As I like it

気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

新国立劇場「カルメン」

2005年03月26日 | Ballet
カルメン:酒井はな、ホセ:山本隆之、エスカミーリオ:マイレン・トレウバエフ、ミカエラ:真忠久美子、スニーガ:市川透、フラスキータ:西川貴子、メルセデス:厚木三杏、パスティア:ゲンナーディ・イリイン

すごく良かったです! 私はよく上演されるアロンゾ版「カルメン」を何度か観た事があるのですが、あんまり好きになれませんでした。。で、チケットはあるものの、どうしよかな~って感じだったのですが、どうにも暇だったので? やっぱり行くことに。 カルメンは短い作品だし。。と思ったら、上演時間は2時間、休憩もある。あれ?カルメンってそんなに長かったっけと思ったら、新作創作バレエ。。by石井潤とあるわけで。。?(かなり認識不足) 

が、この石井版はかなり見ごたえがあって良かったです!! 「カルメン」が好きになりました! インパクトのある大胆な振り付け、ストーリー性を重視した展開、そして主演の酒井さんがすばらしかった! 

第一幕
幕が開いてその場にいたのは、6組ぐらい男女ペア。 男性が女性を肩の上に乗せているのですが、これがいわゆる「肩車」ではなく、上にいる女性が男性の方を向いた「肩車」なのです! つまり、足を大きく広げ、その股間の前に男性の顔があるわけです。。いきなり「な、なんと。。!」と思います。 舞台後方中央にはテーブルがあり、その上ではエスカミーリオがポーズをとっています。 その背後には4つの高さの違う三角柱みたいなものが立っているだけのきわめてシンプルな舞台装置です。 ほどなくして白いシンプルな下着に近いようなドレスに赤いストールのカルメンが登場。 実は私、酒井さんを観るのは初めてだったのですが、なんてスタイルの良いひとなんでしょう!!! 手も足も細くて長い~! この白のドレスがとても良く似合っていました。 タバコ工場の女性従業員とけんかするシーンもなかなか迫力! コール・ドの振り付けもかなり迫力あるものでした。 そして見せ場は最後、ホセと結ばれるシーンですが、いや~すごいすごい! このシーンでは酒井さんがテーブルの上でトゥシューズを脱いで、裸足になってホセと絡み合うのですが、かなりリアル~! 体当たりな演技でした。 こういうシーンって先日観たアダムの「危険な関係」を思い出すのですが、こちらの方が「踊り」としての完成度が高い気がしました。。ごめんね、アダム。 ミカエラはかなり清廉な感じ。 見せ場はあまりなかったかな。。

第二幕
カルメンの衣装は黒のベルベットのロングドレス。フラメンコというよりはソシアル・ダンス的な雰囲気です。 プログラムによると「あえて(赤ではなく)”黒”を選んだ」ということだったのですが、酒井さんのスレンダーなボディとシンプルな舞台装置にとってもマッチしていたと思います。 エスカミーリオと闘牛士たちを除いて全般的にとってもシンプルですが洗練されたデザインの衣装でした。
 
さて、第二幕の前奏曲が終わり幕が開いた後(だったと思います)は音楽なしで闘牛士たち?の踊りだけが繰り広げられます。 この間5分、10分ほどだったでしょうか。 手拍子と掛け声だけでの緊張感-踊りがクライマックスを向かえ、音楽が入る。。とそりゃ盛り上がります~! エスカミーリオのトレウバエフはまさにはまり役な感じ。 ホセの山本さんも段々と狂気に落ちていく感情の変化がとてもよく表現できていたと思います。

いや~、行って良かった~! チケットもお安かったし。 今まで新国立のシーズンチケットはゲスト主演が主体の日のプルミエを買っていて、観るたびに違和感を拭い去れず、コール・ドなどを見過ごしがちだったけど、これからは日本人だけの日を観る事にしますっ!

映画「スキャンダル」

2005年03月24日 | Cinema/TV Drama
イ・ジェヨン監督、ペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨン

言わずとしれたぺ・ヨンジュン映画デビュー作。 それにしても、よくこれをデビュー作に選んだものです。。かなりチャレンジングだったと思います。 ちなみに私は決してヨン様ファンではありません。 この映画を観てみようと思ったのはアダムの最近のプロダクション「危険な関係」と同じ原作をベースにしたものだったからです。 ちょうど「冬ソナ」にはまった後だったので、韓国モノに興味があったし。。17世紀フランスの話をどう韓国(正確には朝鮮)に置き換えたのだろう。。という怖いもの見たさも。

で、結論から言うと、実にすばらしい出来っ! 原作にかなり忠実に、でも巧みに朝鮮に読み替えられた完璧な脚本。 衣装、映像の美しさ。 特に最後のシーンの美しく哀しいこと。。。。はっきり言って原作をそのまま映画化したハリウッド版「危険な関係」よりも良いと思います~

