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気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

2001年末のパリ・オペラ座のバレエ・リュス・プログラム

2009年11月26日 | Ballet
この年末はパリ・オペラ座でバレエ・リュス・プログラムが予定されている。

ということで、そういえば2001年の年末に同じパリ・オペラ座でバレエ・リュスのプログラム(演目は異なる)を観たけど、全然わからなくて堪能できなかったんだよなぁ・・・と思い出した。

あの時はそもそもあまりプランのない観光旅行でクリスマスのパリに滞在し、街中が休業で機能停止に陥り・・・なんとかオペラ座で催し物をやっているのを見つけ、チケットを取ったのだった。

当時はバレエもほとんど観たことがなくて、知識もなく、貴重なプログラムであったのに全く理解できなかった・・・・。なんとも惜しまれる。しかも、当日のリーフレットも紛失してしまい、記録すらも残っていない。

演目は、後にバレエの知識がついていくうちにこれだったな~というのが判明したが、キャストは全く不明。色々調べて、ようやくBallet Talkの当時の関連投稿記事を発見!

公演前にキャストがアナウンスされた時のスレッドから
http://ballettalk.invisionzone.com/index.php?showtopic=4080

Forkin's Petrouchka" ペトルーシュカ(フォーキン)
-Laurent Hilaire - Elisabeth Maurin- Wilfried Romoli
-Kader Belarbi/ Karin Averty/ Yann Bridard
-Lionel Delanoe/ Clairemarie Osta/ Jean-Christophe Guerri (coryphee) or Herve Dirmann (sujet)
-Kader Belarbi/ Laure Muret (sujet)/ Stephane Phavorin (sujet)

Nijinsky's "L' Apres-midi d'un Faune" 牧神の午後(ニジンスキー版)
-Jean Guillaume Bart and Karin Averty
-Wilfried Romoli and Laurence Laffon (coryphee)
-Yann Bridard and Amelie Lamoureux (coryphee)
-Stephane Bullion (coryphee) and Laurence Laffon

Robins' "Afternonn of a faun "牧神の午後(ロビンズ版)
-Nicolas Le Riche and Eleonora Abbagnato
-Karl Paquette and Laetitia Pujol
-Herve Moreau (sujet) and Juliette Gernez (coryphee)
-Yann Saiz (sujet) and Emilie Cozette (coryphee)

Blanca Li's "Scheherazade" シェヘラザード(ブランカ・リ)
-Agnes Letestu and Jose Martinez
-Delphine Moussin and Benjamin Pech or Stephane Phavorin
(以下他サイトより)
音楽:Nicolai Rimski-Korsakov
振付:Blanca Li
美術:Thierry Leproust
衣装:Cristian Lacroix
オーケストラ:Orchestre Colonne 指揮者:Paul Connelly
上演スケジュール:
2001年12月19, 20, 21, 22, 24 (14 :30 & 20 :00), 25 (15 :00), 27, 28, 29, 30 (15 :00) - 19 :30
2002年1月2, 3, 4 - 19 :30
会場:《Palais Garnier》

28日に見た方の投稿記事では、
http://ballettalk.invisionzone.com/index.php?showtopic=4066
ペトルーシュカ
Laurent Hilaire - Elisabeth Maurin- ?Wilfried Romoli(記載がなかったので上記より)
イレールの出来は4年前にこの方が観たベラルビに遠く及ばない動きだったとちょっと酷評。私はこの演目に関してはこの時「なんじゃこりゃ?」と訳がわからず、印象最悪。以来観たことがない。長く踊り継がれてきている演目だから、もう一度改めて観るべきなんだろうな。

牧神の午後(ニジンスキー版)
Yann Bridard and ?Amelie Lamoureux(記載がなかったので上記より)

牧神の午後(ロビンズ版)
Karl Paquette and Juliette Gernez
ロビンズ版は1974年にパリ・オペのレパートリーに入った(ヌレエフとポントワなど)が、その70年代以来の上演だったそう。で、とても期待してたのにキャストが悪かった!とこれまた酷評。

この時は同時にバスティーユでラ・バヤデールを上演していて、エトワールとプルミエール・ダンスールの大半がこちらに回っていて、こちらのプログラムのキャストは若手中心に組まれていたのが、初演時と違いすぎる!!とかなりご不満

シェヘラザード(ブランカ・リ版)
もうこれにいたってはキャスティングに言及されず、とにかく酷評。
振付もそうなのだが、特に衣装が最悪とのこと。私はラクロワが担当したという衣装の美しさに目を奪われ、ここでようやくバレエを観た!と感激したのですが・・・この衣装に関してはどちらかというと肯定的な意見が多数だったと思うののだが・・・。

とにかく引用した方はプログラム全体に対して概ねネガティブな感想だったが、このスレッドを最初に立てた方は全般的に素晴らしいパフォーマンスだったとポジティブな印象をお持ちだった。が、この方にしてもブランカ・リの振付は「so so」とのこと。このシーズンの新製作だったのに、かなり不評だったよう。

そして、ニジンスキーとロビンズの二つの牧神を同時にやるものおもしろい試みだけど、あの音楽2回は眠くなるとの意見も。

確かに!

今年のバレエ・リュス・プログラムはエイマンの薔薇の精とかボリショイからのゲストも数名参加でさらに内容が充実しているよう。どんなパフォーマンスになるのかな。

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