As I like it

気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

地震!

2007年03月26日 | Hibi no tsure-zure
私の実家は富山です。日曜の地震ではやはりかなり揺れたようでしたが、内陸の方だし、特に大事には至らなかった模様です。

地震が起きた時には、富山の方はさほど被害が大きそうな感じがしなかったので、実家には夜にでも電話しようと思っていたら、父から電話がかかってきてました。NTT、携帯はパンク状態だったけど、IP電話は大丈夫だったらしいです。そんなものを設置している父ってば・・・侮りがたし。しかし、薄情な娘は夕方までに両親に電話をしようという発想がなく・・・

「大丈夫だった?物とか落ちてきたりしなかった?」と聞くと、特に何の被害もなく、無事だったとのこと。一番大変だったのは、長い揺れの間、トイ・プードルのポンがびっくりして腰を抜かしそうになっているのを支えたことだったらしい・・・。う~む、それぐらい余裕があったんだったら、大丈夫だね。

被害に合われた方には心よりお見舞い申し上げます。まだ余震が続いたりしているよう。これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

探究心

2007年03月14日 | Hibi no tsure-zure
昨日の全日空機の胴体着陸。ドキドキしながらテレビのライブ中継を見守りました。無事着陸の時にはフロア中拍手が沸き起こりました。皆さん、ご無事で何よりです。

さて、そんな中、我が丁稚(ロシア人、日本語のみならず、各種語学堪能)が、「ボンバルディアってすごい名前ですね」とつぶやく。彼によると、ボンバルディアbombardierとは「爆撃機」の意味(多分フランス語)。「えぇ~!!」と言ったら、すかさずオンライン辞書で確認してみせてくれました。確かにすごい名前だ。知らないって恐ろしい。

そんな名前をつけてるのはどこの国の会社?と思ったら、丁稚はすかさず調べて、「カナダの会社です。」 ・・・・ ウチの会社ってば、同じカナダ系なんですけど・・・ちょっと複雑な気持ちに。

しかし、丁稚君!そんなことはさくさく調べられるのに、どーして、仕事上の基本的なことはいつまでもわからないんだっ!先週の金曜に与えた課題の答えをまだ出してないでしょ!と別な怒りが・・・ う~む。

情熱大陸

2007年03月06日 | Hibi no tsure-zure
TBSの日曜夜の番組で、今回の主役はアメリカのバレエカンパニーABTに所属している日本人加治屋百合子さんでした。小柄で華奢だけど、小顔で首も手足も長~い。そして、本当に細い手、脚、体はものすごい筋肉質。お腹が割れてました(^_^;)

現在はまだコール・ド階級の彼女ですが、2月のパリ公演ではソリストの役でソロで踊るチャンスもあったよう。とてもストイックで自分に厳しく、志を高く強く持っている方ですね。彼女がプリンシパルになる日が来るといいなぁ。

テーマと関係ないけど、ABTの練習風景が見れたのがお得な感じでした♪ アンヘル・コレーラもちらっと出たよ?いちぞーさん!

Kバレエ 「白鳥の湖」 2月24日ソワレ

2007年03月01日 | Ballet
Kバレエカンパニー「白鳥の湖」
2月24日(土)18:30~ @東京フォーラム

オデット:吉田都
オディール:松岡梨絵
ジークフリート王子:芳賀望
ベンノー(王子の友人):橋本直樹


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大胆な楽曲の組み換えの真相を知りたくて、マチネ終了後にパンフレットを購入。ソワレまで一杯飲みながら熟読。あまり詳しく書いてなくて、第3幕に使われた曲がなんだったのか分かりませんでした。

第一幕
おっと!王子の友人ベンノーはマチネで気に入らなかった橋本直樹ではないか! しかし、ちゃんとソロの踊りのせいか?先ほどのように気になるところがない・・・どころか、かなり技術が高い。逆に今度はパ・ド・トロワに入ったアレキサンドル・ブーベルはやはり3人で踊る時に荒さが目に付きました。3人で踊るのは難しいのですね???

芳賀王子登場にはちょっと拍手。昨年は怪我のため半年以上舞台に上がれなかった芳賀君ですが、すっかり回復したようですね。ジャンプも高いし、回転も安定していてGOOD。強いて言うと、バジルには問題ないけど、王子っぽいキャラではないかな。立ち振る舞いにもう少し気品が欲しいところです。お母さんの言うことには逆らえないマザコン王子の雰囲気は良く出ていました。

第二幕
オデットがジュテで登場。大拍手。ちょっと頬紅の赤さが気になりましたし、どうしてもロパートキナと比べて、体そのもののラインの美しさが・・・などと思ってしまいました。が、見ているうちにそんなことはすっかり忘れて入り込んでしまいました。気持ちをすべて語りつくすような目の表情が印象的です。王子と出会った時の驚きと戸惑い、心を開いていく様がはっきりと伝わってくるのです。そして音楽と完全に調和した正確なステップと繊細な腕の動き。吉田さんの踊りはいつも安定していて、ブレがない。これだけ別のパートナーで見ても変わらないというのは、やはり彼女自身の強靭なテクニックによるものではないでしょうか。ロイヤルでも若手の主役デビューに付き合ったりしているから、若手と踊るのには慣れていらっしゃるのでしょうか。

第三幕
花嫁候補のところはやっぱり気に入らないなぁ。なんか音楽をリフレインされるのは不愉快な感じです。

オディール登場。松岡さんは先日の「二羽の鳩」のジプシー娘がすばらしかったので、きっとオディールも合うはず!と思っていたけど、なかなかやはり!テクニックや演技では昨日の荒井さんの方が優れていると思いますが、松岡さんの華やかな雰囲気が好きです~ 芳賀さんのソロもまずまず。ロッドバルトのソロは・・・要らないのでは??

第四幕
ちょっと時間が経ってしまって、ほとんど記憶にない・・・最後の天国に上っていくところの吉田さんのとても幸福そうな表情が印象的でした。コール・ドは本当に天に向かって隊をなして羽ばたいているようで、この演出は良いと思いました。しかし、コール・ドが良かったのはここだけかも~

はて、奇想天外な!と思った熊川版ですが、どうやらかなりダウエル版を踏襲しているようですね。そういうことならちょっと納得(なぜ?)。