曲が生まれてくることはない。だからか、旧譜にはあまり関心が向かず、とにかく『LAST GIGS』ばかりを聴いていた。なので僕は、BOOWYファンというわけではなう、『LAST GIGS』ファンと言った方が正しいだろう。実際に、『LAST GIGS』は、DVDも買ったし、完全版も買っている。僕がインディーズバンドの航空電子に参加していた時、ロック的側面のお手本というと、これを見るのが唯一の方法だったくらいだ(その後、いろんなギターロックバンドを好きになっていくのだが)。後に、高橋まことさんに2度ほど取材する機会があったけど、サインをもらえばよかったと悔やんでも、今となっては後の祭。

そして今年、氷室京介さんが『LAST GIGS』を行った。解散してからBOOWYの音楽を聴き始めたように、今回も、チケットがソールドアウトしてから、「一度、生で見てみなかったなぁ」と思うようになった。が、ヤフオクで高額のチケットを買うほどでない。でも、行きたい。…というか、これほどのロック・スターのライブを一度も体験していないというのは、音楽に関わる仕事をしている者としていかがなものかとも思ったし、その最後のライブを体験しなくていいのかという後悔の念が、急速に膨らんでいったのだった。

そう感じている時に、急遽「リアルライブビューイング席」なるエリアが東京ドーム内に設定されたことを、追加販売日の当日に知った。つまり、ステージは一切見えない、通常は観客を入れないステージ裏の席を解放するということだった。もしかしたら、このことを発売2日前とかに知ったとしたら、購入までに至らなかったかもしれないが、このニュースを知って、数時間後に発売されるということで、テンションが上がって、即、購入を決意。発売開始の18時と同時にiPhoneで申し込み、何とか22日(3days公演の2日目)のチケットを手に出来た。

そして、その日がやって来た。




   *****


東京ドームには、開演30分前に余裕で到着したのだが、電子チケットに書かれていた入場ゲートが、当日には急遽変更されていたことを知らず(しかも、耳のせいもあって、係員のメガホンでの誘導も、よく聴こえてなかった)、ゲートをたらい回しにされて、結局、席に着いたのは開演時間ギリギリ。左耳にイヤープロテクターをはめて、いざ、待機。

そして、ライブが始まった。




ステージ裏のエリアなので、一応、こちら向きにPAスピーカーが用意されていたものの、客席側からの音の跳ね返りも強かったりして、やはり音はあまり良くななかった。とは言え、「ステージでも、こんな感じで聴こえるんだろうな」という疑似体験は、マニア目線では、なかなか楽しいものだった(もちろん、実際のステージには、“コロガシ”と呼ばれるプレイヤー用のモニタースピーカーや、各人イヤモニをしているわけだけど)。

あと、リアルライブビューイング席ように設置されたサービスモニター(映像スクリーン)を見るには、自分の席からは右方向をむく必要があったのだけど、PAスピーカーの音を、聴こえる右耳で聴くには左方向をむかねばならず、それがちょっと困ったものの、結局は音優先で、サービス映像はチラ見程度にとどめることにした。

というのも、実は1曲目、BOOWYの『LAST GIGS』で何度も聴いていた「DREAMIN'」だったにも関わらず、左耳が聴こえないために(加えて、後で分かるのだが、左耳にイヤープロテクターをしていたことで)曲が始まってしばらくの間、何の曲だか分からなかっただけでなく、ビートを掴むこと自体が難しかったからだ。そんな感じで、その後もなかなか曲に乗れず、MCもあまりよく聴き取れなかった。

だが、1時間ほど経過して、このエリアはそれほど大音響ではないことに気付いて、左耳にはめていたイヤープロテクターを外したところ、スネアがかなり聴き取りやすくなり、歌や演奏もかなりクリアに聴こえるようになって、ようやくライブを楽しめるようになった。左耳はほとんど聴こえていないとはいえ、やはり両耳で聴くと、これだけよく聴こえるんだという、ちょっとした驚きと再確認にもなった(反面、最初からイヤープロテクター外しておけばよかったとも、ちょっとだけ後悔した)。

そんなこんなもありつつ、僕にとって最初で最後のチャンスで、氷室の歌を生で聴けて、本当によかった。そして、ステージが一切見えなくとも、ステージとほぼ同じくらいの高さから、メンバーに近い目線で観客を一望でき、大歓声を浴びられるという“バーチャル・ドームライブ体験”というも、おそらくこれが最初で最後かもしれない、貴重な機会。アンコール時、このエリアで観た観客のウェーブと大歓声には、たぶん一生忘れないだろうというほどの鳥肌モノ。

この日、「NO!NEW YORK」は演奏されなかったけど、「ONLY YOU」が生で聴けた時、やっぱり来てよかったと心底感じた一瞬だった。

氷室さんも、耳の不調によるステージからの卒業だったと聞く。今まで、本当におつかれさまでした。



music is music

2016-05-21 23:00:00 | 日々是日常
家を出ようとドアを開けたら、雲行きが怪しいことに気が付いて、一度、折りたたみ傘を手にするも、iPhoneで天気予報を見たら降水確率ゼロ%だったので、手にした傘を置いて外出。渋谷に着いて、雨。

そこから原宿へ移動して、今宵は久々にワンコインライブ『music is music』へ。当日までシークレットの出演者は、クリス・レクナーと大野由美子さん(サポートにマイカ・ルブテさん&篠崎芽美さん)!心地いい音色でした。

会場を出て、渋谷まで歩こうかと思ったら、大雨。原宿駅まで戻って、電車に乗って帰宅。