最盛期

八月に入るやいなや、早くも最盛期に突入かという異例の展開を見せています。次なる目当ては終焉迫る新潟の115系です。
一年前に訪ねたときも、正月に訪ねたときもなお健在だった115系ですが、直近の半年あまりの間に状況が一変しました。既に両数では新車が115系を上回っており、特に上越線からは一掃されて、信越本線、越後線でも日中走る列車の大半が新車に置き換えられています。終焉終焉と一年以上騒ぎ続けてきましたが、正真正銘の最期がいよいよ現実味を帯びてきたわけです。
現時点では、運用を事前に調べておけばある程度の捕捉が可能な状況ながら、来る11月にはさらなる運用変更が行われ、風前の灯に近い段階まで追い込まれるようです。稲穂の中を行く光景は今季が事実上の最後となる可能性が高くなりました。稲穂が色付くにはまだ早い時期ではありますが、去年は8月の下旬から9月の前半までことごとく天候不順にたたられ、その間に稲刈りが終わるという苦い経験をしています。もう後がない状況だけに、多少早かろうとも行くしかなかろうと考えている次第です。
幸いにも、直前で天気予報が上振れし、現地は二日ともおおむね晴れるとの予報になっています。関東、信州などは二日とも天候不順が予想されており、実際に晴れるかどうかは紙一重の情勢ではありますが、万一外しても翌週、さらには翌々週があります。稲刈りが終わるまでは新潟を最優先に活動するつもりです。