30代からのバイオリン練習記録、とオマケ

大人から始めてその魅力に嵌ったバイオリン、その練習記録を綴ります。気が向けば日々のよもやま話も。

ミハイロフスキー劇場バレエ「ローレンシア」

2016-01-06 | 生活を彩るものたち
2016年初バレエで日本初演で私も初見の作品。
文化会館、1F5Fはさすがに9割埋まっているが、3,4Fは1割程度。
う~んやはり仕事はじめの火曜日という日にちも悪いし、あまりバレエ観ない人が
あえて選ぶ演目ではないので不利なんだろう。
でもこれだけ呼べればすごいよ。と、このあいだの白鳥の湖を思い出して涙...。

そして本作品。なかなか面白かった。オケ激しいな。入り初っ端からずれてやんの。
でもバレエのオケには大分寛大になった私です。

ストーリーはあってないようなもの。ぺレンは美人さんだが無表情で、
最初の方、全然ワシーリエフとラブラブじゃないよ。どういう関係なのか把握するのが
難しかった。

そして、流しのバイオリン弾き役で、モロゾフ登場。この方大分前には白鳥で主役
演ったりしていたのに、層があつい証拠か。でも難しげなリフトなど見せ場もあって。
よくわからんサイドストーリーもあり、ちりちりパーマ君を観られて嬉しかった。

そしてワシーリエフです。後ろで演技しているときに思ったのが、この人の体型は
昔のキン肉マンだということです。特に全身白タイツみたいなとき。
でも前に出てきて踊り出すと気になりません。
彼の踊りをバレエではないと揶揄するひともあるようですが、これだけ盛り上がりを
作ってくれている彼の功績は無視できないのではないでしょうか。
あと私の好きなのは彼の背中の柔らかさ。舞台上手奥から男性仲間従えての
踊りの時のしなり具合は最高。

パドシスは期待はずれ。男性はほぼサポートのみだし、ペレン全然音楽に
のってない。

最後の民衆の蜂起、女たちの踊りはドンガンドンガン激しい音楽での女性コールドが
滅多にないこともあり、新鮮で楽しかった。この時のペレンは良かった。
しかしあれって下着姿なんだよね。誰か上にかぶせてやりなさいよ。

兵士の数が異様に少ない気がしたけれど、おそらく城の外にいた、という解釈で
いいんだよね。

カテコの時一階に行ったら、ワシーリエフのジャンプを目の当たりにして。
その高さ、同じ目線で見たら尋常じゃなかった。それを何度も見せてくれて、
この人のサービス精神に大感謝。
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