日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の会津を行く 2014

2014-03-15 23:07:06 | 居酒屋
二軒目はこれも毎度おなじみ「麦とろ」を訪ねます。「籠太」の後だけに、今回は軽く一杯ひっかける程度です。しかし、花見の頃には十中八九会津に舞い戻ってくるでしょう。そのときはむしろこの店が主役になると予想されます。桜が咲く頃にこの店で出る、こしあぶらの天ぷらが最高なのです。近いうちにまたお会いしましょう…

麦とろ
会津若松市栄町4-9
0242-24-9886
1100AM-1400PM/1700PM-100AM(日曜定休)

会津娘・どぶろく
お通し(厚焼き玉子)
身欠き鰊
味噌汁
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 21:23:22 | 居酒屋
会津に早く着ければ、久方ぶりに「鳥玄」で一杯やるのも悪くはなかったものの、開始がこの時間なら選択肢は自ずと絞られたようなものです。毎度おなじみ「籠太」で一献傾けます。
この店を訪ねるときは、前日か当日に電話を入れるのが常です。予約満席も珍しくない人気店だけに、振られてしまっては会津に足を運んだ目的の少なからぬ部分が失われてしまうからです。しかし最近、そもそも予約など必要なのかという疑問が湧いてきました。というのも、日頃自分が入店する九時過ぎならば、予約客もある程度引けてくるからです。かれこれ十年近く、年に二度か三度通っているということは、回数にすれば相当なものだというのに、九時を過ぎても満席だったということは、記憶する限りただの一度もありません。それにもかかわらず今回またしても予約を取ってしまったのは、この店で呑むのがある意味習慣に近いものとなったからでもあるのでしょう。
今回も店先には予約満席の張り紙が。しかし、自分と入れ替わるようにして大人数の先客が立ち去り、カウンターには先客が三人のみ。やはり、この店で呑むならお客が一巡した遅い時間が一番です。注文も半ば習慣化しており、いつもの品をいつも通りの順番でいただきます。

籠太
会津若松市栄町8-49
0242-32-5380
1700PM-2300PM(日曜定休)

