6月16 日水曜日の港:地元南ロンドン、西ロンドン、中心地 (Covent Garden、Herley street)
6月16日を耳の日と名付けたい今日この頃。
この日たくさん予定があってあちこち出かけましたがちと朝無理しすぎて1日失敗な感じ。
まず、このブログに書いた通り今耳が辛いことになっていて(昨年10月頃に始まった耳鳴りが悪化、大きな音に敏感、2週間前からの耳閉感、そしてこの耳閉感のおかげでなおさら音が聞きにくい)ちょっとこのままSt Gerge's Hospitalの9月末のアポまで放置したら後悔するのではないかと言う気になったので東洋医学と西洋医学両方のお世話になってみることにした。そしてたまたまそのアポが2つ同じ日になったのでした。
1。午後2時から西ロンドンにて
日本人の先生の整体と鍼治療
2。午後6時から、なんと、イギリスで「医者になったらHarley streetを目指せ」と言われている超高級医療ストリートHarley streetにある、Audiovestibular Clinic (日本語訳がわかりません。耳の聞こえに関する専門医ということみたいなのですが)
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1。は職場のボスが仕事の関係者から聞いて教えてくれた先生でしたー教えてくれた人はいろいろ試したけど一番よく聞くとおすすめしてくれた先生でした。1時間くらいの治療で50ポンドでした。おそらく平均的なお値段だと思います。スポーツマッサージ、整体、鍼治療を組み合わせた治療ー治療はよかったと思う。
2は、めちゃめちゃ高かった。1時間ちょっとの問診と簡単なテスト数個で480ポンド(7万3000円くらいー日本の耳鼻科だったら数千円だろうなあ、、、)。Harley streetだから高いんでしょうと皆に言われたが、他でもプライベートのAudiovestibularは調べた限り同じくらいかもっと高かったのです。
そんでもって、実はこの予定が入る前に、私はうちから南に2駅くらい行ったところにあるジム(私が入っているジムの支店で今の家から一番近いところで、午前11時からのアクアビクスのキャンセル待ちと12時からの水泳(レーンスイミング)を予約しておりました。
で、朝になったらアクアビクスの予約がキャンセル待ちから予約確定になっていたんです。
1(2時のアポ)と2(6時のアポ)の間に時間があるのですが家に帰るほどの時間もないので、時間潰しセンターの方にあるジムの支店に行って時間潰そうと思ってどの辺にあるかとか調べておりました。夜遅く戻るのだったら朝から出たくないと思っていたので、アクアビクスはキャンセルするつもりだったんですけど、いつもあっという間に予約取られてしまいこの数週間全く最予約取れなかったので、せっかく取れたんだからアクアビクスだけ行こうかどうかずっと迷っていましたが、もう出なきゃいかんという時間にキャンセルしようとしたら、アクアビクスが携帯のジムのアプリの中の予約できている項目の中から消えていました。これは実はクラスがキャンセルになったからだったのですが、私はどういうわけか、予約時間に近くなると予約のキャンセルができなくなるシステムなのでそれと勘違いをしました。それで、「ああ、もうキャンセルできない、No showしたら他に待ってる人に申し訳ないからやっぱり行こう」、と思って行きました。着替えてプールサイドまで行ったらクラスがなかった。ジムのスタッフがいたので聞いたら「インストラクターのお子さんが具合が悪くなってキャンセルになったんです。電話とかメールで参加者全員に連絡したのですが来てませんか?」と言われました(電話は来てなかったけど、あとでメール見たらメールは来てました、、、)
せっかく無理してきたのにアクアビクスキャンセルかよ、と思って、ほんの少しだけ泳いでジャグジーとスチームルームもぱぱっと入って帰りました。本当はそのままの一の整体に行く予定でしたが、クラスがなかったため、少しだけ時間に余裕ができたと思って一度家に帰ったんです(長旅なので本とか携帯のバッテリーバンクとか持ってくつもりが忘れたので取りに戻りたいというのもあったので)で、その前に銀行に用事があって寄ったりしたら少し遅くなって家に帰っても15分くらいしかないなっていう感じになり、急いで支度をし直してまた出かけましたがちと出るのが遅くなってしまいました。
てところなんだけど、このバタバタ感で大きな失敗をしました。
