一軒目を「平次」にするのは既定方針でしたが、二軒目についても腹は決まっていました。地下鉄に再び揺られてすすきのに移動、「ふらの」の暖簾をくぐります。
教祖があらゆる著作で激賞してきた札幌の店といえば「味百仙」ですが、訪ねた時間帯が悪かったこともあるのか、少なくとも自分の感性には響きませんでした。「あんぽん」「魚菜」もよい店ではあったものの、是非また行きたいと思うまでには至りませんでした。そのような中、唯一行きつけとして定着したのが「ふらの」です。
ただし、他の三軒に比べて酒と肴が突出しているわけではなく、むしろ地味といっても過言ではありません。それにもかかわらずこの店に落ち着いたのは、古い呑み屋小路の風情であったり、店主による付かず離れず適度な間合いの客あしらいが心地よいからです。つまり「平次」と同様、酒、肴より居心地を買っているということもできます。かような観点からすると、たらふく飲み食いするよりも、二軒目で軽く一杯やるのがお誂え向きなのです。
前回訪ねたのは北海道新幹線開業前最後の冬で、それ以来二年弱の無沙汰だったことになります。しかるにそれほど間が空いたような気がしないのは、この店の雰囲気が自分に合っているということでもあるのでしょう。教祖の言葉を借りれば札幌の「実家」ともいえます。ここを差し置いてまで他へ行こうとする動機はありませんでした。今年も一度とはいえ戻ってこられたのを幸いに思います。
★ふらの
札幌市中央区南五条西4
011-521-6611
平日 1700PM-2400PM
日祝日 1700PM-2100PM
サッポロクラシック
ひやもみじ
橅のせせらぎ
お通し(ほうれん草胡麻和え)
キングサーモン
自家製うにみそ
教祖があらゆる著作で激賞してきた札幌の店といえば「味百仙」ですが、訪ねた時間帯が悪かったこともあるのか、少なくとも自分の感性には響きませんでした。「あんぽん」「魚菜」もよい店ではあったものの、是非また行きたいと思うまでには至りませんでした。そのような中、唯一行きつけとして定着したのが「ふらの」です。
ただし、他の三軒に比べて酒と肴が突出しているわけではなく、むしろ地味といっても過言ではありません。それにもかかわらずこの店に落ち着いたのは、古い呑み屋小路の風情であったり、店主による付かず離れず適度な間合いの客あしらいが心地よいからです。つまり「平次」と同様、酒、肴より居心地を買っているということもできます。かような観点からすると、たらふく飲み食いするよりも、二軒目で軽く一杯やるのがお誂え向きなのです。
前回訪ねたのは北海道新幹線開業前最後の冬で、それ以来二年弱の無沙汰だったことになります。しかるにそれほど間が空いたような気がしないのは、この店の雰囲気が自分に合っているということでもあるのでしょう。教祖の言葉を借りれば札幌の「実家」ともいえます。ここを差し置いてまで他へ行こうとする動機はありませんでした。今年も一度とはいえ戻ってこられたのを幸いに思います。
★ふらの
札幌市中央区南五条西4
011-521-6611
平日 1700PM-2400PM
日祝日 1700PM-2100PM
サッポロクラシック
ひやもみじ
橅のせせらぎ
お通し(ほうれん草胡麻和え)
キングサーモン
自家製うにみそ