みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

3羽のヒナ- 05.26

2007-05-26 22:41:45 | 自然
 26日、中4日空けて夙川へ出向きました。元気で泳いでいる姿を見てホットしました。

 6日前のヒナと比べてみました。こんなに大きくなり、嘴が長くなり、顔が引き締まった感じがします。 

 泳ぐ姿にも逞しさが見られ、愛らしいものです。ずんぐりむっくりの体が少し長くなりました。 

 石に付着した藻を懸命に食べていました。 

 泳ぎ疲れて、これから一休みです。 

 大きくなったといっても、写真右上の松葉の長さと比べてみると、まだ小さいものです。 

 両親とヒナ3羽丸まって眠ってしまいました。 
  
 河口がすぐ近くの浜夙川橋の上流の砂地(写真:右下)で休んでいます。 

ヒナが3羽に

2007-05-21 07:51:34 | 自然
 18日までに、ヒナが8羽から4羽に数が減ってしまいましたが、更に20日には、3羽になってしまいました。 

 眠っているヒナを見守る母親 

 体を寄せ合って眠るヒナ 

 しばらく休んで、元気に泳ぎ始めました。父親が遠目にヒナたちを見守っていました。私の知る限りでは、父親が近づくと、母親が追っ払って寄せ付けないものだと思っていましたが、この後、5羽が揃って下流へ移動していきました。 

 下流へ向っていく母親とヒナたち 

 お知らせ: HP「みどりの館」に動画を掲載しました。


夙川にカルガモのヒナ

2007-05-18 22:20:41 | 自然
 16日、夙川で8羽のカルガモのヒナが元気に泳いでいました。今年初めて見るヒナです。地元の人の話では、17日には、7羽になっていたそうです。もともと最初に見たときは10羽だったらしいのですが。18日に訪れてみると、なんと4羽しかいませんでした。猫か何かに襲われてしまったのでしょう。

 16日、上流に向うカルガモのヒナたち (ヒナが7羽しか写っていません)。  

 川の上流に遡っていくと、流れに段差のあるところに来ました。40㎝ほどの高さのある段差を親は飛び上がりましたが、ヒナたちは流れのある段差を飛び上がることができません。親が盛んに声を出して促しますが、どうしようもなく、諦めて下へ降りてきました。 

 ヒナが疲れているのを察知してか、石の上で休息します。その前に入念な羽繕いをします。 

 18日、ヒナが4羽になったカルガモのファミリーが、先日と同じように、上流へ向います。 

 途中、親が突然、川岸に飛び上がりました。ヒナが泳ぎ回っているので、しかたなく、再び川の中に入って後を追いました。それからまた、岸に上がると、今度はヒナたちも岸にくっ付いた石の上にしがみ付くように登り、身を寄せ合って休んでいました。 

 

 お知らせ:19日、動画を HP「みどりの館」に掲載しましたのでご覧ください。


コサギの足技-巧妙な漁法

2007-05-15 13:46:33 | 自然
 サギなどの水鳥は、それぞれが特色のある餌のとり方をします。コサギのやり方は、脚を巧みに使い、隠れている魚などを追い出して捕捉します。その様子を動画で収録し、HP「みどりの館」 に掲載しましたのでご覧ください。

 3月、芦屋・宮川で撮影しました。
  画像をクリックすると、HP「みどりの館」 コサギの漁法 にアクセスできます。
   

コアジサシ- 夙川河口

2007-05-10 22:58:36 | 自然
 コアジサシは、4月に日本にやってくる夏鳥です。最近数がかなり減ってきたことに危機感を持ち、各地で環境の保全に取り組まれています。コアジサシは、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
 彼らの営巣地は、海岸、河川などの砂地、瓦礫地で、いわゆる裸地です。近年、このような場所が別の用途に使われるようになりました。今や、皮肉にも人工浜の造成を進めなければならなくなりました。


 夙川河口の最南端の砂州に集まっているコアジサシ ここは満潮で水没するので営巣はできません。 

 しばらく海上を飛び廻った後、ここへ戻って一休みします。 

 スマートな体に大きな長い翼を拡げて軽やかに飛翔します。 

 ツバメなどと同じように、緩急のある鮮やかな飛行ぶりを見せながら、ホバリング(停空飛翔)をしながら餌を探し、水中に小魚を見つけるとダイビングします。 

 ダイビングしたものの餌を捕りそこなったようです。水しぶきを残して飛び上がるコアジサシ。ダイサギがその様子を見ているのかな?手前を泳ぐのはスズガモ(♂) 

