みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

いく年、2006年

2006-12-31 13:55:10 | 雑感
 この一年、世界はさまざまな問題に揺れ動きました。いずれも突き詰めてみれば、「人類は明日を如何に生きるのか」という根本的な問題に行き当たります。果たして、人類にこの難題を克服する叡智はあるのでしょうか。

 わたしのBlogは殆どが、鳥や花など、自然の営みのごく一端をカメラに収め、ご覧頂きました。コメントをくださったことを心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 2006年の大晦日に、今年の結びの写真をUPします。


  よく訪れた西宮・夙川河口近くで、「黒と白」の二羽の鳥がお互いを気にしながら接近しました。カラスとコサギです。 

 普段はあまり見向きもされないスズメですが、よくよく観察すると思わぬ発見があるかも、と思って、いつもカメラを向けます。上にいる仲間のスズメに何かを知らせているようです。 

 いよいよ2006年が暮れていきます。どうぞ、良いお年をお迎えください。   
 

柿の木にやってくるメジロ

2006-12-23 21:49:59 | 自然
 12月11日に初めて、ある柿の木にメジロがやって来て、熟した実をつついているのを見ました。
 18、20、22日、近くへ出かけたとき立ち寄ってたくさんシャッターを切りましたが、なかなか満足いくものは撮れませんでした。


 写真 1  

写真 2 

写真 3 

写真 4 

写真 5


 お知らせ: HP「みどりの館」  次回更新(2007.01.01号)に、動画付で掲載します。


ヒドリガモの交雑固体か?

2006-12-19 22:45:10 | 自然
 昨日18日、宮川のヒドリガモの群れの中に、よくよく見るとヒドリガモと他のカモとの交雑固体らしい3羽がいるのに気づきました。

 頭部の色は濃い茶色で普通のヒドリガモと変わりませんが、目の後ろから首筋に向って、暗緑色がうかがえます。 

 もっと頭部を拡大してみると、そのことがよく判ります。 

 因みに、普通のヒドリガモを見てみましょう。前を行くのが普通のヒドリガモ、後ろについているのが交雑固体?のヒドリガモです。 

 今年、1月下旬から4月にかけて、宮川にいたアメリカヒドリとその交雑固体の映像で、ホームページで紹介したものです。 

 ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑固体と一緒に泳いでいる映像で、その違いがよく判ります。 

 今回の固体は、ヒドリガモとヨシガモなどの他のカモ類との交雑種かよく判りません。しばらく様子を見ることにします。

〈関連〉2006年2月13日 みどりの館 Blog-Edition 「今日のアメリカヒドリ」

 

オナガガモーHPに掲載のお知らせ

2006-12-14 23:33:44 | 自然
 西宮・夙川の河口近くには、この時期、多くのオナガガモがいます。12月11日に鳥観察に出かけました。河口からかなり北(国道42号線近く)へ遡ったところに、一群のオナガガモがいました。いつもはこの辺りには、カルガモがいるのですが…。 

 オナガガモの羽ばたき(♂) 

 オナガガモの羽ばたき(♀) 

 平素、あまり見かけないコガモが臨港線・浜夙川橋の近くにいました。夙川で初めて目にしました。  

 ‘夙川のオナガガモ’を「HPみどりの館」12月15日号に掲載しましたので、ご覧頂きますようご案内します。

 下の画像(動画タイトル)はHPにリンクしています。クリックしてください。
 

アオサギのびっくりポーズ

2006-12-13 00:07:13 | 自然
 10日、アオサギ君にびっくりさせられました。

 いつも行く宮川の水鳥の観察ポイントには、アオサギがヒドリガモの中で不動の姿勢を見せていました。そこへコサギが飛来して、アオサギに少し気を遣うようにして横に並びました。 

 風が強く、アオサギの頭の先の毛が逆立っていました。 

 橋の上から川下を眺めようとして、目線をあげたところ、何と私の正面4メートルほどの間隔で、アオサギが私をにらみつけているではありませんか。一瞬飛び掛ってくるのではないかと肝を冷やしました。 

 川に架かる大きなガス管の上に、威風堂々、不動の姿勢で川面を見つめいぇいました。 

初冬の風情

2006-12-10 13:40:11 | 自然
 3日ぶりに日の光が眩く輝いています。六甲の山肌の紅葉が遠目にも鮮やかです。先日、散歩中に見た初冬の風景をデジカメスケッチしました。

 冬の木立の中に目立つのはクロガネモチの赤い実です。 

 カラスがすっかり葉を落としたナンキンハゼの木に群れているのが見えました。 

 冷たい風が吹き付ける高層住宅の外壁に、ゴンドラに乗って作業をする人たちがいました。心なしかゴンドラが揺れているように見えますが、お疲れ様です。 

 ツグミが夕日に染まり、凛然とした姿で木立に中におりました。 

 並木の陰から周りを赤く染めて。まさに沈まんとしています。 



 

アオサギの大胆な行動

2006-12-06 14:34:28 | 自然
 12月1日、芦屋・呉川町のハナミズキ通りを自動車で帰宅中、前方に黒い物陰が道路を横切りました。なんだろうと注意してみると、何とアオサギが舞い降りてきたのでした。運転中でカメラに収める術もなく心残りでした。ところが、今度は、5日、ミニバイクで帰宅中に同じ場面に遭遇しました。「天はわれに味方せり」。早速、バイクを止め、徐にカメラを取り出しました。

 この通りは、左に歩道があり、車道を挟んで用水路があります。そして、この用水路には大小の鯉が放たれています。川面には保護のために、10センチほどの間隔の糸が張られています。鯉を狙って、まだ若い(と思われる)アオサギが歩車道を行き交う人や車を恐れずやってきたというわけです。都会地に住むアオサギ君の実に大胆、思い切った行動に感心しきりというところです。 



 下校中の子どもたちが大声を発して、近づいたので、いつでも逃げることができるように身構えました。その後、大きく飛翔して、宮川の方へ飛び去っていきました。 
 

八重のサザンカ

2006-12-04 23:03:18 | 自然
 北の青森では、積雪が50センチを越す大雪になったとニュースが流れていました。つい先ごろまで、紅葉が眩かった立ち木の枝はすっかり葉を落としてしまいました。

 今日の散歩で見た花は八重のサザンカです。生垣に一ケ所だけひっそりと咲いていました。 

初冬の風景

2006-12-01 23:35:25 | 自然
 30日、午後3時過ぎに散歩に出かけました。冷たい風に、枯葉がひらひらと舞い落ち、アスファルトの路上で乾いた音を立てて足元を通り過ぎていきます。初冬の風情を濃くしていく散歩道です。 

 見上げた空に、昼の月が浮かんでいました。 

 イロハモミジの古木も精一杯のパフォーマンスを見せてくれます。 

 日一日と、葉が落ちていくナンキンハゼの白い実が目立ってきました。 

 紅葉に彩られたS小学校の放課後の校庭で、一輪車に興じている子たちがいました。 

 夕日を受けて、サザンカの花の色がいっそう際立つていました。