バナナはおやつではありません

映画感想。
個人的感想なので
あなたの鑑賞の目安にはなりません

鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

2006年02月01日 | アニメ映画
ふたつの世界に引き裂かれたエルリック兄弟。『現実世界』にいる兄エドワードは、ドイツ・ミュンヘンで弟の面影をもつアルフォンス・ハイデリヒの力を借り、ロケット工学を学び始めた。しかし、なかなか弟のいる世界へ戻る手がかりが得られず、エドは焦燥を募らせる。果たして、二人は再会する事ができるのか・・・。

TVアニメ版の「鋼の錬金術師」は、荒川弘の原作から大きく方向を変え、主人公の兄弟エドとアルが“扉のこちら側”と“向こう側(=我々にとっての現実世界)”に離ればなれになるという衝撃的なシーンで幕を閉じた。それから2年後が描かれるのがこの劇場版だ。


テレビで衝撃のまま終わらせるなんてある意味嫌がらせです。
TVアニメ凄い暗いんだ。
エヴァンゲリオンの後半と同じくらいどんよりとしてるのがたまにある。
一度夜中目が覚めて再放送中だったのをみて
深夜と言うこともあり、どよ~~~~ん
数少ない笑いの演出が。

では、ここでラルクの歌詞に見る背景
「Link」
たとえ遥か遠く離れ離れ(“扉のこちら側”と“向こう側)になっても繋がり合う思い
悪戯な運命が降りかかろうとも壊れやしない

晴れ渡る日々に争いの道具が消え去る時を
いつか君に見せたいな(終盤の戦争は駄目だてきな話)

いつか生まれかわる世界が
その目に届くといいな(映画最後のセリフ『ここで俺達は生きていく』)

「LOST HEAVEN」
もう失くすものさえ見つからない駈け抜けた遥かな未知

手を伸ばし掴んだ夢はそっと崩れ行く
ただ立ち尽くしてた別れ道

駆け出した視線の先が蜃気楼でも

  何かを錬成してみたくなる度:★★☆☆☆
TVシリーズをみてると面白い度:★★★☆☆