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口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

9年前

2025-04-08 19:00:00 | YMO &more

Twitter(現X)で見かけた投稿。

ああ、そうなのか。もう9年前になるのか。もちろん僕は、必死にチケットをゲットして、この日のイベントを観に行っておりました。教授が主催した≪健康音楽≫の前夜祭として開催された、幸宏さんのトークライブ・イベント≪高橋幸宏の新世界~出張特別編~≫。

このイベントは"閉じた場"でのトークライブでした。いわゆる、ぶっちゃけトークも多々あり、SNSやネットに書いちゃダメ、っていう「ここだけの話」が満載な内容で。でも、その中でのお二方のやり取りをどうしても記録に残したく、幸宏さんサイド及び 教授サイドにご理解いただき、幸宏さんのプロ活動50周年アニヴァーサリー本 『LOVE TOGETHER YUKIHIRO TAKAHASHI 50TH ANNIVERSARY』(2022年9月21日発売)に、その一部を収録することができました。

いま読むとちょっとツラくもありますが、お二方の対話が50年後にも残ることを願って。
(なお、一緒に写真に納まっている細野さんはトークの後半、シークレット・ゲストとして特別出演されました)

◆『LOVE TOGETHER YUKIHIRO TAKAHASHI 50TH ANNIVERSARY』(Amazon)⇒ http://amzn.to/3qPek11

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ちなみに、終演後に撮られたこの写真の別バージョン(三浦憲治さん撮影)で、幸宏さんの帽子の上に豆粒のように写っているのが、僕です。自分にしかわからない、心の記念写真。


音の正体

2025-04-07 12:00:00 | 仕事

出版からもう(あっと言う間に!)3年経ちますが、3年前の中学1年生も、今は高校生ということで、入学・進学期に改めて……

「音楽」と「音響学」の中間的な観点で、「音の鳴り方/聴こえ方」を解説した『音の正体』。
「音」に興味がある方、入学・進学の学生さん、音響学の入門書として、ぜひ!

……たまには、自著の宣伝もしておかないとね(笑)

『音の正体』(Amazon)⇒ https://amzn.to/3M35jtE


身体の仕組み。世の中の仕組み。

2025-04-06 19:00:00 | ノンジャンル

昨日、朝起きた時から背中が痛く。寝違えたような感じというか、筋が変になったような感じと言うか。僕はこれまでに二度、ぎっくり背中をやったことがあるので、なんだかちょっと、あまりよろしくない気配。来週末には遠出をする予定があるので、ちょっと嫌だなぁ。

そんなこんなで、本日。朝起きた後に、ふと鎖骨の下あたり一帯を触ったら、ちょっと痛く。苦痛と言う感じではなく、凝ってる感じ。だから親指で軽くギュッと押すと気持ちイイ。イタ気持ちイイってやつですね。しかも、左右両側。

イタ気持ちイイので、特に何も考えずにしばらく一帯の筋肉を押していたら、あれれ?背中の痛みが和らいできました。

素人考えですが、どうやら背中の痛みと何らかの遠因関係にある模様。ぎっくり背中をやった時も、鍼灸院さんから「首が原因」と言われたことがり、背中そのものが原因ではないんだと驚いた経験があるので、きっと鎖骨下の筋肉の凝りと背中の痛みが関係していてもおかしくはなさそう。

そういう考えは、突発性難聴を発症した時、整体鍼灸院さんに通った際に東洋医学の考え方を教えてもらいました。その際、トラブルを発症したのは耳でしたが、原因はおそらく、足などの(自分は気づいていなかった無自覚の)極端な冷え性だったり、日々の生活サイクルの乱れだったり(完全な夜型生活だった)、かなりストレスの強い仕事の取組み方だったりと、直接的には耳とは無関係のフィジカル/メンタルの問題じゃないかという診断で。自分はストレスを感じないタイプだと思っていたんですが、院長先生の言葉は「痛みに鈍感」ということでした。

