日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2017 - 晩酌

2017-09-18 19:50:27 | 晩酌
七時台から晩酌という異例の早い展開となりました。本日の献立はこちらです。
昨日は八時過ぎという決して遅くはない時間にもかかわらず、刺身がほとんど切れているという事態に遭遇しました。しかし、本日は七時という絶妙な時間に訪ねたこともあり、秋刀魚を100円引で押さえることができました。刺身用の切り身なら半額だったため、そちらに手が伸びかけましたが、素人がキャンプ用のナイフで切ったものと、本職による飾り包丁入りの刺身では当然味も違ってきます。初物ということもあり奮発しました。さらにはスルメイカの刺身も押さえ、本日は刺身が主役の献立です。
ちなみに、セイコーマートのフライドチキンも加えたため、今のところ五食連続でセイコーマートの世話になっています。続けることに特段意義を感じているわけではなく、フライドチキンもいただきたかったという単純な理由からです。しかし、今のところ100円惣菜が一度も登場していません。明日は釧路に泊まるため、早くとも明後日以降の登場になりそうです。

華みやび
サッポロクラシック
生さんま刺身
するめいか刺身
石狩漬
豆乳入りうの花
フライドチキン
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晩秋の大地を行く 2017 - 第二夜

2017-09-18 19:35:58 | 北海道
買い出しを済ませて萱野に戻りました。三笠に岩見沢という狭い範囲の移動にとどまったため、本日はわずか60km弱の走行でした。
道内第二夜の気温は13.5度、つまり昨日着いたときより数字では上回りますが、体感温度がむしろ低いことについては既に申した通りです。加えて雨が再び降り出し、強い風が断続的に吹いてきます。雨だけならまだしも、いつ突風に吹かれるかと気を揉みながらでは落ち着きません。昨夜に続いて貸切になったこともあり、今夜は屋内での晩酌となりそうです。
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晩秋の大地を行く 2017 - 北村温泉

2017-09-18 18:41:22 | 温泉
茜色の空を追って車を走らせたつもりが、空は再び曇り、やがては雨が降ってきました。夕景を眺めるという目的は果たせませんでしたが、それでも無駄足ではありません。温泉というもう一つの目的があるからです。「北村温泉」を再訪します。
三年前、萱野のライダーハウスに三連泊したことがあります。そのとき世話になったのがこの温泉です。海水を湧かしたのかと思うような塩辛いお湯が、轟々と掛け流されるのは気持ちのよいものがあります。久々に立ち寄れたのは幸いです。
ちなみに、日が傾いてから次第に冷えてきました。気温は昨日と大差ないにもかかわらず体感が違い、ここまで来る途中に窓を閉め切り暖房を入れました。関東は台風一過で酷暑になったと小耳に挟みましたが、こちらが逆に寒くなるとは不思議なものです。

★北村温泉
岩見沢市北村赤川156-7
0126-55-3388
700AM-2200PM(最終入館)
入浴料500円
泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)
泉温 43.9度
pH 7.12
湧出量 毎分1280リットル(掘削自噴)
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晩秋の大地を行く 2017 - 連泊

2017-09-18 17:13:00 | 北海道
さて、この展開を予想できた方はいらっしゃるでしょうか。萱野駅のライダーハウスに舞い戻ってきました。
この時期の北海道では、三時を過ぎると早くも日が傾いてきます。そうなると、手近なところで宿探しをしようという心理が働くものです。明日釧路へ行くことを考えると、今日のうちにある程度距離を稼いでおくのが賢明ではあるのですが、今日を早めに切り上げて、その分明日早く出発すればよかろうと考えました。それに加え、先ほどから強い吹き返しがくるなど、依然としてキャンプを張るには不安材料が残っているという事情もあります。明日ここから出発すれば、存続問題が浮上している富良野以遠の根室本線を、好天下で再訪できることもあり、連泊という選択に落ち着いた次第です。
今のところ雨は完全に止み、西の空は次第に晴れてきています。印象的な夕景に出会える可能性もあるため、買い出しと風呂のついでに西の方へ走ってみます。
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晩秋の大地を行く 2017 - 唐松駅

2017-09-18 16:30:06 | 北海道
日中の残り時間もわずかになってきましたが、続いては唐松駅を訪ねます。前回は夜間しか立ち寄ることができず、その前も夕刻だったため待合室は閉まっていました。そして今回、この荒天で開けても仕方ないと思ったか、残念ながら待合室は閉まっていました。これで待合室に入る機会を三回続けて逃したことになります。
しかしそれ以上に残念なことがあります。沿道に残った立坑に誇らしく掲げられていた「幌内」の文字が、崩れ落ちたか吹き飛ばされたか、ともかく「幌」だけになっていたことです。去年の五月に訪ねたとき、特に変わった様子は感じられなかったため、おそらくその後のことなのでしょう。もしかすると今日の嵐で吹き飛ばされてしまったのでしょうか。奔別の立坑と双璧をなす遺構だけに、その象徴ともいえる部分が損なわれてしまったのが惜しまれますorz
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晩秋の大地を行く 2017 - 一石二鳥

