廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

高根沢町 花岡小学校 石末小学校

2014年05月17日 19時47分57秒 | 栃木の廃校
昭和52年に統合によって閉校になった3校の中の2校。
大谷小学校と同じように二校も運動公園になっています。

まず訪れたのは花岡小学校。
入口の門にはまだ校名がそのまま残っています。
北高根沢村立花岡小学校になっていますので、
高根沢町に移行する前、昭和33年以前のものの様です。
コンクリートづくりの門はまったく古く感じません。

体育館がありますがこれは当時のものかは不明。
とてもきれいですので、運動公園として整備されてからの建物かもしれません。

友情の塔と刻された最後の卒業生と在校生の記念碑と
校歌と思われる詩が刻まれた石碑に廃校記念碑がありましたが、
二宮像や遊具はありませんでした。

数年前までとなりにはキリンビール高根沢工場がありましたが、
もうすっかり建物も解体され更地になっています。
以前ここでやっていたビール祭りには何度か行きましたが、
更地になっているのを見ると残念な気がします。
















次に訪れたのは石末小学校。
ここも町のグランドになっていますが、
当時をしのばせるものはほとんどありません。
グランドの隅に申し訳程度の記念碑があるのみ。
グランドでは小学生の女子ソフトボールの練習中でしたが、
高校野球の様なバチコーイの掛け声がひびいておりました。

バチコーイってどんな意味なんでしょう?







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