日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 帰着

2018-03-11 23:57:34 | 北陸
帰宅しました。ほぼ初めてといってもよい能登の旅を振り返るなら、とにかく遠かったの一言に尽きます。自動車専用道路が縦横に巡らされた半島の地図を見て、これなら奥能登にもすぐ着くだろうと思っていました。しかし、道は非常によく整備されているにもかかわらず、走っても走っても一向に着かないのです。一気に走った帰りが特に長く感じられ、輪島から高岡まで二時間以上もかかってしまいました。あの道をもってしてもこれほどかかるということは、かつては陸の孤島だったのでしょう。佐渡を彷彿させる離島のような雰囲気も、宜なるかなと納得させられた次第です。
四週目に突入する北陸の旅も、次回がいよいよ完結編となります。今週末の天候がよろしくなく、週明けに晴れてくるというのが最新の予報で、少なくとも後半の天気については期待してよさそうです。有終の美を飾ることができれば幸いに思います。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - はくたか578号

2018-03-11 22:44:21 | 北陸
首都圏色のキハ47に一駅だけ乗り、新幹線が発着する新高岡に移動してきました。最終の「はくたか」で三度目の一時帰京の途につきます。
金沢を起点にした過去二回に対し、今回高岡を選んだ理由の一つとして、駅に併設された駐車場が一週間無料になることが挙げられます。新高岡の駅前に駐車場を作って無料開放したところ、市内のみならず周辺からも利用者が殺到して、恒常的に混み合うようになったため、あちらを有料化する代わりに駅前の駐車場を無料にしたということなのでしょう。新幹線が北陸の交通体系をいかに歪めたかを象徴する事例です。
車があるにもかかわらず、一駅だけ列車に乗るとは一見すると面倒な話です。しかし、高岡から来る城端線は毎時一本以上運転され、それに加えて高岡駅からバスが頻発しています。在来線との接続すらしない上越妙高と別次元なのはもちろんのこと、青森から新青森へ向かうよりも便利です。しかも、高岡の駅前に車を止め、一杯やってから列車に乗れるという点では、新高岡を起点にするより好都合でした。市街に人の流れを呼び戻すための施策が、少なくともこちらにとっては有効だったことになります。

それはよいのですが、二つの失策を犯してしまいました。いずれについても、時間がないにもかかわらず、無理して呑み屋へ寄ったことに起因しています。
一つ目の失策は、切符も持たずに飛び乗らざるを得なかったことです。列車の手配を後回しにして呑み屋へ向かったことについては既に申しましたが、結局時間を目一杯使い切ってしまい、高岡駅ではそのまま列車に駆け込むしかありませんでした。それでも新高岡では10分の間合いがあるため、どうにかなるだろうと高を括っていたのです。ところが、あろうことか一つしかない窓口に三人も先客が並んでいて、しかもそのうちの一人がクレジットカードなどを使い出し、終わるのを待っていてはとても間に合わない状況に追い込まれました。やむなく販売機で買おうとしたところ、発車間際で発売が終了していたため、改札で事情を話してそのままホームへ駆け上がった次第です。
この焦りが二つ目の失策を誘発しました。改札内の認証機に駐車券を通さなければならなかったにもかかわらず、それをすっかり失念していたのです。そのことに気付いたのは、列車に乗り込み一息ついてからでした。やはり慌てるとろくなことがありません。当日中に通す必要はなく、戻ってきたときでも済むのは幸いでした。くれぐれも忘れないよう気を付けたいと思います…

★高岡2018/359D/2021新高岡2031/はくたか578(578E)/2324東京
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 居酒屋たかまさ

2018-03-11 19:15:19 | 居酒屋
能登から戻ってくる場合、金沢でも高岡でも時間と距離に大差はありませんでした。しかるに高岡を選んだのは、金沢に戻った場合はまたも野町に車を置いて「わり勘」へ行く流れとなり、さすがに芸がないと思ったからでもあります。趣向を変えるという目的に加え、新幹線に素通りされた高岡にせめてもの貢献をしたいという考えもあり、高岡で一杯やって帰れればと考えた次第です。
ところが、輪島の遠さは思った以上で、高規格のバイパスを行けども行けどもなかなかたどり着きません。帰りの列車の時刻から逆算すると、遅くとも八時過ぎには店を出る必要があります。車内を片付け、帰りの列車を手配するのにそこそこ時間が要ることを考えると、高岡には六時半頃までに着いた方が望ましく、七時を大きく回れば見送るしかなかろうと思っていました。しかるに想定していた六時半を回り、さらには七時が迫ってきました。十分な時間はない、ただし駆け足ならば行けないこともないという、何とも微妙な状況の中、むざむざ切ることもできずにそのまま駅まで走りきり、列車の手配は後回しにして「たかまさ」に駆け込むという顛末です。
安全策を採るなら見送りもやむなしのところ、あえて拡大策に走ったのは、金沢、富山に比べて再訪が困難という条件によるところが大です。駐車場に迷いなくたどり着ける状況だったことに加え、過去二度の一時帰京で仕度の要領がつかめていたという事情もあります。さらには駅の近くに何度か訪ねた店があり、おおよその品書きが頭に入っていました。これらの条件が一つでも欠けたり、到着が五分、十分遅れれば、一杯やるという選択肢はなくなっていたでしょう。まさに紙一重の決断でした。

