みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

傷ついたヒドリガモ-その後

2007-02-27 22:23:15 | 自然
 ほぼ1日おきに傷ついたヒドリガモの様子をチェックしています。2月26日16:18に現場に到着しました。

 川の下手に4組、そこから200m上手に8組のカップルがいました。この傷ついたヒドリガモは、どちらにも加わらず、下手のグループから50m上手にただ1羽で休んでいました。 

 右の翼の状態は、以前とあまり変わっていません。 

 この場所から全く動こうとしません。上手の様子を30分ほど観察して、戻ってみると、漸く上手に向って、重い足取りで動き始めましたが、僅か数mの橋の下まで来ると、また休んでしまいました。(移動前の写真) 

イカル

2007-02-25 21:48:14 | 自然
 秋冬には温暖地の低地にやってくるといわれていますが、あまり見かける機会がありませんでした。この日、ツグミやカワラヒワを探しているとき、聞きなれない口笛を吹いているような鳴き声が聞こえてきました。2月18日の14:00過ぎでした。

 高い木の枝の張った中にいるのを漸く見つけました。 
 

 人の気配を察知して飛び去ってしまうので、慎重にカメラを構えます。 

 案の定、飛び去ってしまいました。足早に、30mほど、後を追いかけます。しばらく辺りを窺がっていたら、上手く鳴いてくれました。今度は少し明るい枝に止まってくれましたが、2枚目を、と思った瞬間にもう姿が見えなくなりました。 


ポカポカ陽気に誘われて-宮川の水鳥

2007-02-22 22:37:27 | 自然
 このところ春の陽気に包まれて、ゆったりとした時間が流れていきます。そして生き物たちは生き生きと動き回り、長閑に過ごしている様子が見られます。

 ヒドリガモとユリカモメはいつも群れていますが、この日(2月19日 午後4時ごろ)、最近目にしなかったダイサギと珍しくセグロカモメがやってきました。
写真説明:左上からヒドリガモ、ユリカモメ、右は上がダイサギ、下がセグロカモメ
 

 ダイサギとセグロカモメ 

 セグロカモメとユリカモメ  大きさがかなり違います。  

 獲物を狙うダイサギ 

 河口からかなり入り込んだ中流域までやって来たセグロカモメ 

 コンクリートの堤ではドバトとスズメが仲良く餌を啄んでいました。 

  

北帰行は無理かも?~傷ついたヒドリガモ

2007-02-20 19:00:33 | 自然
 昨日19日、傷ついたヒドリガモの様子をチェックしてきました。その時、傷ついたヒドリガモが岸に上がろうとジャンプを試みましたが、上手くいかなかったのです。

 「あっ、これでは、北へ向って、飛翔するのは到底無理だ」と思いました。 

 彼はその後、すっかり諦めて、少し川下の段差のないところを見つけ、そこから上がり、仲間の方へ歩いて行きました。 

 もう一つ、「どうして傷ついたのか」という疑問について、ノラ猫が考えられましたが、これを打ち消すような場面に出遭いました。

 ノラ猫のテリトリーに、カモの群れが接近し、猫たちもこれに気づきましたが、特別な反応を示しませんでした。一匹の猫(チビ)が、周囲を警戒するように、落ち着きなく歩き回っているだけでした。 




 ノラ猫たちが格別の興味を示さず、ヒドリガモの群れも安易に接近したところを見ると、双方にとって、一定の間隔を保持すれば、なんら問題がなく平和共存だったのかもしれません。

メジロ

2007-02-17 13:52:12 | 自然
 関東ではヒバリが、そしてウグイスの声が、例年より10日から1ヶ月も早く聞かれた、と伝えられました。

 昨年の秋から、散歩のたびに、メジロの素早い動きを目にし、可愛い声をよく耳にしてきました。 

 頭の上からメジロの鳴き声がします。見上げると、つぼみが膨らむコブシの枝に留まっていました。 

 何を見上げているのでしょうか。 

 メジロが1羽やってきて、前から留まっていたメジロの様子を窺がっています。 

 おとなしく見えても。激しいバトル?を繰り広げる時もあるようです。 

 撮影 2月12日11:30~12:30 

 