 見事に小魚を捉え、悠然と帰るコアジサシ 

 左から、ダイサギ、カワウ、ペアーのカルガモ、スズガモ、そして右上にコアジサシが飛んでいます。  
 画像をクリックすると、HP「みどりの館」に掲載中のコアジサシ(動画)をご覧になれます。
 


チュウシャクシギ その2

2007-05-06 15:58:26 | 自然
 4日もチュウシャクシギの撮影に出かけました。前日、撮り残したシーンがあるような気がして、心残りがあったからです。

 求愛のシーンですが、言い寄られて、メスが逃げ惑っているようです。 

 ついに、いたたまれなくなって飛び立ってしまいました。 

 食欲は旺盛で、貝殻の隙間へ嘴をこじ入れ、上手くカニを摘まみ出します。カニの手足をもぎ取って、喉を通りやすくして飲み込みます。 

 打出浜はきょうも穏やかでした。
 
 画像をクリックすると、HP「みどりの館」6日更新 「チュウシャキシギ Part 2」で、動画をご覧頂けます。 鳴き声や飛翔の様子などが収録してあります。 
 

今年もチュウシャクシギがやって来た

2007-05-04 21:24:34 | 自然
 今年もチュウシャクシギがやってきました。打出浜に、もう、そろそろ来そうな頃合いを見計らって出かけてみると、予想通りにチュウシャクシギの小さな群れに出遭えました。ほぼ同じ頃、同じ場所にやってくる野鳥の持つ鋭いセンサーには感心します。

 芦屋浜地区を東西に貫く中央緑道の東端に出ると打出浜、西宮・夙川の河口に拡がる浜が望めます。護岸のコンクリートのブロックの前に牡蠣が堆積した磯が見えます。ここにチュウシャクシギがやってきます。 

 撮影ポイントの地図 
地図をクリックすると広域(詳細)地図を見ることができます。広域地図をご覧になった後で、もう一度ブログに戻るときは、広域地図のブラウザの上部にある「戻る」をクリックしてください。 
   


 見るからに優しそうな鳥です。 

 護岸に付着した牡蠣の周辺に住み着いている蟹などの甲殻類を懸命に漁っていました。見事に蟹を長い嘴に挟みつけて取り出しました。 

 満ち潮になって、足元がすっかり水面に入ってしまいました。
 画像をクリックするとHP「みどりの館」に掲載の「動画」をご覧になれます。 
  

 

春の空、ヒバリの声高らかに響く

2007-05-01 15:33:11 | 自然
 昨年もこの時期(5月4日)に、ヒバリをカメラに収めました。「昭和の日」になった4月29日、今年もまた、場所も同じ南芦屋浜にヒバリの様子を見に行きました。あの時、まだあまり整地されていない広々とした住宅分譲地が、新築の家並みに様変わりしていました。ヒバリとの出遭いを半ば諦めかけたところで、青い空の彼方から、ヒバリの賑やかな囀りが聞こえてきました。生息空間が狭まったけれども、ヒバリは懸命に生きているんだぁ、と感心しました。

 吸い込まれるような空の色に溶け込んで、ヒバリの姿をなかなか捉えられません。目を凝らして漸く、ホバリングする姿を捉えることができました。(ビデオカメラの動画から) 

 2羽が接近してホバリングする姿は今回初めて捉えられました。 

 高らかに囀っている調子が変わってくると、いよいよ下降してきます。降りた地点を確認して、そっと近づいて行きます。すぐに姿を捉えることができない場合が多いのですが、今回は早く見つけられました。  



 

 餌を食んでいたヒバリが、接近してきたメスに気づき、突然、大きな声で囀り、求愛ダンスを始めました。 

 

 別の草地でも、ヒバリが懸命に餌を啄んでいました。絶えず首をもたげ、背を伸して警戒を怠りません。 

 お知らせ:HP「みどりの館」(5月1日付け更新)に、動画を掲載しています。どうぞご覧ください。