時間が切迫する中で呑み屋に駆け込んだといえば、去年の初夏に「葉牡丹」を訪ねたときのことが思い出されます。30分しかなかったあのときほどではないにしても、今回の持ち時間は45分しかありません。注文は一度に済ませるしかなかろうと判断し、まず刺身、次いですり身揚、さらに豆腐のおでんを注文しました。しかしこの判断が必ずしも的確ではありませんでした。
刺身、豆腐に揚物という組み合わせは、「葉牡丹」のときと奇しくも同じになりました。しかしここでは突き出しがあり、刺身はサス、鰤、〆鯖、平目、白海老、鰯の六点あります。さらに、豆腐は半丁に大量の葱ととろろ昆布をかけたもので、すり身揚にいたっては二、三人で取り分けてもよさそうです。予想を超える分量により、時間内にいただけるかが覚束なくなってきました。
しかも誤算だったのは、それらがほぼ同時に出てきたことです。豆腐もすり身揚も温かいうちにいただかなければならず、さりとて刺身が最後に残るのも流れとしてはよろしくありません。皿が三つ並んで手元が散らかり、何をどの順番でいただくかが悩ましい中、列車の時間は次第に迫って、四の五の言わずいただくしかなくなってきました。このまま行けば酒が切れる状況ながら、もう一本追加する時間がないのは明らかでした。物足りなさはありながらも、残った刺身を酒なしでいただき、時間を使い切ったところで席を立ちました。

結果論をいうなら、刺身を半分ほどいただいてから豆腐を注文すれば、酒も時間も過不足がなく、腹具合としてもさほど不足はなかったのだろうと思われます。すり身揚までいただくなら、酒をもう一本いただいて、最後に味噌汁でもすすることができれば理想的でした。そのためにはあと30分あれば足りたでしょうか。わずかな時間を捻出できなかったばかりに、落ち着いて呑めなかったのが惜しまれます。
しかし、慌てると分かっていながら駆け込んだのは、この店で久々に一杯やりたかったからに他なりません。金沢と富山に挟まれ、なかなか足の向かない高岡だけに、今回行けるのと行けないのとでは大違いでした。短い時間ながらも再訪できたことについては満足しています。

居酒屋たかまさ
高岡市末広町42
0766-24-5745
1500PM-2400PM(日祝日 -2200PM)
正月休業

成政
突き出し(蕪あんかけ)
造り盛合せ
とうふ
すりみ揚
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 再々延長

2018-03-11 18:58:01 | 北陸
穴水からのと里山街道に乗り、そのまま能越道に入って高岡へ南下してきました。現在の気温は4.5度、日中の気温を含め昨日と大差はなかったものの、日射しがなかった上に風も吹き、とにかく寒い一日でした。晴、曇、雨の間を行き来する冬の気候に戻ったということでしょう。暖かい日が続いただけに予想外でした。

今回は高岡から列車で一旦帰ります。この時間に高岡まで来たということは、北陸道を飛ばして行けばどうにか帰れるということでもありす。それにもかかわらず再々延長を決めたのは、深夜の帰着が避けられないという事情に加え、有終の美を追い求めたからに他なりません。
出発からここまでに914kmを走り、通算20万kmまであと300km強となりました。このまま走れば帰着までに到達するのは確定的です。糸魚川と松本を経由して帰ると400km台の前半になり、おそらく甲府盆地かその前後での達成が予想されます。しかし、疲弊しきった深夜の長距離走行の最中に達成しても、実感を噛みしめる余裕などあろうはずもなく、記念撮影もままなりません。来週末と春分の日の谷間を休み、その間に少しずつ距離を重ねた方がよかろうと考えた次第です。
飛騨、福井、能登の順に渡り歩いて延べ七日を注ぎ込みました。さらに五日もかければ北海道への長旅以上の日数です。北陸にそこまで時間をかけることもなかろうと我ながら思います。しかし、間近に迫った通算20万kmの節目が、とことんやろうとする意欲を後押ししているのが真相です。1万km毎に刻んできた節目の中でも、20万kmの重みは全く違います。10年以上にわたる活動の集大成でもあるだけに、少しでもよい形で迎えられることを願っています。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 能登三井駅

