日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春の予感 2012(2)

2012-02-23 23:34:38 | 旅日記
上着要らずの通勤が続いて今日で四日目、春の訪れがそこかしこに感じられてきました。しかし、今年の春の歩みは例年と様相を異にしています。ゆっくりと、一歩ずつ近づいてくることです。三寒四温というように、寒い日と暖かい日を繰り返すのが例年の春先で、これが二月かと思うような汗ばむ陽気が二日や三日はあるものです。ところが今年はそのような場面が全くといっていいほどなく、暑からず寒からずほどよい気温というのがせいぜいです。それはとりもなおさず、この冬の寒さが厳しかったということでもあります。去りゆく冬の名残と来るべき春の気配が交錯する、そんな時間をこれほど長く感じ取れる年もそう多くはないでしょう。
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