なぜ、今、水俣か？昔の水俣と今の指宿がよく似ているからです。それと、なぜローマ字つづりかというとユージン、スミスの写真集がMINAMATAだからです。ユージンをモデルにした映画が作られるそうです。あの写真集の版権はアイリーンが持っているそうです。
ユージンをモデルにした映画なら、当然、世界中を震撼させた「入浴する智子と母」というタイトルの写真がメインになると思います。どう表現するのか？
当時工場の中にいた人間としては、今、あまり大きな問題として取り上げられないことも目にしています。会社ぐるみで世論に抵抗していたのは、水俣病の研究が進んでよく知られるようになりました。日本興業銀行の頭取であった、江頭豊という人物を社長に迎えて力づくで水俣病「当時はそういう言葉はなかった」の方々を抑え込もうとしていた。政府側も当時、経済産業大臣が官僚に圧力をかけて命がけで陳情に来る漁民の方々を無視していた。
工場の中といえば、チッソ病院の院長だった細川先生「水俣病の原因を見つけようとした、猫実験」の後釜にはアル中の医者を見つけてきて院長にしていた。
鉛毒「えんどく」の研究でドクターを取った人だと聞いていました。酸化鉛ですよね、時代背景がよくわかります。顔を真っ白にしないといけない職業の方々をすくったのですから偉い人だと思います。
水俣と指宿ですが、指宿の農薬によるとみられる、と表現しないといけない、専門家でないので、犠牲者に対して行政も議員も市長も何の対応もしていない。当然という意識があるようです。水俣も市民はほとんど関心を持っていなかった、あれだけの凄い海の汚濁を見ても、私は水俣の海を始めてみた時、背中に冷たいものが走る、そういう衝撃を受けました。
電気が不足しないうちに止めます「ソーラーパネルの自家発なので」
たくさん書いたので、追加するつもりはなかったのですが、お隣さんの兄弟が選挙に出るというので顔を出しました。高校の時の同級生に合いました。誰かに合えば必ず、誰が死んだ、それに誰が癌だという話が出ます。
同級生の奥様が亡くなったそうです、その方とは１０年間同じ職場だったので存じています、心がまっすぐで、尊敬できる方でした、だから００ちゃんまだ早かが、というのが感想。
さらに知っている人が肺がんだということも飛び込んできました。う～ん、感想は書けませんが、土地柄そういうことがあってもおかしくないと思いました。
