日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の活動予定

2012-02-13 22:35:08 | 旅日記
雪国では相変わらずの豪雪が降り続く今日この頃とはいえ、都会では一時の寒さも緩んで、外に出れば心なしか目と鼻にかゆみを覚えるようになってきました。春の足音が聞こえ始めたところで、来月までの活動予定をまとめておきたいと思います。

まず今週末からは、正月以来の大型活動が二週にわたって続きます。第一弾は今春限りで臨時列車格下げが決まった寝台特急「日本海」のお別れ乗車です。土曜の朝の新幹線で大阪へ向かい、その日の夕刻の下り列車で青森までの1000kmあまりを走破し、翌日は津軽で一日活動して帰路につくというプランで、主たる目的であるお別れ乗車はもちろんのこと、土曜は大阪で昼酒、日曜も津軽で温泉三昧という、一粒で三度おいしい盛り沢山の旅になります。その翌週は土日の後を一日休んで沖縄へ飛びます。風雪の日本海から南の島という気候の変化もさることながら、内容的にも前の週から一転、沖縄へ行くという以外に具体的なプランは何もなく、むしろ緩やかな沖縄時間の中でまったり過ごすことを楽しむ旅となるでしょう。
この旅が終われば暦は三月に入ります。月が変わって第一弾は、かねてから構想していた信越への汽車旅を考えています。往年の名曲のごとく、春まだ浅い信濃路へ、8時ちょうどのあずさ号で旅立つことができれば、旅情も否応なしに高まるというものです。その翌週は、このところ恒例となりつつある偕楽園での観梅早春の会津を組み合わせた一泊二日の小旅行を予定しています。さらに次週は土日と春分の日に挟まれた飛び石の四連休が来るため、中日を休んで九州方面へ足を延ばすというのが現時点での構想です。二日休んで四泊五日の日程が確保できれば、昨年末の五島に続いて今年は壱岐と対馬へ渡りたいと思っています。
それが過ぎれば、例年なら福岡や高知で桜が咲き出す時期です。厳冬の今季は開花も遅れるかというと、そうとも限らないのが花見の難しいところで、春先から一気に気温が上がって瞬く間に列島を北上してしまう年もあるので、これ以上先のことを今から考えてもそれほどの意味はありません。いずれにしても、北海道で桜が散る五月の下旬まで、文字通り風に任せてさすらい歩く旅が続きそうです。

以上が今月後半から来月にかけての活動予定でした。どの週もある程度方向性が決まっているため、予定を煮詰めなかったばかりに失敗した先週末の二の舞は避けられそうです。ただし、予定を詰めれば詰めるほど、今度はその予定が実行できない不確実性につきまとわれるというジレンマがあります。特に問題なのが今週末です。「あけぼの」で三時間遅れを体験したのは先月のことでしたが、遅れるならまだしも、今季は日本海縦貫線の夜行列車が大雪で連日運休に追い込まれており、大阪まで行ったきり先へ進めないという事態に陥る可能性が少なからず存在します。走るかどうかは文字通り五分五分といったところでしょうか。まあ、京阪神で居酒屋めぐりでもすれば土日を終日注ぎ込んでも全く退屈はしないため、たとえ運休になってもそれはそれで楽しめるのですが。
最新の予報では、今週後半に再び大雪が予想されています。果たしてどちらに転ぶのでしょうか(ガクガク)
コメント