日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の沖縄を行く

2012-02-25 23:32:50 | 居酒屋
二軒のはしごで腹も心も満ちたとはいえ、那覇の街には心惹かれる酒場が多く、一晩二軒では回りきれません。わずかでも余力があれば次へ行きたくなるのは人情というものです。最後は毎度おなじみ「わたんじ通堂町」で締めくくります。

わたんじ通堂町
沖縄県那覇市泉崎1-7-19
098-861-8753
1730PM-2400AM(LO)

咲元
お通し二品(お好み焼き・おひたし)
鉄火巻
らっきょう葉の正油漬
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 21:47:22 | 居酒屋
小雨に濡れての夜桜見物が風流で、たった一本の桜をしみじみ観賞しているうちに結構な時間が経ってしまいました。腹ごなしも済ませたところで次なる店へ移行します。二軒目は三年ぶりの再訪となる「びいどろ」です。

旬菜処 びいどろ
那覇市牧志1-11-1
098-863-7870
1800PM-2330PM(LO)

うりずん
お通し(鰹タタキ香味和え)
伝統の味噌ラフテー
そーめんたしゃー
一時間ローストした淡路島タマネギのサラダ
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 20:02:52 | 沖縄
桜が咲き残っているという噂を聞きつけ牧志公園へとやってきました。大半の桜が散って新緑へと変わっている中、なるほど一本だけが満開のまま残って春雨に濡れています。沖縄で桜が咲き出すのは一月下旬、それから一月たてばさすがに花見の時期は過ぎるだろうと思ったはずが、図らずもこれで去年に続き沖縄で花見ができたことになります。この先九州と四国にまで行けるかどうかは微妙だとしても、五月に北海道へ行ければ、日本列島を股にかけた花見の旅が今年も実現することになります。この冬の寒さで今年は開花予想も遅めです。今年の桜前線はいつどこで本土上陸を果たすのでしょうか。
それにしても、北国が深い雪に埋もれる中、沖縄はもう新緑の季節に入っているのですから、この島国も思いの外広いものです。先ほどと全く同じ台詞とはいえ、先週末津軽を訪ねた直後だけに、季節感の違いもなおさら大きく感じられます。
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 17:04:18 | 居酒屋
二時間あまりの小休止を経て那覇の街へ繰り出します。昼過ぎからの小雨はいまだに降り止まず、機材を担ぎ傘までさして歩くと難儀しそうです。撮影の機会は明日に回して、今日は手ぶらの居酒屋めぐりとなります。一軒目に訪ねるのは竜宮社交街の「さかえ」です。

さかえ
沖縄県那覇市牧志3-12-20
098-866-6401
1500PM-2300PM

山原くいな・瑞穂
山羊さしみ
惣菜各種(おごり)
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 14:38:13 | 沖縄
出発からの走行距離わずかに13km, まだ二時台だというのに早々と宿にチェックインしました。まずまずの天候と思ったのも束の間、那覇の街へ入る頃にはどんより曇って小雨が降り出し、ランチを終えたところで本降りに近い雨となってしまい、一気に意欲を失ったというのが理由です。渡りに船というべきか、那覇の宿には二時から入れ、三時には目当ての酒場の一軒が開くという状況だったため、今日はこれ以上動かず酒場めぐりに費やすことといたしました。こんなことならランチを軽くしておけばよかったのですが、その時点ではこのような展開が想定できなかったので仕方がありません。那覇の夜は長く、三時からのスタートでは時間をもてあます可能性が高いので、一休みして四時か五時頃に動きたい思います。
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 12:39:40 | B級グルメ
まずは那覇の市街でお昼をいただきます。訪ねるのは過去にも何度か登場した「ジョージレストラン」です。ステーキを食するかというとさにあらず。今回いただくのは「Aランチ」です。字面からは何の変哲もなさそうなこのメニュー、実は沖縄のレストランでは欠かすことのできない定番メニューの一つです。肉類やら揚げ物やらを何種も盛り合わせたというのがその正体で、こちらのAランチはトンカツを主役に海老フライ、唐揚げとスパムポークという構成。たかが四品といっても、一つ一つの品が重い上に、付け合わせのフライドポテトなどあらゆるものが腹にたまるため、満腹感では300gのステーキをも上回るものがあります。このランチ一人前で、おそらく成人の一日の必要カロリーを軽くまかなえるのではないでしょうか。五、六年前なら造作もなく平らげたであろう分量とはいえ、四十も近い我が身にとってはかなりの分量です。これでもう夜の居酒屋までは何も要りません。ごちそうさまでした。