一度パソコンのGoogleマップとかで行き方調べていたのですがはっきり覚えていなくてまた電車に乗る前(地下に入ってネットが使えなくなる前に、、、設定によっては使えるはずなのですがうまくいったことがなかったので)に調べておこうと思って、整体の先生からもらった住所をコピーペーストしてiPhoneのマップに貼り付けようと思ったら、どうしても住所だけできなかったりして、結局郵便番号だけで検索してしまい、そこで、出てきたのが、セントラルラインのとある駅から、歩いて18分(バスにすぐ乗れたら2ストップで徒歩13分)と出たわけです。
なのでセントラルラインでずっと向かったのですが、近くまできてちょっと遅れそうだなと思ってメッセージを送りましたが、その後電車が分岐点で違う方向に行ってしまったので、どうしたもんだかと思って引き返したりして、さてその時に整体の先生に最寄りの駅とかバスとか、ここでいいんですよね?てメッセージ確認したら全く違うライン(ピカデリーライン)の全く違う駅でした。そこから徒歩5分とおっしゃる。徒歩18分より徒歩5分の方がいいし、確かにそう言われたら最初調べた時ピカデリーラインだった気がするので方向転換してどこかでピカデリーラインに乗り換えようと思い、地下鉄のマップをみて見ました。私が降りようと思っていた駅の1つ前の駅で乗り換えられるように見えます。少し転線が書いてあるからちょっと歩くのかもしれないけど、、、、。ちなみに元もと目指していたセントラルラインの駅も、基本的に近くではあるので、どっちからでもいけるということだろうかと思いました。で、隣の駅で降りて駅の売店のおじさんにピカデリーラインの駅に行くにはどうしたらいいのか聞くと、そこの歩道を渡ってどっちに行って、歩けば7、8分、バスに乗ればすぐだよと言われたのですが、それでもあまりよくわからないのです。一度戻っておじさんに聞いて、もう遅れていたのでタクシーに乗りたいと思ってタクシーはどこから乗れるのか聞いたら、「その辺に電話番号がある」と。ああ、ミニキャブを電話で呼ばなきゃならないのか。そうするとキャブ待ち時間もあるなあ。もっと遅くなるかも、、、。そしてバス停まで戻って、バス停にいた若い女性に聞いたら、バス乗っていけるよと。でも調べてくれたらバス9分待ちだそう。落ち着いて地図を打ち込んで歩いて駅に行けば良かったのかもしれませんが、もうパニクっていてどうしていいのかわからなくなり、元々行こうと思っていた駅に戻ることにして(ある程度調べていたし)そっちに行きました。駅でたらそして目の前にすぐバスがいたのでそれに乗って2ストップ行き、そこから13分歩けという道を歩いたのですが、すごい野っ原とか草原とか川べりとかを歩いて、まじでこんなところの先に家があるのか?という状態。そして途中歩いていた道は、すごい山道しかも狭い車道でそこを歩いていたら、車のホーンを慣らされ「ここは歩くところじゃねえぞ」とか言われたりして、あらと思ってiPhoneの地図をみると確かに地図は並行して少し左にずれています。1台車が止まって中はお母さんと娘たちといった感じのグループでしたが、お母さんが「あなた大丈夫?どこに行くの?」と聞かれたので地図を見せたら、こんなところに行くの?とにかくここは歩行者は通れないわよ。公園の中を歩いた方がいいわよ」と言われ、横のやぶに入るのはちと抵抗があったので少し戻ったらのっぱらの入り口があり細い道があったのでこれだなと思ってずっと歩いたのですが、そのまま目的地に着いてみたら、何にもない草原の中でした。え?なにこれ?という状態。頭の中が真っ白でした。
ところで駅でウロウロ迷ってる時、すでに予約の2時を少し過ぎていたのですがその時に整体の先生に電話して、かなり大幅に遅れるので行っても無駄かもしれないと思って、次の予約が入っているか聞いたら「入っていないから大丈夫。でも3時くらいまでには施術を開始できればと思います」と言われて、あー良かった。どう考えても3時になることはないだろうと思っていたわけです。しかしこの時時計を見たら2時40分でした。そしてその草原で暑くなる太陽がギラギラ光る中で、ああ、やっぱり郵便番号だけではいかんと思って、一度テキストメッセージを全部NOTEにコピーしてそこから住所をコピーしてマップに貼り付けたところ、そこから歩いて18分のところでした。3時にギリギリ間に合うかも、とにかく行くしかないと思ってとにかくそこから草原の中を歩いたりしながら地図を頼っていくと、しばらくしてやっと住宅街に出ましたよ。そしてあと3分くらいで着くというところまできて、非常に困ったことが起こりました。iPhoneのマップが曲がれっていてるところがどう考えての誰かの家なのです。こんなところ曲がれないよと思ってどうしていいかわからずとりあえず道のあるところまで行くと、マップではすごく離れてしまうのです(GDSで位置がずれていたんでしょうが、、、)、だからそこから辿り着けなくなり、右往左往して、歩いている人に聞いてみました。男性2人連れで先に歩いている方の人に地図を見せて、住所の通りの名前を聞いたら「知らないなー。おい知ってるか?」と連れの男性に向かって後ろを向いた時に「あ、あれじゃない?」とその人が発見してくれました。すぐ目の前の通りだった、、、。いやー良かった。聞いてみて良かった。今度は番地が書いてなくて、先生の家の建物の名前しかなくて、困ったなと思ったらそれも目の前にありました。
