次なる港は、、、。

おいらちょっくら行ってくる、、。

イギリスで離婚、日本への届け出

2015-04-25 08:04:48 | 日記

なんだかすっかり忙しくて、ブログもまともに書けてないのですが、その割には寝すぎています。単に怠け者?!

さて今更ですが、先月(3月11日)にイギリスで私たちの離婚が成立しました。

Tiを妊娠しているころくらいからRさんの自分勝手が堪え難い状況が何度かありましたが、まあとりあえずはなんとか乗り切ってきたのですが、2012年の秋くらいからもうとても一緒に暮らせないという状況になってきて11月に別居して、2013年9月に大きなもめ事がおこり、わたしのほうで、もう完全に無理と思って子供のこと以外はいっさい縁をきる決断をしました。このあたりは非常にいろいろは意味で難しい時期でした。まだすぐに離婚しようとは思いませんでしたがその後のRさんの言動から2014年の4月頃に離婚を決意し、とりあえず弁護士に相談に行きました。こちらの離婚は裁判所に申し立てをするのですが、Rさんにも書類を出してもらったりしなければならず、絶対にシカトされると思い、自分でやるのは難しいと判断。弁護士を使うのはかなりの出費になるけれど、離婚のみのシンプルなプロセスならば、全部の見積もりがでて、払えない金額じゃなかったのでお願いすることにしました。再度8月に弁護士に会いに行き、プロセスを開始してもらうようにお願いしました。

案の定Rが書類を送り返さなかったようで、11月くらいまで滞っていたのですが、さすが弁護士。しかるべきプロセスののち、Rからの承諾も書類の返送もないまま、仮離婚の申請にふみきり、仮離婚の成立の知らせは年始に日本から戻って家に帰ったら郵便で届いていました。そこから6週間待って(これは決められています)、3月に弁護士からメールがきていて、「仮離婚成立から6週間経ったので最終段階の申請をしますがよいですね?」という連絡があったので「お願いします。」と返信しました。それから1週間くらいしたら、最終離婚判決といいましょうか?こちらではDecree Absoluteというのですが、それが弁護士から郵送で送られていました。離婚が成立していたのはその1週間くらい前、弁護士からメールがあってすぐに成立したようでした。

離婚は私が申し立てしたので、勝ち取った形となり、周りの人には「おめでとう」とか「よかったね。」とか言われましたが、最初に離婚の用紙をみたときに、いつどこでした婚姻が無効になりました、といった感じの文章が書いてあり、それを見た瞬間結婚した日のことを思い出したら、短かったなあとちとしみじみ悲しくなったことは確か。結婚したときは離婚しようと思って結婚したわけじゃないし、それなりに幸せだったと思うので、うまくいかなくて残念だったな。と思いました。Rさんはきっと簡単に新しい相手を見つけて楽しくすごすだろうが、私はきっとこれから一生独身で一人で寂しく死ぬんだろうなとかそんなことも思いました。

さて、それはいいとして、その後の日本での手続きにかなり手間取っているのです。あらためて日本の役所関係の厳しいこと、イギリスの対応のいい加減で遅いことを思い知って、日本のほうでは結婚届を出さなきゃよかったとか、名字を変えなきゃよかったとかいろいろ後悔しているのでございます。

まず、イギリスの結婚が集結した10日以内に在英日本大使館に届け出をすることになっているそうで、離婚届とか、日本の戸籍とか、こちらの離婚判決(Decree Absolute)に英国の書類は翻訳をつけて提出と、まあそんな感じになっていて、戸籍は実家の母に頼み、日本から送ってもらい、それが一番面倒なことだと思っていたら、Decree Absoluteも原本2つ提出になっていて私1つしか持っていないと思い、大使館で聞いてみたら、裁判所に頼めば出してもらえますと。裁判所に電話したら書面が必要だからメールでといわれてメールして、電話をもらい手数料10ポンドの支払いをしたのも3月のことでしたが、自分でオリジナルを1部キープしたかったので2部頼んだのに、1部が家ではなく弁護士に送られて、再度メールでもう1部送ってくれと書いたがずーっと返事が来なくて、裁判所に行っても誰も窓口であってもらえず電話して、やっと2週間近く経ってから返事が来て、また支払いをしてくださいというので、カード払いするから電話くれと返信したら、そのまま連絡がなく、その後何度も連絡したら「もう郵送しました」と?それで探してみたら、同じフラットの別の人の郵便とかジャンクメールのところに埋もれていたのでこちらはやっと最近解決しました。

