バナナはおやつではありません

映画感想。
個人的感想なので
あなたの鑑賞の目安にはなりません

#4 僕のために泣いてくれた

2006年02月26日 | ドラマ
佐伯麻美へのレイプ未遂の噂で、女子生徒は羽村の授業を集団でボイコット。しかし、繭だけは彼を信じてくれる。嫉妬に狂った麻美は生物室にあった硫酸を羽村にかけようとするが、羽村をかばった繭に直撃しケガを負ってしまう。羽村は千秋から愛されてないことを聞かされ、悩んだ末に結婚を解消する決意を決める。そのことを小沢教授に報告に行くと、研究室には二度と戻れないという真相を知らされる。すべてを失いボロボロに傷ついた羽村は、繭と動物園に訪れるが、感情が押さえ切れなくなり繭の前で号泣。繭も隣で涙を流す…。

「教師という職業にもともと未練などはなかった
あの時僕が見つめていたのは、ボンヤリとした霧に隠された、
自分自身の不安定な足元だけだった…」

同性愛者 ・佐伯麻美は繭を口説ききれず思いを寄せる羽村を嵌める為にレイプ騒動。
正直おれなら絶対襲いたいと思わない容姿だな。
婚約者・千秋からは「子供は1人。出来ればセックスはその時だけで・・・私貴方じゃ感じた事ないの」とを含め精神的に嫌な事をたくさん聞く。
これはショックだ。
その一方で新庄先生宅で繭・直子乱入の無理矢理すき焼きパーティー開催
電車ホーム挟んでの「明日学校終わったら午後から動物園いこうか?」
「行く」は名場面。
ただ爽やかな動物園デートのBGMが「僕たちの失敗」とはどうしたことか。
悲しいじゃないか、暗いじゃないか。
ベンチに座り話し始める
こうして集う水鳥たちも、人間だって、一人ぼっちなんだ
生まれてくる時も、死ぬ時も…
僕は…何もかも失ってしまった…
ささやかな未来も…
僕は彼女を愛していた。
だからあんなとこを見てさえ・・・

「あの時君は、いつまでもそばにいて一緒に泣いてくれたんだね
こんなチッポケで弱虫な、僕のために…」