口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

カレー・ヌーディスト

2005-11-24 15:14:11 | 食生活

1時就寝、4時30分起床。

火事場です。書きまくり。

が、19時に電池切れ。
23時まで爆睡。だめだこりゃ。


   *****


はっきり言おう。
カレーヌードルが好きだ。


そんなこと、はっきり言われても困る人が多いだろうが、^^;)
好きなもんは仕方ない。好きなのです。(*^^*)

僕は、基本的にカップラーメンってのは好きなんですが、
その「基本的に好き」な中にもさらに基本があって、


  マズくてウマイもん


が好きなんです。
このテイスティーをわかりやすく説明すると、

  学食のカレーとか、

  高速道路SAのカレーとか、

  蕎麦屋のカレーとか、

  社食のカレーとか、

いわゆる「美味」とは言えない要素が若干入っているもの。
この「マズさ」がないとダメなんです。


だって、いい素材使って、たっぷり時間かけて、
それでいて高価な料理なんて、美味しいに決まってんじゃん。

ラーメンだって、どこぞの塩とどこぞの魚でダシをとって、
どこぞのナンチャラとどこぞのホンタラで麺を練れば、
そりゃ美味しいですよ。

そいでもって、はい、1200円です、なんて言われても、
そんなに払うんなら別の物食べますよ! ってな感じなわけです。


   ラーメン1杯+替玉しても500円。
   だから長浜ラーメンはうまいんです。


ま、少々話が逸れましたが、

そんなこんなで、たとえカップラーメン好きとはいえ、
やっぱり基本は200円以下が僕の守備範囲となります。

そんなすべての条件を満たす、
理想であり王道のカップラーメンと言えば、
日清カップヌードルです。


   *****


カップヌードルのよさは、
飽きの来ない味と、独特の麺の質感、
そして、小腹が空いたときにちょっと食べられる絶妙の量。

これならば、徹夜明けの朝方や、
飲んだ後にムショウにラーメンが食べたくなった時に食べても、
翌朝「うへぇ~ --;)」と気持ち悪くなることもありません。

ところが残念なことに、
カップヌードルは、この絶妙のサイズのために、
「食事」と言うには、物足りなさを感じてしまいます。


そころが、そんなカップヌードルの中にも
唯一「ディナー」と成りえるカップヌードルが存在します。


それが、日本一にして世界一、
カレーヌードルなわけです。


   *****


●カレーヌードル:第一ステージ


まず、普通にカレーヌードルとしていただきます。

お湯は、タップリとやかんで沸かし、
熱々の状態でそそぎます。

心を落ち着け3分間。

粉末スープが充分に溶けるように
カップの底面から十分によくかき混ぜ、
雑念を払って一気に麺を食します(私語禁止)。

その際、具材(かやく)は
できるだけ残しておくことをお薦めします。
当然、スープは飲みません。


いただきます


●カレーヌードル:第2ステージ


さあ、ここからがカレーヌードルの真骨頂です。
残ったスープに、白ごはんを入れましょう!

ここで、冷ごはんの場合は、スープが一気に冷めてしまうので、
軽く電子レンジで暖めておくことを推奨します。

ごはんの量は好みにもよりますが、


 ◎ごりごりかき混ぜたカレーがお好きな方→たっぷりどうぞ

 ◎今人気のスープカレーがお好きな方→ごはんがスープに浸る程度がGood!


さあ、準備ができました。
1分半くらいで、一気に食いましょぉ~!(^◇^)


Here We Go, Again!

   *****


ウチの相方は、肉と野菜だとか、栄養素がどうだこうだだとか、
食事のバランスをいろいろと考えてくれるのはいいんですが、

どうも麺類とごはん、
つまり炭水化物同士の組み合わせが理解できないようなんです。

例えば、

 ラーメン&ごはん →僕(^◇^)/相方(--;)

 そば&ごはん →僕(^◇^)/相方(--;)

 うどん&ごはん →僕(^◇^)/相方(--;)

 ちゃんぽん&ごはん →僕(^◇^)/相方(--;)

 ピザ&ごはん →僕(^◇^;)/相方(--;)

ってな具合です(一部脚色あり)。


まあ、これに関しては、嫌なら食べなければいいわけで、
さして僕にとっても大きな問題ではありません。

しかし、こと「カレーヌードル」に関しては、
単純に「炭水化物+炭水化物」という一般相対性理論は当てはまらないわけで、

「ごはんがあってこそのカレーヌードル」という
特殊相対性理論が適用されるべき問題なわけです。\( ̄□ ̄;)


…と、熱く理論を展開したところで、


   相「え~、一緒にごはんはちゃうやろぉ~?お湯入れるでぇ~(興味薄っ)」


…と、相方はまったく意に介していない様子。


う~ん、これぞ日本の常識は外国の非常識。
(注:相方はコテコテの日本人です)

どうにかして、カレーヌードルの正しい食べ方を
相方に伝えることはできないか…

そう悩み続けて早数年。
そんな積年の思いを晴らせる、
一世一代の大チャンスが訪れたのでした!


■「トリビアの泉」11/23放送


トリビアの種 No.109
料理の専門家が最も美味しいと認める
冷や飯に合うカップラーメンの残り汁は□□□


   ******


番組では、現在市販されている約800種類のカップラーメンの中から、
最新売れ筋ランキングのベスト10の銘柄をピックアップ。

カップラーメンの調理方法通りに麺が入った状態で正しく作り、
出来上がったら麺を取り出し、冷や飯を入れて食べるというものでした。

しかもその冷やめしは、「こしひかり」を炊いた後に保温を切り、
数時間放置してきちんと冷ます、といったこだわりよう。


さらに、美味しさをジャッジするのは、

稀代の美食家
  平野雅章氏(料理評論家)

フランス料理界の第一人者
  見田盛夫氏(料理評論家)

60年の歴史を誇る江上料理学院院長
  江上栄子氏(料理研究家)

フランス大統領御用達シェフ
  アンドレ・パッション氏(一流レストラン「パッション」オーナーシェフ)

の美食家4名です!


そして待つこと数分、
いよいよ売り上げ第3位と絶対の人気を誇る
我らがカレーヌードルのスープ+冷や飯にが登場したのでした!

  「これはご飯と合うと思いますね(見田氏)」

  「これはうまく考えたな(平野氏)」

  「スープカレーって流行ってますでしょ。日本人好みですね(江上氏)」




ほら見ろ!\(^◇^)/
やっぱり「カレーヌードルとごはん」は、
一心同体、臥薪嘗胆、空前絶後なのじゃぁ~!(意味不明)


こうして美食家のお墨付きまでもらい、


   カレーヌードル+ごはん=最強ディナー説


をようやく相方に理解してもらえるかと思ったところ…


   相「わたし、カレーヌードル好きやないねん」( ̄□ ̄|||)


バッサリ斬られました。
そこですか。とほほ。(ToT)


   *****


ちなみに、一番評価が高かったのは、

日清「麺職人」醤油

でした。お試しあれ~。