一昨日富山に泊まったときもそうでしたが、短い間隔で再訪し、訪ねる店まで同じということになると、今更撮るべきものもありません。今夜は手ぶらで出てきました。道中最後の夜を飾るのは「紋や」です。
先日の北海道編では釧路に三泊したにもかかわらず、新規の店を一つも試さず、既出の店で注文を変えることにより趣向を変えるという方針を採りました。その方針は福井においても貫かれます。まず刺身、次いで地鶏と油揚げをいただき、腹具合に応じてもう一品というのが、最も多く踏襲してきた手順のところ、今回は刺身から先を変えることにしました。しかし、変えるにしても悩ましい選択です。というのも、数百円台の後半でいただける地鶏と揚げ焼きに対し、他の品のほとんどは倍近くしてしまうからです。そこを奮発できるのは、道中最後の夜という大義名分があってのことですが、結果としては前夜の「浜長」よりも一回り以上高くなりました。この店が高いというより、あちらがそれだけ良心的というのが実態なのだとは思います。とはいえ、値段を気にせずいただける「浜長」と違って、ここでは取捨選択を考える必要があるのかもしれません。
器の小ささを露呈してしまいましたが、支払いを気にせず呑める店がよかったと思っているわけではありません。買っているのは安さではなく居心地であり、それが道中最後の夜ならなおさらです。ここで最後を飾れたことを幸いに思います。
★紋や
福井市中央3-4-6
0776-23-0040
1700PM-2400PM
日曜定休(祝日の場合は営業し翌日休業)
常山・早瀬浦二合
突き出し(玉子豆腐海苔あんかけ)
お造り盛り合わせ
万願寺ししとうのえびすり身いこみ焼
笹かれい一夜干し
出汁巻き玉子
塩うに(おごり)
先日の北海道編では釧路に三泊したにもかかわらず、新規の店を一つも試さず、既出の店で注文を変えることにより趣向を変えるという方針を採りました。その方針は福井においても貫かれます。まず刺身、次いで地鶏と油揚げをいただき、腹具合に応じてもう一品というのが、最も多く踏襲してきた手順のところ、今回は刺身から先を変えることにしました。しかし、変えるにしても悩ましい選択です。というのも、数百円台の後半でいただける地鶏と揚げ焼きに対し、他の品のほとんどは倍近くしてしまうからです。そこを奮発できるのは、道中最後の夜という大義名分があってのことですが、結果としては前夜の「浜長」よりも一回り以上高くなりました。この店が高いというより、あちらがそれだけ良心的というのが実態なのだとは思います。とはいえ、値段を気にせずいただける「浜長」と違って、ここでは取捨選択を考える必要があるのかもしれません。
器の小ささを露呈してしまいましたが、支払いを気にせず呑める店がよかったと思っているわけではありません。買っているのは安さではなく居心地であり、それが道中最後の夜ならなおさらです。ここで最後を飾れたことを幸いに思います。
★紋や
福井市中央3-4-6
0776-23-0040
1700PM-2400PM
日曜定休(祝日の場合は営業し翌日休業)
常山・早瀬浦二合
突き出し(玉子豆腐海苔あんかけ)
お造り盛り合わせ
万願寺ししとうのえびすり身いこみ焼
笹かれい一夜干し
出汁巻き玉子
塩うに(おごり)