日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い北陸へ 2018完結編 - 帰着

2018-03-19 00:14:34 | 北陸
帰宅しました。実は、予報通りに気温が上がって花粉の飛散がひどくなり、日中はくしゃみと鼻水が止まりませんでした。帰りの車内でもなかなか症状が収まらなかったため、戻り次第何はさておき一風呂浴びて、全てを洗い流したい気分でした。只今風呂から上がってようやく落ち着いたところです。
昨日眺めた立山連峰は実に見事でした。ところが今日は花粉に手ひどくやられ、さらに午後から日が陰り、明日以降の天候も絶望的という情勢に一変して、どのように収拾するか思案の末、さらに一回延ばすという決断をしました。その時点で再開後の妙案があったわけではなく、苦し紛れに延ばしただけというのが実態ながら、二週延ばして月末に再開することを思いつき、これで再び面白くなってきた感があります。

最新の開花予想を見てみると、北陸三県の中では富山の開花が最も早く、松川が3月31日、高岡古城公園が4月1日となっています。つまり、二週延ばしたとしても咲き始めを辛うじて見られるに過ぎず、見頃はさらに一週延びるということです。それではどこが見頃なのかと調べてみると、東では北関東、西では京都あたりになるようです。京都で花見ができるとすれば、千載一遇の好機といえます。
土曜の宿泊は到底無理そうな状況ながら、日曜には多少の余裕が出てきます。たとえば高岡から一日かけて長浜か彦根あたりに移動し、翌日琵琶湖に沿って南下しつつ京都へ向かい、月曜に花見をして帰るのは一案でしょう。もちろん京都から自走で帰るのは厳しいため、米原に車を置いて一旦帰るのが前提です。これは、翌週末に北陸で花見をしつつ戻るための布石でもあります。
過去の花見の例からしても、いくら皮算用をしたところで思った通りに運ぶ可能性はまずありません。しかし、春分から今週末の日程を無理にやり繰りして戻るより、一週飛ばして月末に再開した方が楽しめそうなことは明らかになってきました。屋内の駐車場が一週間まで無料になるという恩恵を活かし、あえて一週見送る方向で固まりつつあります。

完結編などと題しながら、いつ完結するかも分からなくなってきました。しかし、桜が咲いて春分も過ぎる以上、もはや早春とは言い難いわけであり、少なくとも早春の旅としては今回で完結することになります。再開するときには花見の旅になっているかもしれません。
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