日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

開花予想が遅い件

2012-02-22 23:34:26 | 旅日記
梅の花さえ咲き揃わぬ今日この頃ではありますが、ウェザーニュースのトップページに早くも「さくらCh.」のバナーが貼られるようになりました。今年の開花予想には目立った特徴が二つあります。一つはもちろん、厳冬の影響により開花予想が遅れ気味になっているということで、これは想定の範囲内です。もう一つの特徴は、例年開花が早い地域になるほど、開花予想の遅れも大きくなっているということです。例えば、本土最速の高知の開花予想は3月25日で、3月28日の東京と比べてもわずか3日の違いしかありません。去年は高知の開花が都内よりも一週早く、四国で花見を先取りできたのに対して、今年はそのような選択がなくなりそうです。その代わり、北東北では今年も大型連休後半まで花見ができそうで、道東でも五月いっぱい花見ができます。花見の旅は今年も長期戦の様相を呈してきました。
桜の開花予想ほどあてにならないものはなく、二月の時点の予想など絵に描いた餅でしかありません。しかし、開花予想と週末の天気予報に一喜一憂する季節が遠からぬ先まで来ているのは事実で、そう思うと気分も自ずと高揚してきます。季節はまた一歩先へと進んだようです。
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