回復の兆し? 傷ついたヒドリガモ

2007-02-15 22:30:05 | 自然
 傷ついたヒドリガモの群れのいるポイントに到着したとき、彼の姿が見当たりませんでした。しばらく周辺を見廻っていると、橋の下の暗い所から、ゆっくりゆっくり群れに近づいてきましたが、途中で仲間に入るのを止めて単独で動いていました。

 後姿は一見、怪我をしているようには見えません。 

 川の中の岩に上がって羽繕いを始めました。 

 心なしか、怪我の状態が回復したのではないかと、思わせるほどに、動きに元気が出てきました。13日の映像と15日を比較してみました。脚をしっかり伸ばして立っています。右の翼も13日と比べて持ち上がっています。 

 背後、真上から見た映像です。黄色の矢印の部分に翼の羽がはっきり見えるようになってきました。 

 季節が1ヶ月早く移っているようで、彼らの‘北帰行’も早まるのではないか、と思われます。それまでに完治して欲しいものです。

 お知らせ: 2月15日更新、HP「みどりの館」に、2月9日撮影の動画をUPしましたのでご覧ください。


ひょっとして野良猫が…

2007-02-13 22:17:02 | 自然
 好天で気温も上がってぽかぽか陽気、川縁は春うらら、長閑な時が流れます。
 ところで、「どうしてこんなに傷ついたのか」という疑問に答える一つの手がかりが、きょう見つかりました。


 傷ついたヒドリガモは相変わらずの痛々しい姿ですが、それでも元気で水中の藻を食べていました。 

 ヒドリガモが群れているポイントから、上流150mのところに、野良猫が3匹いました。この猫たちが、ひょっとして、夜陰に乗じて、ヒドリガモを襲ったのではないか、と考えられます。
 野良猫 1 旧河川の石垣跡の窪みで昼寝していました。
 

 野良猫 2 昼寝していましたが、

 野良猫 3 石垣の配水管から顔を出しました。 



 岸に上がって、大きくはばたいて見せました。羽の状態は回復していません。 

  

傷ついたヒドリガモのその後-2月12日

2007-02-12 19:43:03 | 自然
 いつもの観察ポイント、この場所を餌場にしているグループの20数羽がゆったりと川面を行ったり来たりして長閑な光景です。

 このとき、群れを離れて、1羽が川の流れに乗ってやってきました。よく見ると、例の傷ついたヒドリガモでした。  
 
 後方から見ると、羽がかなり痛んでいます。クリックすると大きな画像が見られます。  

 岸に上がって、大きく羽ばたきました。左右の羽のバランスが崩れています。 

 それにしても、何故、群れから離れてしまうのでしょう? 何だか不安そうな表情を浮かべているように見えます。 

 1月14日と2月6日に見た最初のヒドリガモの姿は、その後、見ていません。

   

もう1羽いた! 傷ついたヒドリガモ

2007-02-09 14:31:52 | 自然
 傷ついたカルガモの様子を見に行きました。群れの数が少ないので、もしかしたら、再び立ち去ったのかなと思いました。

 橋の上から投げ入れられたパンを求めて集まったこの中に、傷ついたヒドリガモはいません。 

 少しばかり上流を見渡したところ、草の生えた砂地に1羽のヒドリガモを見つけました。やはりいたのかと少し安心しましたが、かなり激しく傷ついているのに改めてびっくりしました。 

 左の翼がだらりと下がっているところは、6日に戻ってきたヒドリガモと同じです。しかし何処か違うようにも見えます。 

 泳いでいるところを見て、違いが判りました。これはもう1羽、別の傷ついたヒドリガモなのです。 

 泳いでいるところを後ろから見ると明らかに違います。
  クリックすると6日に見たヒドリガが泳いでいる映像が見られます。
 

 2羽も傷ついたヒドリガモが同じ場所にいたことは、野犬などの攻撃、人による虐待、その他何か異変が起きているのでは考えられます。

あの傷ついたヒドリガモが…。

2007-02-07 22:23:38 | 自然
 1月19日のBlog (4枚目の画像) で取り上げたのですが、あの右翼を傷めたヒドリガモが、きのう6日、同じ所に戻っていました。

 1月14日から23日ぶりに、およそ20羽の群れの中に見た姿は前と同じ状態で、右の翼はだらりと下がっていました。 



 投げ入れられるパン屑の餌の取り合いに、目まぐるしく動き回っていました。画面の上部中央が傷ついたヒドリガモです。 

 何処でどう過ごしていたのか疑問ですが、これからも注目していきます。