2018-03-11 17:02:37 | 北陸
今日の天候では夕景に多くを期待することもできません。帰りに向けて粛々と移動しますが、一つだけ寄っておきたい場所がありました。旧七尾線の能登三井駅です。
輪島駅の跡地が道の駅になったことについては既に述べました。それ以外にも鉄道の遺構は至る所に残っており、ツーリングマップルにもその旨の記載があります。それをいちいちたどって行く時間はなく、いずれ再訪するときの課題にするほかありませんが、当時の駅舎が唯一残るこの駅だけは、今回訪ねておきたかった次第です。
当時の駅舎とはいっても、現役当時のままの姿で残っているわけではありません。近年改装されて外観が大きく変わったばかりか、待合室にも手が加えられていて、こうなる前に訪ねる機会を作れなかったことが惜しまれます。しかし、そもそも改装されたのは、今なおバスの待合所として生かされているからでもあります。今日は閉まっているものの、事務室の部分には喫茶店が入っているようです。かつての駅舎の健在ぶりを、むしろ喜びたいと思います。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - しばしの別れ

2018-03-11 16:21:23 | 北陸
漁港の周辺がとりわけ見所なのは分かってきました。しかし、残念ながら気付くのが遅かったようです。既に日は傾き始め、時折日が射しても陰になってしまいます。これ以上引き延ばすと帰りの移動も厳しくなってくるでしょう。未練を残しつつもひとまず輪島を後にします。
能登半島を旅するつもりが、実質的には輪島を訪ねただけといってもよい結果でした。しかし、それだけの価値はあったと実感できる場所でもありました。今のところ、さらに一週延ばして来週末に完結させる方針ですが、好天ならば戻ってくるにもやぶさかではありません。しばしの別れです。願わくはまた来週お会いしましょう…
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 入江

2018-03-11 15:12:23 | 北陸
三時が迫ったところで空が明るくなってきたため漁港に戻りました。日が射したのも束の間、再び厚い雲に覆われてしまったものの、上空の所々に青空が見えています。もう少し粘ってみる価値はあるかもしれません。
市街に近い河口を起点に、西の方へ弓形に延びていく小さな入江が漁港になっています。端から端まで歩けばざっと1kmほどになるでしょうか。かなりの長さの岸壁に漁船が隙間なく係留されており、昨日訪ねた金沢港より一回りか二回り大きいという印象です。入江を囲む小高い山の麓に家々が密集しており、その光景を対岸から眺めると、舟屋で名高い伊根の町のようにも見えてきます。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 風雨

2018-03-11 14:25:16 | 北陸
趣のある漁村の町並みが現れ、佳境にさしかかったにもかかわらず、またもや雨が降り出してしまいました。川沿いを歩いて市役所の駐車場に戻り、車内に逃げ込んだところです。
今度の雨は先ほどよりもたちが悪く、今の時点で30分ほど降り続いています。しかも時折風雨となって吹き付けるのが厄介です。予報はあくまで曇であり、にわか雨の可能性が高いため、もうしばらく粘ってみるつもりですが、三時までに上がらなければ撤退もやむなしといったところでしょう。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 漁港

2018-03-11 14:06:46 | 北陸
朝市のある中心部はよくも悪くも予想通りでしたが、川を渡ると再び面白くなってきました。橋の袂に漁港があって、いかにも漁村らしい町並みが周囲に広がっていたのです。瓦屋根と羽目板の民家は同様ながら、三階建てが多いのが特筆されます。橋の反対側がほとんど二階建てだったにもかかわらず、なぜこの一帯にだけ集中しているのかも気になるところです。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 雨宿り

2018-03-11 12:52:34 | 北陸
ひとしきり歩いたところで再び雨が降ってきました。港に面した公園に屋根付きの休憩所があったため、そちらを拝借して雨宿りをしているところです。
港を起点にして北東へ海岸線が延びており、晴れていればさぞかしよい眺めだろうと想像させられます。それとともに改めて思うのは、小浜によく似ているということです。市街の北の方に海が開けているところと、北西側より北東側の海岸線が長いところが、実によく似通っているのです。
それに加え、港に面した形で駐車場付きの広い公園が整備されているのは特筆されます。今は到底無理だとしても、暖かい時期ならここで車中泊もできそうです。ここから歩いて呑み屋へ行くこともできます。車中泊と酒場めぐりを両立できそうなところも、小浜と共通している点の一つです。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 能登の建築

2018-03-11 12:40:52 | 北陸
駅の東にある小高い山に登り、市街を短絡する形で北の方へ下りていくと、昨夜訪ねた「山海」のある路地に出ました。そこからさらに海側へ向かうと、古い民家が並んでいる一角が現れました。瓦屋根と羽目板の組み合わせが特徴で、羽目板は無塗装と焦茶か赤茶に塗られたものがおおむね半々という見当です。切妻を通りに向けたところを含め、佐渡によく似た景観ですが、当然ながらあちらとは一味違う独特さがあります。これが典型的な能登の建築様式なのでしょう。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 輪島駅