2017-09-18 15:34:46 | 北海道
延々四時間かけて屋内展示を見学し、さらに蒸気機関車が牽くトロッコに乗車してようやく終了となりました。
五時間半滞在した小樽市総合博物館には及ばなかったものの、屋外の車両をほとんど見ないでこれだけ時間を消費したのは、屋内の展示が思った以上に充実していたからでもあります。面積こそあちらには及ばないものの、北海道の鉄道史と蒸気機関車の二本立てに絞り込んで、それぞれを深く掘り下げているところがよく、10形式選ばれた北海道ゆかりの蒸気機関車が、15分の1の模型付きで解説されているのは特に秀逸でした。
二階では幌内線ミニシアターと銘打った映像資料の展示もあり、中でも圧巻だったのが「さらば栄光の幌内線」なる記録映画です。営業最終日に運転されたお別れ列車を、一駅ごとに空撮するという大がかりなもので、もの悲しい旋律が流れる中、悲壮感に満ちた語りがより哀愁をかき立てるという内容でした。15年も前に一度訪ねたことしかない、当時の記憶も薄れてきたと申しましたが、最も印象に残っていたのがこの映像です。改めて視聴しても、当時と同じ鮮烈な印象を残す秀作と思います。
加えてよかったのは、台風の影響で人々が出控えたか、来館者が皆無に近かったことです。四時間滞在したにもかかわらず、大半の時間は貸切同然で、心おきなく鑑賞することができました。見学している間に嵐も去り、まさに一石二鳥でした。
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晩秋の大地を行く 2017 - 三笠鉄道記念館

2017-09-18 11:43:27 | 北海道
道央にとどまったのは、釧路が遠いという単純な理由だけによるものではなく、本日の行動を視野に入れてのことでもありました。雨で終日使い物にならない状況において、唯一楽しめるのが屋内の施設です。そのようなときのために温存していた三笠鉄道記念館を訪ねます。
北海道の中でも、自身とりわけ多く旅してきた地域が空知であり、記念館のある幌内も毎年のように訪ねている場所の一つですが、屋内の施設はつい後回しになりがちで、15年も前に一度訪ねたことがあるに過ぎません。当時の記憶もかなり薄れてきたため、再訪するには今回がまたとない機会と考えました。去年訪ねた小樽市総合博物館に比べると、敷地にすれば半分ほどのささやかさではありますが、ここでしばらく雨風をやり過ごします。
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晩秋の大地を行く 2017 - 三笠駅

2017-09-18 10:32:30 | 北海道
三笠駅に立ち寄ったのはよいものの、風雨がいよいよ強くなってきました。何度も訪ねた場所ということもあり、屋外の車両は遠巻きに眺めるだけで済ませました。代わりに駅舎を訪ねてみて驚いたのは、中にはいわゆる鉄道グッズの店ができていたことです。その点数たるやかなりのもので、その道で広く知られた専門店には及ばないとしても、書泉グランデとは互角に渡り合っています。
かなり前から営業しているというのが店番の御仁の弁ではありますが、少なくとも自分が初めて訪ねた頃にはなかったと記憶しています。改めて見返しても、駅名以外の看板は何もなく、これでは見過ごしてしまっても仕方がありません。記念館がある幌内ならともかく、ここに店など開いて商売になるのでしょうか。狐か狸に化かされたかのような唐突さではありますが、記念に国鉄の制帽を買い求めました。
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晩秋の大地を行く 2017 - 本領発揮

2017-09-18 09:48:25 | B級グルメ
前回全く出番のなかったセイコーマートが、今年はいきなり本領を発揮しています。三笠のセイコーマートで朝食を買い、これで上陸以来四食連続の登場となりました。今朝はチキンたっぷりペペロンチーノと上海風焼きそばの組み合わせです。風が気になるところではありますが、旧三笠駅ことクロフォード公園のホームを拝借していただきます。
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晩秋の大地を行く 2017 - 出発

2017-09-18 08:45:52 | 北海道
管理人のお宅に挨拶してから出発します。毎年世話になっている萱野駅のライダーハウスですが、貸切になったのは久々です。かつての駅舎に泊まれて千円ならそれだけでも十分な価値はありますが、それに加えて貸切で、なおかつ嵐もしのぐことができたため、費用対効果は絶大なるものがありました。
この後道東からオホーツク方面へ北上し、旭川を通って道央に戻ってくるという流れになるかと思います。そうすると、道内最後の夜をここにするか、札幌にするかの二者択一になることが予想されます。札幌に一泊していきたいと思う一方で、ここをむざむざ素通りするのも惜しく、悩ましい選択になりそうです。
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晩秋の大地を行く 2017 - 三日目

2017-09-18 07:52:43 | 北海道
おはようございます。昨夜は日付が変わったところで切り上げるという、北海道の旅で最もよくある結果でした。その時点ではまだ一滴の雨も降ってはおらず、深夜も時折雨音が聞こえてくる程度でした。その後七時に目覚めると、雨も風も覚悟していたほどではありませんでした。昼過ぎに最も強まるようではありますが、現在地に関していえば、最大でも降水量が6mmで風速が7mと予想されています。二輪車にはひとたまりもないとしても、車ならどうにか移動できる程度で済みそうなのは幸いです。
東へ行くほど天候の回復が早いとの予報に加え、明日以降の天候にも鑑み、今日は道東へ向かって移動しようと考えています。日中がほぼ使い物にならないと予想される中、今日中に釧路まで走ることも一応可能な情勢ではありますが、連休最終日という呑み歩きには最も不向きな条件もあり、今のところ明日に延ばす方針です。
道東では夕方までに雨が上がる見込みとなっています。風さえ収まってくれればキャンプを張りますが、収まらなければ手近な宿へ飛び込むことになるかもしれません。
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