森に恋して

静・緑・健康

滝一杯の摩耶東谷~上野道

2009-07-05 | 六甲山ハイキング
2009/07/04(土)晴れ          写真をクリックすると大きくなります

AM9:00阪急六甲駅改札前に女3・男2が集合、暑い時でもあり、護国神社前までバスを利用します。
先ほど六甲駅から20人ばかりの団体でスタートしたハイカーが同じ方向を目指して歩いているのが見えます。

灘丸山公園の下を通り、長峰堰堤に到着、何時もの水場からは冷たい水が元気に噴出しています。
この堰堤を越え、すぐ先の杣谷堰堤を越えると砂場の広場に出ます。


少し進むと、杣谷と山寺尾根分岐の道標が見えます。
左の山寺尾根方面に道を取り進みますと、すぐに山寺尾根の分岐が有、ここも左の道に入ります。


途中左への分岐が有りますが真直ぐ進み、石垣の詰まれた場所で左に曲がります。



すぐ右に「南無妙法蓮華経」と刻まれた石碑があり、やや不明瞭な踏み跡をたどり一段上に上がると、結構踏まれた道が現れ、右側奥には、赤い鳥居の祠も見えます。


川に沿った道を進むと、祠から10分余りで滝の音が聞こえ始めますが、谷底に下りる道が無く、最初の滝を通り過ぎてすぐに獣道を辿って強引に谷に下ります
少しバックして上から覗くと、落差の有る滝が水しぶきを撒き散らしながら落ちています。


少し上流には、堂々とした真直ぐにおちる滝が有ります。


この滝からの登り道も巻き道も見つからず、少し下って道を探し、かなり上まで登って上流の滝を巻きます。
右岸に見つけたほんの微かな踏み後とも獣道とも分からない跡を辿り、何とか谷に下ります。

ナメ滝のような小さな滝が流れ、水の中を横切ると、岸辺にはしっかりした道があります。
先ほど途中で下に降りた道が此処に繋がっていたようです。


道に沿って進むと、いかにも古そうな板橋が現れ、腐りかけた橋を踏み抜かないように気をつけて渡ります。


2m余りの滝が現れ広場で休憩し、涼しい風で一息付きます。
直登も出来ますが、左の道から巻いて越え谷の水の中を進みます。


正面に3m以上はありそうな大きな滝が現れ、左から巻いて越えます。


次も2m余りの滝で、左の道で越えて行きます。


後ろに堰堤を背負って、現れた滝は川の奥のほうに有ります。


滝の右側に回りこんで、堰堤を巻きます。
深谷第二ダムは高さ18m、長さ50mの大きな堰堤です。


堰堤に沿って谷に下りる階段が有りますが、かなり薮っぽいので、上に向かって掛かる鉄梯子を登ります。


谷に下り上流に向かうと、トタン小屋が見え、その手前にまたまた板橋が出現します。
この小屋は何も使われていず用途は分かりませんが、半分崩れかけています。



トタン小屋を過ぎると、右に大きな滝が現れます、不動滝です。
3段に落ちてくる滝の中ほど右側に不動明王らしき彫込みが見られます。


目の前に行者堂があり、手前に苔むして書かれている文字も分からない石碑が有ります。


行者小屋には人の生活臭が感じられます。


小屋の横の岩場を登ると、大阪方面が見える展望のよい場所で、右奥には大きな岩
に「大日如来」と刻まれています。
絶壁の上に座り、修行をするのでしょうか。


案内図では谷を進むことになっており、堰堤を越えることに成っている為、谷川から覗いて見ると奥に堰堤が有り、岩場の奥には上への道があります。
てっきり堰堤越えの巻き道と思い込み急な道に取り付きます。

足もとの岩に赤い丸印が付き、上にいくまでマークは続いています。


結局間違いに気が付いた時にはかなり登っており、中間点の展望の良い所で確認した時で、残りの沢は、次回に残すことにします。


岩尾根から雑木林の尾根と急な坂が続きます。
最後のピークを越えると下に道があります、右から登ってきた山寺尾根道で、ここで合流します。


真直ぐ行くと山寺尾根へ、左は史跡公園の分岐で、左に取り始めての道を探索しますと、菊星台から史跡公園への道の中間点に出ます。
人も少なく静かなので此処で昼食にし、しばしゆったりと休憩します。



取り敢えず菊星台まで進み、時間との絡みで予定を変更し、上野道を降りることにします。
摩耶山頂の三角点を確認してから、天狗岩大神にお参りし、下りに入ります。


山頂を歩いていると突然イノシシが・・と思ったら、自然のいたずらです。


石段を下り、解体された茶店の前から摩耶の大杉を見学に行きます。
今は枯れてしまい残念ですが、周囲8mの大変大きな杉の木なのです。


虹の駅で、駅の奥に有る摩耶観光ホテルの廃墟をケーブルの駅から眺め、昔の姿をしのんでみたりしながら、のんびりと暑い山道を下り、灘温泉水道筋店で410円の温泉に入り帰路に付きます。



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