日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 12:22:57 | 九州
折り返し地点の屋久島灯台に着きました。あとは来た道を引き返すだけです。まっすぐ走れば、必要にして十分な余裕を持って着くでしょう。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 11:46:23 | 九州
海岸へ下りたところに現れるのが永田いなか浜です。ウミガメが産卵に訪れるという広大な砂浜は、荒々しい岩場の多い屋久島の海岸でひときわ異彩を放っています。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 11:31:52 | 九州
続いて訪ねるのは夕日の丘展望所です。180度にわたって東シナ海が広がる光景は先ほどと同じながら、正面にある口之永良部島がより迫ってきました。これだけ夕日の名所が多ければ、たとえ晴れても一日で回るのは難しかったかもしれません。
目的地である屋久島灯台が視界の彼方に見えています。12時過ぎに折り返せば、ある程度の余裕を持って港に戻れるため、時間配分としてはちょうどよさそうです。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 11:00:31 | 九州
僥倖です。空が明るくなって日が差してきました。薄日とはいえ影もはっきりと出ています。土壇場の逆転弾により、屋久島でもどうにか日の光を拝むことができました。
今すぐ青空が広がりそうな気配はないものの、この調子で天候が回復してくれれば、帰りのフェリーからの眺めは期待できるかもしれません。残りの滞在時間を含め、俄然忙しくなりそうです。
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色づく秋の九州へ 2013二日目

2013-11-03 10:51:40 | 九州
さらに少し走って東シナ海展望所に着きました。その名の通り180度開けた視界いっぱいに東シナ海が広がり、正面に口之永良部島が、右の奥に硫黄島が鎮座しています。案内板には、島の位置関係とともに「東シナ海の夕日」なる文字が。たしかに、ここで夕景を眺めれば最高でしょう。これで十分だと何度も言い聞かせたというのに、あと一日前か後に来ていればとまたしても仮想してしまいます。
外海にもかかわらず、水面は鏡のように凪いでおり、小さな漁船が沖へ向かって一艘だけ出て行きました。これまた印象的な光景です。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 10:22:19 | 九州
海沿いの県道を西へ向かって走行中です。雨は時折一粒二粒落ちてくる程度でほぼ上がっており、路面も次第に乾いてきました。切り立った岩の中腹を走る区間が多く、時折視界に飛び込んでくる海の広さが印象に残ります。当然のごとく、もし晴れていればと仮想はするものの、今日の空には適度な陰影があり、それなりの絵になってくれるのがせめてもの救いです。
数年来離島を旅してきた中で、全く天候が振るわなかったのは最初に訪ねた石垣島でした。しかし、その後は宮古島、奄美大島、佐渡、五島、対馬、壱岐とことごとく好天に恵まれてきたため、一度も日差しを拝むことなく終わるのは、この屋久島が六年ぶりということになります。とはいえ、昨日の日本シリーズのごとく、どんなに勝ち続けてもいつかは負ける時が来るものです。五年にわたり無敗を続け、一月に三十五日降るといわれる屋久島の雨もどうにか上がってくれたのですから、戦果としてはこれで十分ではないでしょうか。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 08:47:51 | 九州
出発します。昨晩世話になったのは「シーサイドホテル屋久島」でした。読んで字のごとくに港を望む高台の宿は、絵に描いたような観光旅館です。普段ならまず世話にならないこの手の宿を選んだのは、三連休という特殊事情によります。
五島でも対馬でも、宿は事前に押さえず現地で飛び込んでおり、もちろん屋久島でもそうしたかったのです。しかし、今回は行楽シーズンの三連休ということもあり、現地の宿泊事情を知らずに乗り込むのは少々危険な状況でした。実際のところ、少なくともWeb上で調べる限りは、他に現実的な選択肢が見当たらなかったため、飛び込みでは宿にあぶれるという事態も考慮し、柄にもなく安全策を採った次第です。
宮之浦港の至近という場所からしても、レストランと宴会場まで備えた大きな建物からしても、開業当時は島内で一番、現在もおそらく島内有数の立派な宿のようです。もちろん三連休だけに、先日泊まった京都の宿と違い格安というわけにはいかず、六畳の和室が7500円という、普段ならば絶対に手が出ないような料金でした。しかし、建物は古いながらも手入れされて不足を感じず、開け放った窓からは潮騒が聞こえ、夜行のフェリーの入港まで見られるというおまけつきでした。和洋それぞれ一食分ができてしまう朝食バイキングの充実ぶりも、全面ガラス張りのレストランからの眺めもさすがです。
自分にとって、宿とは基本的に呑み屋から戻って寝るための場所とはいえ、これだけの宿にもなれば、宿泊すること自体が楽しみになってきそうです。繁忙期に屋久島を再訪するというきわめて可能性の低い状況でない限り、今後世話になることもなさそうですが、奮発した甲斐はあったと思えるよい宿でした。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 08:31:36 | 九州
大海原を見渡すガラス張りの展望レストランでゆったり朝食をいただき、あとは活動を再開するのみです。諸々考えた結果、まずは昨日と逆回りに海沿いを走って屋久島灯台まで往復し、時間に余裕があれば、名水百選の一つに数えられる宮之浦岳流水を訪ねようかと思っています。
手近なところで選ぶなら白谷雲水峡が一番なのですが、縄文杉と並ぶ月並みな観光地だけに、連休中日は見物客が相当数出るでしょう。加えて、雨こそ上がったものの依然として空模様は冴えないため、仮に行ったとしても、もし晴れていればと意味のない仮想をするのが関の山です。天の邪鬼には穴場狙いが賢明と判断しました。実質的にはあと四時間少々、残り少ない滞在時間を目一杯使い切るつもりです。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 07:26:04 | 九州
慌ただしく撮影を済ませて一息つきました。一風呂浴びて朝食をとれば、日も完全に昇ってくれるでしょう。野暮用を済ませて活動再開に備えます。
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色づく秋の九州へ 2013三日目

2013-11-03 06:44:10 | 九州
おはようございます。ありがたいことに、目が覚めると雨が上がっていました。一時的な止み間である可能性は高いものの、夜半まで降り続くといわれていた雨が、夕方までには上がるという予報に変わっており、どうやら天候の回復が早まったようです。
明日の予報に至っては終日快晴です。全くの結果論とはいえ、一日早いか遅いかすれば、少なくとも一日は好天に恵まれたのでしょう。皮肉としかいいようのない天候の巡り合わせには苦笑させられます。まあ、思ったほどの雨でなかったのが幸いではありました。せめて夕方に晴れ間がのぞいてくれれば、船上から錦江湾の夕景が見られるため、それに一縷の望みをかけます。

そう綴ったところで、港の方から長声が。種子島を経由してきた夜行のフェリーが、今まさに入港しようとしています。宿の部屋からその様子を一望できるため、これはもう撮影するしかありません。続きは後ほど…
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