台風一過の秋晴れ。風が爽やかで気持ちいい。
ちょっぴり肌寒くも感じる。 秋だなぁ。
今日は、葛の花を天ぷらにして頂くと前日当番に連絡が入り、
ワクワクしていた。
しかし、誕生会の時はあの素敵な花をかんむりにつけたのだけど
もうすっかり花は落ちて豆になっていた。
そこで、葉を食すことに。初めての経験。
やわらかそうな、おいしそうな葉っぱを見つけてくる子ども達。
「それはいい」「それはだめだ」と口々に声を掛け合いながら。
子ども達と一緒に葉っぱを水洗い。

そして、衣をつけ本日一日体験のお母さんにも手伝って頂きながら、天ぷらを揚げていく。
年少さんは、遠巻きに見ていたが、
年中Kくんが自分で油の中に入れたのを見て、すこしずつK君の後ろに並ぶ。
時折前にも並んでたかな。
友達が並ぶと、自分も並んでみる。
なんでもやってみたいんだなぁ。
できた!

塩を振って、さあお味は!?
・・・おいしい!!
個人的にはもみじの葉のから揚げを思い出した。
興味なさげだった子も、おいしかった、また食べたい!と今度はより積極的に葉っぱを取りに行く。
どんどんどんどん取りに行く。
葉っぱ取り隊長Lくん。心ははやり最後のほうは茎つきでした。
葉っぱを洗った後の水拭き職人 C太とAきー大忙し。
ぱっぱっぱと裏返し、ものすごく鮮やかな手つきでした。
大量の葉っぱは全部は頂かなかったけれど。
さっきは見ていた子も天ぷらを今度は揚げてみたくて
油の前が込み合ってくる。母ちゃん達ちょっぴりひやひやでした。
でも、野草の天ぷらを揚げてみるなんて、いい経験できたね。
2回の天ぷらタイムの後お弁当だったんだけど、
ボーイズは瞬間移動!?というほど さっきてんぷらを食べてた同じ場所に弁当を広げるのが早かった。
ちょっと可笑しかった。
確か、韓国語では「おいしい」と「生きる」が同じ言葉だったような。(違ったらごめんなさい)
葉っぱを狩って、その場で調理して頂く。おいしい、おいしいと食べる。
あの弁当広げる早さは食に対する意欲の高まりだ、とか勝手に思って妙に感心して
生きる力を感じた。たくましいなぁ、と微笑んでしまったのでした。
弁当の後は、Tりんと年少さんと一緒に葉っぱを水やどろんこにつけて天ぷらごっこをしたんだそうです。

その、嬉しそうな顔見たかったな~
年中さん、年長さん、Tちゃんは、柱と柱をひもで結んで結界を作り、特別な忍者だけが入れるおうちを
作っておりました。
なかなか面白い遊びするんだなぁと感心しました。
そうそう、ブランコの上には鳩さんが巣を作っていましたよ。
(なお)
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