みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

真昼のコウモリ

2007-04-25 21:22:50 | 自然
 先日(21日)、午後1時に西浜公園でカルガモを観察していたところ、上空をかなりの速さで、しかも方向チェンジを目まぐるしくしながら、飛びまわる黒いものが目に入りました。
 こんな明るい時間に何とコウモリだったのです。夕刻間近かに、宮川や家の近くを飛ぶのをよく目撃していました。このコウモリの種類はわかりませんが、このように昼間でも餌さを採るコウモリもいることを初めて知りました。


 どう動くのか予測できない上に、速い動きなのでなかなかデジカメで捉えるのは困難が伴います。かなりの多くシャターを切りましたが、これはという映像を‘もの’にすることができませんでした。 

 トリミングして映像をアップしてみました。どうやらコウモリらしくなりました。 



 逆光線にコウモリの翼 (‘飛膜’というそうです) が透けて、まるでレントゲン写真のようになりました。我ながら、これはちょっと珍しいコウモリの映像では?と思っています。  

 

蝶 ツマグロヒョウモン

2007-04-22 11:22:21 | 自然
 そろそろ、ナミアゲハやモンシロチョウなどが、花から花へひらひら飛びまわるのが見られるようになりました。
 昨日(21日)、今年になって、初めてツマグロヒョウモン(♂)を見ました。昨年は行く先々で多く見かけましたが、果たして今年はどうでしょうか。


 住宅街のアスファルトの道路の真ん中で、枯葉の傍に降りていました。 

 こちらは、羽をたたんだ裏側の文様です。 


春の夙川 2

2007-04-15 23:02:43 | 自然
 11日に続いて、13日も夙川河口へ足を伸ばしました。カモの姿はもう数えるほどになっていました。しかし、相変わらず、ユリカモメだけは相当の数です。

 夙川の河口付近に集まったユリカモメとヒドリガモ(手前) 

 ユリカモメは過密状態で、自分の居場所を確保するために、時として、争いが始まります。 

 激しく威嚇するユリカモメ 

 州の間の流れのあるところにカワウが泳いだり潜ったりと忙しく動いていました。 

  しばらくすると、カワウはそれぞれ、羽を乾かし手入れを始めました。 

 ヒドリガモの一隊が飛び立ちました。 

 カワウはジッと遥か沖合いを見てあまり回りの気配に動じません。ダイサギも陸に上がって、羽を繕っていました。 

 子どもたちがやってきました。水の中に入ってきたので、ユリカモメが大パニック状態に陥りました。   

 


春の夙川

2007-04-12 23:33:14 | 自然
 花見客で賑わう土・日を避けて、4月11日、西宮・夙川へ出かけました。サクラを見る前に河口の水鳥を観察することにしました。この日は、相変わらずユリカモメが乱舞していましたが、ヒドリガモやカワウ、それにアオサギとダイサギも集まっていました。

 この日は南西の風が強く、波が浜に向って押し寄せていました。遠浅になった沖合いに、アオサギ、ダイサギ、オナガガモが波間に見えました。 

 波間にオナガガモが水中に頭を沈めている姿(右端)が見えます。 

 珍しくスズガモ(♀)が一羽いました。 

 更に中州の先端に、マガモのつがいがいました。 

 コチドリも目の前に飛び込んできました。 

 中州の間を流れる水中で、カワウが魚を捕まえました。タイミング悪く、向う向きになってしまいました。 

 西へ飛び去ったマガモを追いかけて移動しました。かなり沖合いで、ひょうきんな姿を偶然に捉えました。 

 アオサギが海面すれすれに飛んで行きました。 

 引き揚げているとき、堤防の傍の木立に、ノビタキ(♀)がひっそりと留まっていました。たぶん北への「わたり」の途中に立ち寄ったと思われます。全くラッキーでした。 

 お知らせ:4月15日、更新予定のHP「みどりの館」に動画付きで掲載します。


宮川にやって来たコチドリ

2007-04-06 21:49:22 | 自然
 関西では、サクラが咲き誇り、賑やかなイベントが繰り広げられています。宮川沿いのサクラ(震災直後に植樹)が大きく育って、見事に咲き誇っています。

 川沿いの遊歩道の桜並木の下を帰宅する中学生たち 

 ヒドリガモなどが、めっきり少なくなった川に、サギ類が集合しています。 

 1,2日に河口で見たコチドリが、4日には汐凪橋の近くまでやってきていました。この辺りで見るのは初めてです。 

 砂地の中州にドバトとツーショット 

 5日には、さらに汐凪橋を越えた上流につがいのコチドリが姿を現し、17時を過ぎても飛び立つ気配はありませんでした。コチドリは、スズメより少しだけ大きいのですが、米粒ほどに見え、動きが早いのでファインダーから消えることが間々あります。  

 アップで見ると、なかなかのハンサム?でしょう。  

 お知らせ: 「HP みどりの館に4月7日付けで更新upしました。




4月1日、今日の宮川

2007-04-01 19:07:43 | 自然
 昨夜、激しい雷雨をもたらした前線が通過したあとも、雨は朝方まで残りました。曇り空の午後遅くなってから、宮川へ出かけました。

 ヒドリガモの数はおよそ20組が汐凪橋の下流にいましたが、それより上流には、傷ついたヒドリガモが2羽だけ体を接して佇んでいました。(右、フクちゃん、左、コーちゃん) 

 散歩中、立ち寄った人がパン屑を川に投げ入れると、2羽は急いで川の中に入ってきました。鯉もカメも餌の取り合いに加わってきました。餌をめぐって、フクちゃんがコーちゃんを牽制しています。(左、フクちゃん、右、コーちゃん) 

 餌さ採りが終わると、岸辺に帰り水草をあさっていました。 

 下流にはアオサギがじっと水面を見つめていました。足元にヒドリガモのメスが体を休めていました。 

 しばらく見なかったホシハジロのカップルが5組いました。 

 宮川河口で、小さな影が飛び交うのに気づいて対岸を見ると、コチドリが餌を探して忙しく動き回っていました。 

 コチドリに近い仲間に、イカルチドリ、ハジロコチドリがあります。
 
 お知らせHP「みどりの館」 (4月1日更新)に「傷ついたヒドリガモ その後 7」を掲載中です。