日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

急展開

2018-03-30 23:57:25 | 旅日記
都心の桜は遠目に見ても散ったと分かるようになってきました。もはや散るべき花もないということか、花吹雪も昨日に比べて控えめでした。あの凄まじい花吹雪を考えれば当然の結果ともいえますが、一昨日まで満開だった桜が、わずか二日でこうなると誰が想像できたでしょうか。自身知る限りでは空前といってよい早さです。
とはいえ、連日の汗ばむ陽気が一段落し、朝方はやや肌寒く、日中は清々しく感じる気候でした。空の青さも週内では一番でした。この青空があと二日早ければと仮想するのは人情ながら、有終の美を飾れたことにむしろ感謝したいというのが第一です。

一区切りついたところで週末が来るという流れは理想的ですが、土壇場で急展開がありました。結論から申しますと、明日から北陸へ舞い戻ります。
昨日までは北陸の「ほ」の字も頭になかったのです。ところが今朝方何気なく調べたところ、富山の開花が大幅に繰り上がり、早くも満開間近との情報が入っていました。夜にはさらに一変し、北陸各地で続々開花が始まって、週明けにはかなりの場所で見頃を迎えそうな情勢になっていました。最新の予想によると富山の花吹雪は4月4日、つまり来週末には散っていることになります。これにより、北陸での花見を一週繰り上げるという選択肢が突如浮上してきた次第です。
昨日まで全く想定していなかったこともあり、予定はいまだ流動的ですが、またも車を置いて戻り、翌週末に復帰する可能性が濃厚です。前回の延長は天候の悪化を受けた苦肉の策でしたが、今回は北陸から高田、さらには信州へ転戦することも視野に入れての布石という意味を持っています。飛騨へ向けて出発したのが二月の下旬、それ以来延長に延長を重ねて、いつ完結するのかも分からなくなってきましたが、ともかく二週ぶりの活動再開です。
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