「ちょっとね~。古典のね~『未然形』がわかっちゃったんだよね~」
土曜日の午後は中高一貫私立校生のプライベートレッスンである。
Kちゃん、そして私も小腹のすいた4時とあって、
贅沢にも、とらやの羊羹を厚めに切って、緑茶で一休み。
「日本人で良かったぁ~」
こっくりとした老舗の小倉あんのせいなのか、話は平安時代へさかのぼり
古典のクラスの話になった。
S校で去年まで教頭だった先生が、一度退職されたものの
また教鞭をとられているそうで、(きっと人気がある先生なんだろうな~)
とにかくその先生の授業が面白いらしい。
「『未然形』は後ろに「ず」「ぬ」「ば」が来るときの活用形」
「『ず』『ぬ』『ば』!!ズンバ~ッ!!」
と叫んで踊ってくださったそうで。。
あまりの衝撃に「未然形」は一生忘れられないくらい覚えたっ!とKちゃん。
「先生、また踊って~」との生徒からのリクエストが続いているとか。
私はまた勝手に想像させていただいて、
教師生活40年の先生がスーツ姿で”ZUMBA"を3秒間くらい
踊っている様子を何回もリプレイ。
そんな先生是非お会いしてみたいなぁ~。
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効率の良い学習方法として
インパクト・リピート・プラクティス
(インパクト・反復練習・実践)
つまりは、衝撃的なインプット→定着のための反復練習→実用
がよく知られているが、
指導する立場としては、最初の「インパクト」が一番大事かなと私は思う。
反復練習や実用は本人の努力次第の部分もあるけれど、
「インパクト」:習ったその時の刺激の大きさは、刺激を与える側が工夫するのだから。
この数ヶ月、テレビショッピングを賑わせているエクササイズDVDの
"ZUMBA"を見て、「ず」「ぬ」「ば」に繋がった先生素敵!!
"ZUMBA"をテレビで見れ「ば」、「ず」「ぬ」「ば」未然形!
を考え「ず」にはおら「ぬ」
わたしも一生忘れられそうにないな~。すごいわ。