廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

旧南那須町 八ヶ代小学校

2013年10月21日 16時15分38秒 | 栃木の廃校
四頭身の二宮像がいる、旧南那須町 八ヶ代小学校を訪ねました。
旧南那須町の廃校のほとんどが、地域のコミュニティセンターに姿を変えています。
ここ、八ヶ代小学校跡もゲートボール場を併設したコミュニティセンターになっています。

ゲートボール場の横には南那須町おなじみの廃校記念碑。
そして振り込み詐欺注意の看板。
おじいちゃん、おばあちゃんが集るゲートボール場にはマストの看板ですね。
「この前、孫が交通事故起こしちゃって300万振り込んだんだよ」
「そう言えば、家の孫も会社のお金落としちゃって200万立て替えたんだよ」
ダメ絶対!! だまされちゃダメですよ。

そんな八ヶ代小学校ですが、創立は明治18年5月。
昭和49年3月31日近隣5校の統合によって閉校しています。
1970年代南那須町では10校近い小学校が統廃合されています。
しかもそのほとんどが公民館やコミュニティセンターとして、
地域の中で生き続けています。
中には当時の木造校舎が残っているところもあり、
さすが廃校に優しい町「旧南那須町」。

当時を思い起こさせるものは多く残っていませんが、
国旗掲揚塔と四頭身のドラえもん型二宮像が当時を偲ばせます。


















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