韓国ドラマ

2005年03月23日 | Cinema/TV Drama
大騒ぎなブームを目の当たりにすると、へそ曲がりとしては今更素直に受け入れられなかった「韓国」モノ。 しかし、年末に例の「冬ソナ」再放送を見て、不覚にも見事にはまってしまった。。何が面白いかというと。。すれ違いなストーリーと純真な愛。。これが乾いた心に染みるんだなぁ~ それから全般的にロケが多くて映像がきれい。そして、似て非なる韓国文化がとても興味深いんです。

これまで、「冬ソナ」と「ホテリアー」、映画「スキャンダル」を観ました(注:ヨン様作品ばかりだけど、決してヨン様ファンではない)。 今は「夏の香り」(だっけな?)と「秋の童話」を観てます。

夏、秋、冬のドラマものはストーリー自体は昼メロとか昔の「赤いシリーズ」って感じで。。必ず婚約者がいるなど許されざる二人が一途な恋に落ちる。。周りは良き友人といじわるな友人で固めるのがお約束。 出てる役者がかなりかぶってるし、効果音の音楽まで同じだったりして。。。かなり安易(笑) 「ホテリアー」は監督も違うし、かなり設定が違ったという意味で目新しくておもしろかったけど、エンドが今ひとつ気に入らなかったなぁ。。。 

似て非なる韓国文化というのは、例えば、インスタント・ラーメンを食べるとこは日本と同じ。ソウルの街並みは東京っぽく、スキー場は苗場みたいだし、高原リゾートは全く同じ。 でも、裕福な設定のお家の作りアメリカっぽく、玄関入ってすぐにリビングがあって、そのままオープンな階段があったり、キッチンには大型の作りつけの冷蔵庫があったり、部屋の壁紙が黄色だったり。。でも、 温床やお誕生日のわかめスープはまさに韓国。 不思議なのはリビングのテーブルの上に電話が置いてあること。 

ところで、ウォン・ビンってキムタクそっくりだと思うのは私だけでしょうか???

映画「スキャンダル」は別格にとても良いです。これはまた別途コメントします。

新装開店&コスメ

2005年03月23日 | Hibi no tsure-zure
ここは観劇記録のスペースだったけど、もちっと徒然なるままにいろんなことを自分勝手に書いてみたいな~と装いも新たに?再スタート!

まずはダンスネタ以外を一つ。お化粧品について。

最近のブームは○ビィ・○ラウンです。 基礎化粧品からメイク用品まで○ビィ化運動推進中です。 

そもそも○ビィ・○ラウンなんてまったく縁が無いと思っていました。 基礎化粧品はそれなりに考えて選んできたけど、その上のメイクはかなり適当でした。 顔が濃い目なので、メイクは出来るだけナチュラルに、マスカラも使いません。。 でも、ある時プロにちゃんとメイクしてもらったら、やっぱりものすご~く違うんです~! モデルをやってる友人Yが「やっぱり○ビィが使いやすいのっ!」と力説していたので、どれ一つ。。勇気をだして?○ビィのカウンターへ行ってみたのが事の始まりでした。 そして、使ってみるとどれも使い易くて、使い心地が良く、しかも優秀なアイテムがたくさんあるのです! 

気に入ってる商品を挙げると。。

ブラシ
○ビィというとまずは当然ブラシを勧められちゃうわけで、アイメイク用一揃いと眉ブラシを購入。でも、使ってみるとどれもほんとに使いやすい。 眉はあのブラシでないと描けないっ!

基礎化粧品
あまり目立たないですが、意外なことに?すごく良いんです。すべてアロマベースで、香りでとってもリラックス出来ます。 カウンターでお化粧水をつけてもらった時にその香りに惹きつけられ、それからお化粧品の○ビィ化に拍車がかかりました。

目元用コンシーラー
コンシーラー自体最近使い始めたのですが。。。この目元用コンシーラーはすごいっ! コレで目の下のくまを隠すと表情が晴れやかに! 蛍光灯の下で鏡を見るのが辛くなってきていたのですが、これでちょっと解決された~ 普通のコンシーラーと分けてあるのは油分とかの違いらしい。 目元はヨレやすいから、専用のものを使ったほうが良いそう。

スティック・チーク
スティック状のクリーミィなチーク。 ファンデーションを塗った後にこのチークを頬骨の高いところに乗せてスポンジでぼかす。。それからお粉をはたきます。 こうするとですねぇ、従来のチークみたいにおてもやんみたいにならず、とっても自然な仕上がりになるのです~! のばすのも全然難しくないし。 これはかなり気に入りました~

追って、画像をアップしたいと思います~