偶然e-lusで見つけた得チケ。なんとS席1階が半額近くの8000円だったので買ってしまった。
そうしたら吃驚。客席スカスカ。1階後ろ10列はほぼ無人。大丈夫かなぁこのバレエ団。
ここは90年代に創設というロシアでは新顔のバレエ団なんですよ。
本公演ではオケも率いて来日の筈が、ふたを開けてみればいつものむにゃむにゃ管弦楽団が。
前売りチケットの売れ行きが思わしくなかったからかなぁ...なんて邪推を。
キャストはご覧のとおり。
オデット/オディール:アンナ・サモストレーロワ
ジークフリート:ワディム・ムンタギロフ
ロットバルト:デニス・ロヂキン
ロヂキンのロットバルトが怪しくて面白かった。
ムンタギロフは一幕、弓を打つポーズのあとの背中反らしがすごく綺麗。ジュテがすごく垂直にふわっと上がるのも人間技と思えなくて。
ムンタギロフに足りないのは色気でしょうね...子供っぽさが抜けない。顔がちいさすぎるのが要因だと思うけれど(あと顔の形)。でも先ずは八重歯をどうにかしてほしい。イギリスでなにか言われないのだろうか...?
アンナ・サモストレーロワちょっと硬かったかな、踊りと踊りの合間に途切れが生じる時が。白鳥の時、瀕死の白鳥みたいな振りあったよね?あれいつもあったっけ?
黒鳥のフェッテは軸もぶれず位置も殆ど変らず見事でした。あとトゥの音が小さいのもすばらしい。
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