帰宅しました。今年に入って三回目となる東北への汽車旅でしたが、東京駅で新幹線を降りてまず最初に感じたのは、やはり都会の空気の暖かさでした。東北より関東の方が暖かいという当たり前のことがいいたいのではありません。都会の暖かさが、今年はなおさら際立って感じられるということです。もちろん関東も久しく経験したことのない寒さではあるものの、東北の寒さはそれ以上のものがあります。往年のCMの名コピーを借りれば、「寒い場所はより寒く、そうでない場所もそれなりに」というのが今年の冬なのでしょう。
とはいえ、東北の空気は1月に訪ねたときほどには寒くなかったというのが実感です。気付けば都会の寒さも少し緩んで、春の気配をほんの少し感じるようになってきました。深い雪に閉ざされてはいても、次の季節は一歩ずつ歩みを進めているようです。去りゆく冬への名残惜しさを噛みしめつつ、心は早春の旅路へと向かいつつあります。
とはいえ、東北の空気は1月に訪ねたときほどには寒くなかったというのが実感です。気付けば都会の寒さも少し緩んで、春の気配をほんの少し感じるようになってきました。深い雪に閉ざされてはいても、次の季節は一歩ずつ歩みを進めているようです。去りゆく冬への名残惜しさを噛みしめつつ、心は早春の旅路へと向かいつつあります。