やっと辿り着きました。2時間以上かけて。50分くらい草原を歩いて、、、。
3時ちょっと回っていましたがちゃんと治療していただけました。
ところで先生を紹介してもらったときに最初おばさんだろうと勝手に思っていたんですが、電話で話したら男の人だったからおじさんだろうと勝手に思っていたら若い先生で、しかも爽やかなイケメンでした。びっくりしました。イギリス人の奥様と移住してこられてまだはんとちょっととのこと。家の中はホテルのようにきれいでした。
とんでもないところに行ってしまった話をしたら「地図に最初の郵便番号しか入れなかったのですか?それじゃあ違うところに行ってしまうでしょう」と言われて、そりゃそうだよなと自分でも思いました。自分の家だって、最初のポストコードはその町のあたりは全部同じポストコードだし。多分もう1つのポストコードも入れたんだけど弾かれたからそのまま最初のポストコードだけ見てきちゃったんですね。まあそれも忘れていたので「そうですよね。」と思いながら、本当に、ぼけてたな私と思いましたが時間に余裕がないパニック状態だったのでとにかく最初からきちんと調べておくことと無理矢理ジムに行ったのがよくなかったのだと反省しておりました。郵便ばんぼうはね、前にTiとコロナのテスト受けに行った時に、全部住所入れたら、Mapが勝手に勘違いして変なところにたどり着いて郵便番号だけで検索し直して正しいところに行ったことがあったからそんなことをやってしまったのかもしれません。よくわかりません。あまり携帯に頼らずに先にパソコンで調べたり、行き先について聞ける人がいるならせめてどこの駅からどのくらいとかくらい聞いておくべきだした。
そんなわけで耳鳴りのことなどを説明して、治療してもらいましたが、1時間以上遅れた上に、もう汗だくで本当に背中とTシャツが汗てびっしょりだったので、ほんと触るの気持ち悪かったんじゃないかと思って申し訳なくてずっと謝ってましたが、「全然大丈夫ですよ〜」といいながら、テキパキ、整体、スポーツマッサージ、鍼を色々駆使しながら治療してもらいました。一応耳鳴りに効くかどうかはしばらく通わないとわかりませんけど、血流とか神経の流れとかかなり悪いみたいなのでその辺少し良くなればと思います。かなり「おお、それは気持ちがいい」というツボと「ここは、いてて」というツボがありました。自律神経のツボに関して、右側を押されると死ぬほど痛かったので調子が悪かったのでしょう。左はそうでもなかったのですが、「かなりお疲れですね。」とのことでした。
さて1時間程度の治療で遅刻のお詫びに少しだけ多めに払って、今度は聞いていた最寄りの駅までマップで調べて行ったら、本当に徒歩5分くらいで駅に着いた。そこから東にずーっと電車乗り続けてコベントガーデンまで行きました。なんでコベントガーデンに寄ったかというと、コベントガーデンにジムの支店があることがわかってやっぱりそこに思っていたからなんだけど、また地図で見た通りに行ったら反対に行かされたりして戻ったりしてて、結局ジムに入れる時間15分もなかったので案内してもらってすごい勢いで水着に着替えて、1往復だけ泳いで、2分くらいジャグジーとスチームルーム使ってすぐ出て、コベントガーデンの駅に戻りました。よく15分で全てやったなと思いますが、化粧とかまともにできなかった。綺麗なジムだった。うちの近くのやつはタオルとか自分で持っていきます。入会したワンズワースの方はタオルの貸し出しあったけど、コロナの影響で今貸してくれませんが、コベントガーデンのはタオルの貸し出しありました。ロッカーも南京錠じゃなくて、暗号式のだった。ちと高級な感じです。
それから、電車乗ってOxford circusに戻り、そこからHerley streetを目指しました。本当に私の職場の近くだった。朝ごはんしか食べてなかったので腹べこになり、歩く道すがらItsでお寿司を少し買って公園で5分くらいで食べて医者に行きました。