そしてもっと面倒なのが、Rがしかるべき書類を返送しなかったため、日本側で「元夫は離婚の裁判があったことを知っているのかどうかがわかる証明が必要」と言われ、Rが手紙でも書いてくれれば一番楽なのですがそんなことは絶対しないので、そこがネックとなり、大使館の戸籍担当の人にかなりご迷惑をおかけしながら、必要な書類を集めているというのが現在の状態。

その最初は、弁護士にお願いして、Rの承諾なしで離婚を勧めたときに彼女が裁判所に送った書類のコピーと裁判所からそれをうけた承諾を全部もらい、それを大使館に持って行き、そのなかから、弁護士が確実にRが離婚のことを知っているという証拠的なものをいくつかあげていたものを大使館の担当の方がコピーして、家に帰ってから数日かけてその文書に対する翻訳をメールで送り、それを大使館の人が日本のお役所とやりとりしてくれて、最終的にあと2つ書類を出してくれと言われたところまできました。

1つは、裁判所がそれではRが知っていると見なして書類なしで離婚をすすめましょうと決めたときの判決書に裁判所のはんこと日付がないからそれをもらってほしいというのと、裁判所からこの離婚は法律的にどこのなに条に基づいて成立させたかということを記載したレターをもらってくれというような内容で、その時まだ判決書のコピーをもらうのでさえ苦労していたので、げー、と思ってしまい、いい加減で対応の遅いイギリスの裁判所と、細かくて厳しい日本の役所の間の挟まれてすごいストレス、、、と思っておりましたが、とりあえず最初の書類は(はんこのついたやつ)弁護士のもとにあったのですぐもらってきて、戸籍や離婚届とともに既に大使館に提出して、あとは後者のレターを待つのみのところまでは行きましたよ。後者のレターに関してはメールで裁判所にお願いしていますが、裁判所に電話でも説明したら、私がリクエストしたメールは裁判官に転送しておくから来週また電話くださいと言われたので、今回はわりときちんと進めてくれるかなあと期待しておりますが。

と、まあそんな感じですが、あとは名字も、離婚してから3ヶ月以内に戻す申請をしないとあとは家庭裁判所にいかないとならないそうですが、名字もどしたらTIと別姓。TIと別戸籍。これもネック。Tiは別に日本に暮らしていないのだから、日本側の名字はあまりTIの生活に関係ないし、それならTiの日本の戸籍での名字も私の旧姓に変えちゃいたいところですが、今それをやるにはRの承諾が必要だそうだから無理。もしかしたらあとから家庭裁判所にいったら、お子さんともども名字を変更できる可能性もあるかも???という大使館の人の一言で、とりあえずはこのままにしておいて、今度日本に帰ったときに家庭裁判所に問い合わせてみるかなあとも思う今日この頃です。

でもRも私も財産(お金とか家とか)まったくないからその辺離婚は簡単だった。お金のある人たちはここを決めるのに非常に時間がかかるらしいから。

あとは子供の件、これは、別で私が年末に裁判の申請を送り、毎月のように裁判していますが、まったく進展なし。こちらはあまりにもお金がかかりすぎそうなので不可能ということで残念亜柄弁護士には頼めず、申請から裁判の出頭もがんばって自分でやっていますが、何も決まらないまま私の有給休暇が減って行くて感じ。

イギリスだと私たちの場合はTIの親権が共同親権となってしまっているので親権はとれません。せめてRがTiを連れて行く日がぐちゃぐちゃにならずきちんと決まった日にしてほしくて(Rはわがままだから自分の都合で連れて行くため非常に迷惑しているので) その件と、日本への一時帰国にTIを連れて行かせてほしい、Tiのイギリスのパスポートを返してほしい等で裁判の申し立てをしましたが、2月19日の裁判初回からRが「仕事で来れないから日程を変えろ」といいやがり、結局日程変更はかなりお金がかかることが判明したので、そのままRなしで行われ、2回目3月12日はきたけれど、TIの英国パスポートは「探したんだけどないんだよね。持ってないと思うよ。そっちにあるんじゃないの?」とのたまわるし、3回目の4月15日の裁判は、すっぽかし(多分日にちを間違えたと思われる)。結局何も進まず。こちらは、はまだまだ続きそうでございます。

 

※補足がいくつかありますが時間がないため後ほど。

 

※補足(4月29日)

レターの件その後。裁判所に問い合わせたら27日にレターを送りましたって言うんで、それじゃあ今日届くかなと思って家に帰ったら届いていたんです。結構早く対応してくれたなと思って、封をあけてびっくり。「あなたのリクエストは無意味です。離婚判決がでているのだから、そのような手紙を出す必要はありません。」という内容の手紙で、リクエストした手紙はなかった!!


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1 コメント

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Unknown (けいこ)
2024-03-06 00:35:20
私も離婚を申請したばかりです、イギリスでの離婚は大変です。

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