2018-03-11 11:02:13 | 北陸
市役所の向かいに無料の駐車場があったため、ここを拠点に町を歩くことにしました。まずはかつての輪島駅を訪ねます。
駅の跡地は道の駅に代替わりし、その一角にホームと線路の一部が残っていると聞いていました。交差点が今なお「輪島駅前」を名乗っていることについても。しかし、訪ねて初めて分かることもあります。バスの待合所と観光案内所が同居する建物には、「輪島駅」と一文字ずつ刻印された正方形の銅板がはめ込まれていました。電線を地中に埋めた駅前の街路も、当時のままというわけではなさそうです。つまり、駅が駅でなくなってから造ったものに、わざわざ「輪島駅」を名乗らせていることになります。鉄道の功績がこのような形で語り継がれているのは幸いです。
それはよいのですが先ほどから雨が降ってきました。出発前の段階では晴れると予想されていたのが、昨日の段階で朝夕だけ晴れるという予報に変わった後、今日は朝だけ晴れてその後曇るという形に変遷し、ついには雨が降ってくるという経過です。ただし、雨はしばらく降って止み、再び日射しが注いできました。晴れたり曇ったり雨が降ったりという、冬場のような天候に戻ったのかもしれません。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 新橋旅館

2018-03-11 09:00:35 | 北陸
昨夜輪島市街の雰囲気を離島の港町のようだと評しました。そう感じたのは、鉄道ではたどり着けない、北陸の他地域から隔絶された立地によるところもあります。それだけに、宿泊事情も未知数でした。一昔前ならともかく現地に乗り込んでみて、電話帳で宿を探していたでしょう。ところが今は、予約サイトで詳細な比較ができてしまいます。行きずりの宿に飛び込むという楽しみこそ失われたものの、便利な時代には違いありません。
予約サイトで調べた結果、輪島の市街から歩ける範囲の宿は四軒ありました。そのうち二軒は古い市街にある昔ながらの旅館、一軒はやや外れたところにある規模の大きい宿泊施設で、もう一軒はルートインでした。古い旅館に好んで泊まる自分にとって、実質的には二者択一ということになります。朝食付で税抜五千円の料金が決め手となって、「新橋旅館」を選ぶという結果です。
屋号はすぐそばに架かっている国道の橋にちなんでいるのでしょう。分かりやすい立地だけでなく、川の畔の静かな雰囲気は好ましいものがありました。加えてよかったのが朝食です。正方形のお盆に、少しずつ形が違う丸い器が九つ乗っていて、茶碗と湯呑み以外は全て漆器というのが心憎く、主役を張るふぐの一夜干しにも郷土色が感じられました。高山の宿にしてもそうでしたが、旅館の朝食にはビジネスホテル以上に土地柄の違いが出てくるものです。思わぬ効用に最近ようやく気付いてきました。
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春まだ浅い北陸へ 2018続編 - 二日目

2018-03-11 08:45:24 | 北陸
おはようございます。今回の北陸編では0時の看板まで呑むという流れが続いていて、昨夜も同様の結果に終わりました。人っ子一人いない朝市通りを歩いて宿に戻りましたが、無風にもかかわらずとにかく寒いのが印象に残りました。今朝も寒くて布団から抜け出せず、意を決して起き上がると七時半が迫っていました。すぐさま朝食の時間を知らせる電話が鳴ったため、それをいただき一風呂浴びてきたところです。
今日はまず輪島の町を歩いてみます。昨夜暗い中で歩いた限りでは、町並みの古さ、市街の広さ、港を囲む地形などが小浜に似ているという印象を受けました。朝市は観光客が多くて取り付く島もないと聞いていますが、少し外せば得てして穴場があるものです。訪ね歩けばおそらく昼過ぎまで消費するでしょう。そうなると半島の最北端まで行くのは難しくなってきます。仮にあちらの方で日が暮れてしまえば、帰りが厳しくなってくるため、これ以上北上せずに、昨日の経路を逆方向にたどっていこうかと思っています。

能登へ行こうと思い立った時点では、金沢を早々に出て海沿いを走れば、明るいうちに輪島へ着くかもしれないと皮算用をしていました。しかし金沢で予定外の足踏みをしたのが響き、はるかに手前の千里浜で日が暮れてしまいました。しかし、半島の広さからして、たかが二日で一周できるなどとは思っていなかったため、ある意味想定の範囲内ともいえます。来週末も晴れてくれれば、再挑戦するにもやぶさかでなしといったところです。
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