ジョージレストラン
沖縄県那覇市辻2-1-9
098-868-5036
1130AM-100AM(月曜定休)
Aランチ900円
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 11:40:27 | 
レンタカーを引き取って出発します。今回の相棒は世にも珍しい、しかし沖縄においては珍しくないi30で、かつて沖縄でTBに乗って以来のヒュンダイ車です。国産コンパクトカーと大同小異だったTBに対して、こちらはかなり趣を異にしています。240km/h まで切られたメータ類のデザインは欧州車を意識したかのようで、運転席を向いたセンタコンソールは往年のBMWを彷彿とさせます。レンタカーにはある程度の割り切りが必要とはいえ、今回は久方ぶりに運転していて楽しい車に出会えるかもしれません。果たしてどんな車なのでしょうか。
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 11:03:11 | 沖縄
三時間弱の無味乾燥な移動を経て那覇に着きました。気温は19度、空は明るい曇り空で時折日差しがのぞきます。可もなく不可もなくといったところながら、過去二回は着いて早々傘をさしても濡れるほどの土砂降りが日がな一日続いたので、それを思えば今日の天気は上出来ではないでしょうか。大崩れすることはなさそうなのでまずは一安心です。
気温の違いもさることながら、肌にまとわりつくような湿っぽさは春先の気候ではなく、明らかに南の島特有のものです。レンタカーの営業所への送迎バスが冷房を入れています。六月になってもストーブを焚く北海道と、この沖縄が同じ日本だというのですから、この島国も思いの外広いものだと改めて実感させられます。長袖の出番はここまで、島内では終始半袖で過ごすことになりそうです。
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早春の沖縄を行く

2012-02-25 07:10:47 | 沖縄
今年も沖縄ゆかりのナンバー、羽田の58番乗り場から沖縄へと旅立ちます。私が飛行機という乗り物をどれほど嫌っているかについては過去の記録に譲るとして、近年その飛行機嫌いがより一層明確になってきたのを感じます。といっても、自分をますます飛行機から遠ざけるような出来事があったわけではなく、「飛行機の何が嫌いなのか」が自分の中で明確になってきたということです。ズバリ一言でいうなら、私が飛行機を嫌うのは、それが旅情を台無しにする乗り物だからです。
まだ肌寒い早春の内地から、汗ばむ陽気の沖縄まで、中間を一切省略して瞬間移動するかのような無粋さに、私は何回乗ってもなじむことができません。むしろ乗れば乗るほどその無粋さがうっとうしく感じられてきます。思うに、旅とは目的地へ至る過程そのものを楽しむことであって、それを省略してしまっては単なる移動に過ぎません。移動とは、その名の通りある場所から他の場所へと移る行為であって、目的地へ到達するという結果のみを追い求めた無味乾燥な行為です。結果のみが意味を持つなら、そこへ至る過程は短ければ短いほど望ましく、移動時間は苦痛以外の何物でもなくなります。このように、似ているようで対極にある行為といえるのが「旅」と「移動」ではないでしょうか。そして、「移動」の目的を究極まで突き詰めた乗り物が飛行機なのだと私は思います。
そのような乗り物に旅情など望むべくもありません。楽しいはずの旅の一部が、座席に縛られ時が経つのを待つだけという苦痛に変わり果てる現実には、毎度のことながら辟易させられます。最も安上がりな交通手段とはいえ、沖縄へ空路で渡るにつけ、金銭的な安さとは裏腹に損をしているような気がしてなりません。一週間を越える休みが遠慮なくとれる身分なら、私は迷うことなく船で沖縄へ渡るでしょう。そんな暮らしは夢のまた夢に過ぎませんがorz

それにしても、飛行機に乗る都度これほど不平不満をたれる人間もそう多くはないでしょう。要は自分に金と時間がないのがいけないのです。しばらくの辛抱と割り切って今年も飛行機の世話になります。次は那覇でお会いしましょう…
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