口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

楽器と戯れる

2005-11-29 09:09:04 | 取材

22時就寝、2時30分起床。

築地市場にお勤めの方ですか?
それとも、日テレ『朝いち430』のスタッフの方ですか?


細々した仕事とアレコレソレコレこなして、
どたばたと渋谷へゴー。

11時から、渋谷イシバシ楽器店さんで取材。


   *****


ここのお店は、多数のビンテージ・ギターをはじめ、
デジタル機器やドラムまであらゆる楽器が取り揃えられているのですが、

個人的には、


  RhodesとWurlitzerという2大ビンテージ・エレピが
  常時展示されているお店



という、ちょっと偏ったイメージを持っています(笑)
ちなみに、カーペンターズが弾いていたエレピ、
アレがWurlitzerです。「ウーリッツアー」って発音します。


お店にお邪魔し、
今日も元気にエレピが揃ってるなぁ~と眺めていたら、
今まで見たことないWurlitzerを発見。

店員さんに聞いたら、『140B』という
50~60年代の貴重なモデルなんだそうです。

Wurlitzerの代表モデルであるEP100やEP200とは
発音部の設計が異なるらしく、

140Bでないと出せない音色があるために、
これを捜し求めている人もかなり多いそうです。


   へぇ~!すげぇ~!
   デジカメ持ってくりゃよかったぁ~!


な~んて思ってたら、
「調整できましたか?」って背丈の高い男性のお客様がひとり。
よく見たら、オリジナル・ラブ・田島貴男さんでした。


そんな渋谷の街中では、
明日発売のアジカンのニュージングル
『ブルートレイン』がパワープッシュの模様。


   *****


その後、代々木に移動して、
16時からベースプレイヤー池田達也さんの試奏取材。


今日は、ウッドベースを持って来ていただいて、
BOSSのコンパクトエフェクターを使い倒すって企画です。

アコースティック楽器にコンパクト・エフェクターって?
キワモノ系?飛び道具?

な~んて思ってましたが、
「アコースティック・サウンドを、よりよく響かせる」
という非常に理にかなった活用法で、納得至極。

そう言えば、バイオリン奏者の中西俊博さんも
同様のことを話してました。


この記事は、12/14発売のジャズライフに掲載予定です。