まあ、かなり話が逸れてしまいましたが、何かトラブルが起きた時に、直接的な原因を探して解決することも重要ですが、その遠因もしっかりと対処しないといけないっていうのは、身体のことだけでなく、あらゆることに通じるなぁと改めて感じながら、今も鎖骨下の筋肉をイタ気持イイ感じで押しながら、ぎっくり背中の再発に、若干ビビっている今日この頃でございます。

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写真は8年前、整体鍼灸院に通っていた時に、その近所に住み着いていたタマ先生(勝手に命名)。


クスシキ

2025-04-05 12:00:00 | 音楽/楽器

配信リリースされたMrs. GREEN APPLEの最新曲「クスシキ」を聴きました。

◆Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」⇒https://lnk.to/MGA_kusushiki

とにもかくにも、第一印象として全編に渡ってベースがすごい。しかも、明らかにミックスバランスも大きい。どう考えても、このベースにキーポイントがあると思う。そのベースラインをどうやって組み立てたのかに興味津々。

基本的にMrs.GREEN APPLEの楽曲は、すべて大森元貴さんが作詞・作曲・編曲を手がけているので、彼のアイデアなのか。だとしたら(ベーシストではない大森さんがこのフレーズを編み出したのだとしたら)純粋に、それってすごいなと思うし、さらにバンドメンバーにはいないベースをバッキングの主役にもってくるあたりの発想(あるいは意図)をぜひ聞いてみたい。

一方で、サポート・ベーシスト(推測するに二家本さんかと思うが、現時点ではクレジットがないのであくまでも想像)に主導権を委ねてこのベースラインが出来たのだとしたら、それ自体はそこまで驚くものではないものの(特にセッション・ベーシストであればこのくらいのベースラインを作り出しても不思議ではない)、「大森さんが、サポートメンバーに主導権を与えた」という部分で、とても興味深く。

なぜかというと、繰り返しになるがMrs.GREEN APPLEの楽曲はすべて、細部に至るまで大森さんの意志が宿っているわけで、そこをメンバー以外のミュージシャンに委ねるということは、これまでMrs. GREEN APPLEを取材し続けてきた自分からすると驚くべき新発想だと感じる。それに、フレーズ(ベースライン)をサポートメンバーに委ねるということは、良くも悪くもそこにサポートメンバー個人の"色"が出てくるわけで(逆に言えば、個人の"色"が出てこないと面白くないし、委ねる意味が薄まってしまう)、それにGOサインを出した大森さんの思惑にも、とても興味が湧いてくる。

つまり、どういう作り方をしたにせよ、この楽曲が生まれた過程は、非常に興味津々だ。

それに、基本的にこの楽曲は、3人&Dr&Bsの音でアンサンブルが構成されている。和テイストの音色も散りばめられてはいるものの、例えば壮大なストリングスだったり、エレクトロ的なプログラミングのサウンドはほぼ皆無。あくまでも5人で再現しうるバンドサウンドで構築されている点も注目だ。

超絶ベースラインとバンドサウンドへのこだわり。きっとここに、Mrs. GREEN APPLEが「クスシキ」に込めた意志が宿ってるはず。さらに言えば、大森さんが主演をつとめた映画『#真相をお話しします』主題歌「天国」との対比も、とても面白い。

いまや日本でトップクラスの多忙さを極めるMrs. GREEN APPLE。彼らに取材できるチャンスが訪れるかどうかは神のみぞ知るだが、チャンスがあれば、ぜひとも直接話を聞いてみたい。


FiNO is

2025-04-02 23:00:00 | 仕事

ORICONで、結成15周年を迎えたFIVE NEW OLDと、彼らのファンを公言するアインシュタイン河井ゆずるさんとの対談取材を担当。初のベストアルバム『FiNO is』の話題を中心に、お互いにさまざまなことを語り合っていただきました。

◆オリコン記事⇒ https://www.oricon.co.jp/news/2377246/full/