高級感漂う建物にある高級感漂うclinicでした。一瞬金持ちにでもなった気分でした。受付で話をしているときに私の先生(中東系のおじさんでした)が迎えにきてくれたので連れられて地下の診察室に行き、耳の症状とか、コロナに感染したこととか、それから喉がずっと痛いとか、耳鳴りは10月からだとか、2週間前から耳が塞がった感じがして聞こえが悪くなったこととか敏感もひどくなったこととか色々説明して、助手の人(中東系のちと若い女性)が到着して、簡単に耳の中をまず見て、耳垢はそんなにないね。テストしましょうか、と、ヘッドフォンとかイヤホンとかつけて、聴力テストみたいなのを何パターンかやりました。
テスト結果なんだけど、意外なことに、耳鳴りなどに悩まされている右耳の聴力その他、テスト結果全て良好(若干悪いそうですがまあ普通レベルだそうです)。その代わり、左耳が聴力その他全て結構ダメだったそうです。そんじゃなんで右に耳鳴りだろうと思ったんだけど、まあ脳が全体的に感度を上げてるのかもしれません。でも考えてみたら左は前から悪かったんじゃないかしら。若い頃から左で電話聞き取れなくていつも右耳使ってたから、、、。でも最近右も使えなくて左使ったりしてるんだけど不便ですね。右はもしかしたら音が聞こえないから電話で使わないのではなく、敏感だから怖いからかもしれません。うっかりスピーカーにして耳にづけて対応してしまい、音の大きさに飛び上がるほど耳が痛くて辛かったことが数回あったので、、、。
で、結局なんだったのかわからない。日本だと難聴の場合ビタミン12とかステロイド剤処方してくれたりするみたいだけど特になく、鼻スプレーをするようにというのと、頻繁に耳抜き?(鼻をつまんで鼻を噛むような動作)と、スチームで鼻の通りをよくするように的なことです。あと先生の診断によると耳の筒が詰まっているだろう、かつ、その中にある小さな骨が機能しない可能性もあるのでC Tスキャンして確認、場合によっては手術っていう診断でしたが、もう高いお金払えないので、全部GP(国営の方のホームドクター)にレター書いてそっちからやってもらえるようにしてくださいと頼みました(その場合はお金かからないので、、、)。あとは病院のアポも9月の末にありますし、この先生この病院でも働いているので、緊急なものはないのでフォローアップは病院のアポで大丈夫ですとのことで、あとはレポートを数日後にメールで送ってくれるということだったのでアポは終わりました。トータル1時間20分くらいだった。この時間で480ポンドって弁護士より高いなーとか思ってしまいました(コンサルテーションは200だったのですが後は検査代、、、前払いしなきゃならなかったので前日払いましたが、そんなに高い検査代を取るような検査はされてないと思うけど、、まあ仕方ありません)。
帰る前に建物の中のトイレに寄ったんですけど、手を洗っていたら、男の人が入ってきて、その人私をみてびっくりして、あれ?あれ?間違えたかなと言いながら出て行こうとしたのですが、確か男女兼用のサインがドアのところにあったと思うので、「多分間違えてないと思うよ」と言ったら、その人も「ああ、本当だ、間違えてなかった。」と言って戻ってきて横のシンクで手を洗い始めましたが、私に「君はスタッフか?」と聞いてきたわけです。どう考えてもこの金持ちクリニックに来る人に見えないからなかなー、それともアジア人だからか、それとも黒の上下にクリーム色っぴカーディガンとなんとなくスタッフぽい格好だったのだろうか、、、。「いや、スタッフじゃない」というと「患者か」というので、「そうです。ちと耳に問題があって」と言ったら「俺もだ。患者だ。耳に問題あって。お互い辛いね。お大事に。」と言って去って行きました。後から帰るときにものすごい豪華な待合室にこの人とこのファミリーみたいなのがたくさん(奥さん、子供、お母さんかなと思われるような色々な年齢層同じような人種の人たちがいっぱいでした。中東っぽい感じだった。お金持ちファミリーそうな感じでした。
そこはその家族がいたから撮影できなかったけど、もう一つの待合室は撮影してしまいました。なんか普通のNHSとかの病院の待合室と全然違うので、、、(後で写真載せちゃいます)
さて、この日めっちゃ暑かったので、やっとフリーになった私はビールでも飲んで帰りたいなあと思いましたけど、一人だったし、職場の近くだったので職場のレストランに寄りました。ここだったら、働いている人みんな知ってるわけなので、一人で行っても寂しい思いをしなくても済むので、、、。まあまあ人は入っていたようなのでずーっとみんなに話しかけるわけには行きませんでしたが、ちょこちょこ耳の話して、ビール飲んでちょっとオーダーして(サービスで出しててくれたものもあったので)その辺をいただいて帰りました。
えらい長くなりました。あれから1週間経ちますけど、特に症状変わりません。辛いなー。もう。