飛露喜・七重郎・群馬泉・峰の雪
お通し(白和え)
塩豆腐
つくね・ねぎま
おでん
いかの塩辛
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 21:22:01 | 東北
その後常磐道と磐越道を快走して会津若松に着きました。20時過ぎという到着時間も、350kmという走行距離も、見事なまでに想定通りでした。勝手知ったる会津だけに、こちらも慣れたものです。
日中の青空は月夜に変わり、会津盆地を煌々と照らしています。それとともに気温は大きく下がって現在氷点下1度、市街でも所々に雪が残り、田畑に至っては真っ白です。積雪に関しては総じて控えめだった今季ですが、三月中旬でこれほど雪が残っているのは初めてかもしれません。
水戸では快晴下を一日歩き回り、軽く日焼けをするほどでした。要はそれだけ日差しが強くなってきたということです。そんな関東とは対照的に、会津の春はもう少し先のことになりそうです。
この後は一風呂浴びてから呑み屋街へ向かいます。去年の夏以来、半年以上の間が空いただけに楽しみです。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 17:10:24 | 関東
実に七時間を注ぎ込み、五時を回ったところで切り上げました。日没までにはまだ時間があり、何となればそれまで粘るにもやぶさかではなかったものの、これ以上引き延ばすと会津へ着くのが遅くなってしまうのです。
こうなると分かっていれば、いっそのこと日帰りにして、列車で乗り込み日没まで滞在した後、一杯引っかけて帰るという選択も悪くなかったということになります。翌日は翌日で近場の日帰りにすれば、何の不足もなかったわけです。これまでは、まず会津へ行くという目的があり、水戸の梅は極論するなら行きがけの駄賃でした。それが完全な主役となった今、会津のついでという発想を転換する必要がありそうです。
このような結果論はさておき、今回は事前に宿も押さえてしまったため、ともかく会津へ向かって移動を開始します。高速道をまっすぐ走って二時間、前後を入れれば若松市街に入るのが八時過ぎといったところでしょうか。そうすると、投宿してから一風呂浴びて、九時過ぎには呑み屋に入れるため、想定通りの時間配分となります。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 15:12:50 | 関東
三時を回ったところでようやく本園に入りました。広々して人出も適度な拡張部とは対照的に、観光客で常に混み合う本園ですが、梅の品種の豊富さにかけては、さすがは真打ちというべき名所です。時間配分からして、今更他の場所と掛け持ちするのも現実的ではないため、あとは日が傾くまで時間の許す限り滞在します。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 14:42:38 | B級グルメ
この先長くなると見込んで、本園へ入る前に露店で腹ごしらえします。間に合わせで済ませるつもりが、具沢山の温かい豚汁が200円とはありがたい限りです。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 13:40:28 | 関東
開始から延々三時間半を注ぎ込み、窈窕梅林の最南端までたどり着きました。これでようやく折り返し地点となり、あとは来た道を引き返して本園の方面へ向かうことになります。このまま行けば、一周五、六時間という予想通りの展開になりそうです。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 13:03:48 | 関東
三時間経過。毎時100mにも満たない悠長な歩みで散策中です。雲一つなかった空に、綿のような雲が浮かぶようになってきました。真っ青な空よりも、この方がかえって絵になるものです。本日は水戸に終日滞在の方向で…
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 12:21:31 | 関東
二時間が経過。予想通り本園にはまだ近付いてもいません。日中いっぱい消費するという展開も現実味を帯びてきました。
ところで、去年からなのか、それとも今年からそうなったのか、田鶴鳴梅林の芝地にイベント用のステージが造られて、芸人の掛け声や大音量の音楽などが否応なしに聞こえてくるようになり、雰囲気が損なわれてしまったのが少々残念です。桜ならともかく、梅を観るなら静かに鑑賞するのが一番だと思うのですが。
もっとも、四六時中蝿のごとくに飛び回る高遠の遊覧ヘリを思えば、この程度なら受忍の範囲内ではあります。地元客がそこかしこでシートを広げて弁当を頬張るという、のどかな雰囲気だけは変わりません。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 11:08:39 | 関東
まずは例によって、本園と少し離れた田鶴鳴、猩々、窈窕梅林から始めます。
時間が経てば経つほど混み出すことを考えると、本園から先に回ればよいものを、あえて逆の順序を選ぶのは、高遠の花見などと同様に、起承転結の妙とでもいうべきものが偕楽園にはあるからです。真打ちである本園を最後に残しておくのが、自分にとっての偕楽園での定跡なのです。しかし、序盤に回したからといって、この梅林が本園に比べて見劣りするわけではありません。むしろ、梅そのものをしみじみ鑑賞したいなら、観光客で混み合う本園よりも、適度な人出のこちらが断然おすすめです。
ざっと歩いた限りでは、早咲きの冬至梅と遅咲きの白加賀がいずれも見頃で、ある意味最もよい時期と重なったようです。同じく晴天だった先週末は、次週が晴れるという確証もないまま、水戸を後回しにするのが少々ためらわれたものですが、その時の判断は結果として吉と出たことになります。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 09:32:25 | 関東
寄り道でやや出遅れたものの、千波湖畔の駐車場を確保して一安心。満を持して偕楽園へ向かいます。空は雲一つない快晴、一時は氷点下だった気温も、徐々に上がって現在のところ5度。風もないため、これなら上着は必要なさそうです。今回も観梅には絶好の日和となりました。
経験上、園内をくまなく一周すると五、六時間程度消費することは分かっています。つまり、この時間から始めると、終了は早くとも三時前後ということです。そうだとすれば、日中いっぱい水戸に滞在するのが順当になるでしょう。万一途中で曇ったとしても、早めに切り上げその分早く会津へ乗り込めば、呑み屋に一軒多く立ち寄ることもできるため、それはそれで悪くありません。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 09:08:01 | B級グルメ
観梅の前に腹ごしらえです。手短に済ませなければならない関係上、必然的に牛丼かコンビニかというところ、茨城にはセイコーマートという恰好のネタがあります。選んだのはホットシェフのフライドチキンと100円パスタのカルボナーラという鉄板の組み合わせです。今日は一日忙しくなるため、昼も露店かコンビニの軽食になるでしょう。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 07:22:40 | 関東
偕楽園へ直行したいのはやまやまながら、一つ手前の友部で高速を下り、内原駅を定点観測します。
驚いたことに、切妻の木造駅舎が面目を一新しており、手狭だった駅前広場も、大幅に拡張された上できれいに整備されています。一新されたといっても、先日訪ねた勝山駅などとは比べようもなく、現代的な安っぽい建材を貼り付けた安普請とはいえ、古い駅舎は手入れをせずに取り壊すというこの会社の方針からすれば、何を血迷ったかと思うほどの英断です。何の面白味もない橋上駅舎に建て替えられているという事態も覚悟していただけに、元の駅舎が活かされたのはまことによいことでした。
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早春の会津を行く 2014

2014-03-15 05:25:13 | 関東
出発します。東の空はまだ雲に覆われてはいるものの、これから目指す筑波山の方角には雲一つありません。今日は天気がよさそうです。
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