花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

日本の伝統色・薔薇色と暗黒色

2009年03月31日 | Weblog
薔薇色の人生」とは、希望に満ちた人生のこと。
バラの花色は、古くから、白や赤、ピンクもあったと思うのに、薔薇色というと「淡紅色」を指す。「薔薇色のほっぺ」の「薔薇色」は、やはり、「淡紅色」のことを指すのでしょう。絵画の世界でもこの「薔薇色のほっぺ」の人物がよく描かれている。
そしてこの色は「輝く希望の色」。
ローズ石(ローゼライト)という薔薇色の鉱物があるが。この名前は色に由来するのではなく、鉱物学者ローズに由来するそう。

◆日本の伝統色からの、《植物由来》の抜粋はhttp://www18.ocn.ne.jp/~momono11/denntousyoku.html
《日本の伝統色》として紹介されている色は、実に462種類。
◆一口にピンクといっても、淡いものから濃いものまで、「薄桜 うすざくら」から「薔薇色 ばらいろ」、「韓紅 からくれない」まで36種。
◆「赤」としか表現できない色にも、「紅緋べにひ」「赤 あか」 「猩々緋 しょうじょうひ」「紅 くれない」「深緋 こきひ」「紅赤 べにあか 」「朱・緋 あけ 」「茜色 あかねいろ」等など。
◆「肌色 はだいろ」「肉色 にくいろ」「肉色 にくいろ」など、何を基準にしているのか、不明なものも。
◆「きいろ」と呼んでいる範ちゅうには、同じ意味合いで使われている「山吹色 やまぶきいろ」「金色 こんじき」「黄金 こがね」の色がある。
◆新緑を表す色も、「若草色 わかくさいろ」「若芽色 わかめいろ」「若菜色 わかないろ」「若苗色 わかなえいろ」「萌黄 もえぎ」「若葉色 わかばいろ」と、細やかに分けられている。
◆大和撫子は、「髪は烏の濡れ羽色」というが、実際に、「烏羽色 からすばいろ」と「濡羽色 ぬればいろ」がある。
◆漆黒の世界は、その名のとおり
暗黒色 あんこくしょく」
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