野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
新学期になって2回目の保育当番。今日はかなり暑くなるという予報でしたが、木陰はとても心地よい風がふいていました。
前回は様子見の当番でしたが、今日は小さい組さんとかなり近づけて何か掴めた感じでした。
昨日はお散歩だったので今日は自由に虫取りや、ごっこ遊びをしましょう、と朝のミーティングで確認。
朝、登園したらノートにはんこを押す女子たち、この女子力使えそう。
一方男子は虫あみ&虫かごを持って早速、虫採集。
ところが草が刈ってあったのでちょうちょが激減、賢いちょうちょは人が近づきにくい崖の方に飛んでいく始末。
今日は何度も崖に降りて行かないように注意しました。
男子たちの会話は虫談義、大人になってもその真剣な姿を失わないで欲しいな。
一輪車で電車ごっこ。HまがベビーTろとどうしても一緒に乗りたくて、何度も誘うのですがなかなか乗ってくれなくてもどかしそうでした。Tろがよほどお気に入りなようで、一緒に遊ぶには小さすぎかな、もうちょっと待ってあげて下さい。
一番泣けてたHまが嬉しそうに一輪車に乗っている姿を見たときは、森たまが楽しくなってきたかなと感じた瞬間でした。
少しずつ楽しいことを見つけて、森たまを満喫できるようになる日も近いかな。
Lおは今日もお店屋さんの「いらっしゃいませ!」が聞こえてきました。見にいくと、木の皮やら木片を並べてたのですが木の年輪が本当にバームクーヘンみたいでおいしそうでしたよ。
(noe)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
今日は風が強く砂ぼこりにまみれての畑作業でした。
みんながもう集まったはずなのに、何だか畑に人が少ないと思ったら・・・
居ました居ました、朝一からザリガニ獲りに精が出るMん、Yと、Tみ、そしてP太。
既に大きいのと小さいのを1匹ずつ捕まえていて、「大きいのはオレが獲った!」とMん。
予想はついていましたが、この勢いでちっとも朝の会に戻ってきません。やのちゃんや母たちが代わるがわる声かけをするも、どこふく風。最終的には、「じゃあ今日はたまごをお休みしてたってことで、ここでザリガニ獲り続ける?」と聴かれ、はいはいわかりましたよ・・・という感じで戻って来てくれました。
5月の畑は大忙し。トマト、タイガーメロン、オクラ、かぼちゃなどを植えます。
作業そのものが新鮮な小さい組さんKねとHまはお姉さんたちに混ざって積極的に働きました。
畑はベビーちゃんたちも参加ができるので、のびのび活き活きとして、そしてこうなります。
畑作業が一段落すると、様々な遊びが始まり、中でも今日の注目は「P太の薬屋さん」。
よもぎや草花を石の上で叩いて叩いて、そして煎じてエキスを抽出。
万能薬が出来た!ということで、雨水利用されているとは知らずに服用したおぐちゃん。こういう面白い遊びは伝播します。午後は、真ん中組のKたとLおが薬屋さんに。葉っぱのお金でお薬を買った私は、飲むマネでその場を収めようとしたのですが、Kたから「オレたちは飲んだよ」と言って“オレの酒が飲めんのか”と迫られている感じがして、内心ここで少しでも飲めば兄弟の契りが交わせるかもしれない!とも思いましたが、やはり無理でした・・・
今日の畑はぜひお口に入れたいものもありました。
一つだけ赤くなったイチゴです。この一つが貴重であることをたまごたちは暗黙の了解で知っているようでした。
誰か一人が食べてしまうということはなく、最後に一つを16等分してみんなで味わいました。
いつか、やのちゃんが言っていましたが、みんなが家族のようなたまごたちです。
(くらら)
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