As I like it

気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

7/21 ABT 「オールスター・ガラ」

2005年07月22日 | Ballet
7/21 ABT 「オールスター・ガラ」@東京文化会館(上野)

忙しい~!感想が間に合わない。。! 出来るものから。。

ニーナは随分前にキャンセルになりましたが、イーサン・スティーフィルが怪我のため来日せず。。残念だけど、こればっかりはどうしようもないですね。 でも、私にとっては初ABT!感激でした! ガラ公演だけに皆さん力を入れて踊ってくれたと思います。充実な公演でした。

第一部
テーマとヴァリエーション  <25分>  
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー <管弦楽組曲第3番op.55 第4楽章>
振付:ジョージ・バランシン/演出:カーク・ピーターソン

パロマ・ヘレーラ/マルセロ・ゴメス
ユリコ・カジヤ/シモーヌ・メスマー/マリア・リチェット/アドリエンネ・シュルト
カルロス・ロペス/ジャレード・マシューズ/ゲンナジー・サヴェリエフ/ダニー・ティドウェル

初めて観た演目ですが、とても気に入りました。 バランシンのスタイル-クラシック音楽に合わせて、ストーリーのないクラシック・スタイルの振付-はとても好きかもしれません。。チャイコフスキーの音楽が好きだから、さらに◎。 昨日エトワール・ガラで観た「ジュエルズ」、「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」とともにバランシンが一躍お気に入りに参入です~ ヘレーラとゴメスのペアはとても見た目の釣り合いが良いカップルだと思いました。ヘレーラさんは別の元気のある役を観てみたいです。


第二部
「ロミオとジュリエット」 より “第1幕のパ・ド・ドゥ” <10分> 
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ/振付:サー・ケネス・マクミラン/演出:ジュリー・リンカーン

ジュリー・ケント/アンヘル・コレーラ

ただでさえ好きなマクミラン。。。ジュリー・・ケントはジュリエットが似合いすぎます。。。! 美しい方だわ~


「白鳥の湖」 より “黒鳥のパ・ド・ドゥ” <10分>  
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/原振付:マリウス・プティパ,レフ・イワノフ
/演出:ケヴィン・マッケンジー

ジリアン・マーフィー/フリオ・ボッカ

もうすばらしかったですっ!ジリアン・マーフィーはかなり胸板の厚い(?)方なのね。。でも、動きはやわらかくてシャープ。 脚力もものすごい&テクニックがすごい! 男性がサポートしながらやるピルエット(正式名称? 女性をのウエストをくるくるこまみたいに回すやつ)もスピードがあるし、回転数が多くて、思わず会場からどよめきと拍手が。 圧巻は最後のグラン・フェッテ! トリプルを入れまくりでも、まったく軸がぶれない。。すごいもの観ちゃいました。 ボッカさんもマネージュ?良く飛べてたし、高さもあるし。。これでほんとにバジル引退なの?ました。マーフィーさんはノリノリだったのか、カーテンコールにもフェッテで登場してくれました。

「海 賊」 より “第2幕のパ・ド・ドゥ” <10分> 
音楽:アドルフ・アダン/編曲:リッカルド・ドリゴ/原振付:マリウス・プティパ

シオマラ・レイエス/ホセ・マヌエル・カレーニョ

ホセさんはアリが当たり役なのねーとしみじみ。 レイエスさんはマーフィーさんの次だったために、グラン・フェッテが地味でグラグラして見えてしまいました。 

第三部
シンフォニエッタ <25分>   
音楽:レオシュ・ヤナーチェク
振付:イリ・キリアン/リハーサル・演出:ロリスン・アンダーソン

【第1楽章】
ジーザス・パスター/エルマン・コルネホ/ゲンナジー・サヴェリエフ/サッシャ・ラデッキー
デイヴィッド・ホールバーグ/ダニー・ティドウェル/カルロス・ロペス

【第2楽章】
ミスティー・コープランド/ダニー・ティドウェル/エルマン・コルネホ/アン・ミレウスキ
ジーザス・パスター/ゲンナジー・サヴェリエフ
エリカ・コルネホ/デイヴィッド・ホールバーグ/マリアン・バトラー
カルロス・ロペス/サッシャ・ラデッキー

【第3楽章】
ジェニファー・アレキサンダー/サッシャ・ラデッキー/クリスティー・ブーン
ダニー・ティドウェル/ミシェル・ワイルズ/デイヴィッド・ホールバーグ

【第4楽章】
カルロス・ロペス/マリアン・バトラー/エルマン・コルネホ/エリカ・コルネホ

【第5楽章】
デイヴィッド・ホールバーグ/ダニー・ティドウェル/ミスティー・コープランド
ジーザス・パスター/ゲンナジー・サヴェリエフ

ジーザス・パスターがダンス・ノーブルに見えた??? えーっとなんていうか。。。一昨年東京でマシュー・ボーンのSWAN LAKEを踊った時より垢抜けたというか。。バレエ・ダンサーっぽいっていうか。。彼の変身ぶりにびっくり。 でも、ちょっとサポートは手荒な感じがしましたが(笑) 作品はキリアンにしては?大丈夫でした。

7/20 エトワール・ガラ

2005年07月21日 | Ballet
7/20 エトワール・ガラ「特別オープニング・ガラ」@Bunkamura

パリ、オペラ座のエトワール、プルミエール・ダンスールやハンブルク・バレエのプリンシパルらによるコンテンポラリーな演目のミックス・プログラム...時々意識が遠のいてしまいつつも。。

ジロさんってすっごーく細い~。。素敵~ かなり私好みのダンサーでした。「イン・ザ。。」はちょっと迫力不足だった気が。。初めて見た世界バレエ・フェスの時の印象が強すぎるのかしら???

最後のフィナーレが凝ってて一番おもしろかったな。

第一部
「ルビー」(バランシン) アバニャート、ペッシュ
「リーベンラインズ」(べランガール) べランガール
「身近な距離」(プペニチェク) ジロ、プペニチェク
「シルヴィア」(ノイマイヤー) アッツォーニ、モロー
「ニアージュ」(キリアン)
「感情の囚われ人」(プペニチェク) べランガール、プペニチェク

第二部
「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」(フォーサイス) ジロ、ランピオット
「ロミオとジュリエット」(ノイマイヤー) アッツォーニ、ペッシュ
「カジミールの色」(ビゴンゼッティ) アバニャート、べランガール
「ホエアアバウツ・アンノウン」(キリアン) ジロ、ブベニチェク
「チャイコフスキー・パドドゥ」(バランシン)プジョル、モロー


7/15 ロイヤルバレエ「マノン」

2005年07月15日 | Ballet
マノン: ダーシー・バッセル
デ・グリュー: ロベルト・ボッレ

レスコー: リカルド・セルヴェラ
ムッシュー G.M.: クリストファー・サンダース
レスコーの愛人: ラウラ・モレラ
マダム: エリザベス・マクゴリアン
看守: ウィリアム・タケット
乞食のかしら: ブライアン・マロニー
高級娼婦: デアドル・チャップマン、
ヴィクトリア・ヒューウィット、
イザベル・マクミーカン、サマンサ・レイン
紳士たち: ジョナサン・ハウエルズ、ヴァレリー・ヒリストフ、
エドワード・ワトソン
客: ギャリー・エイヴィス、ベネット・ガートサイド、
平野亮一、フィリップ・モーズリー、
ヨハネス・ステパネク
老紳士: アラステア・マリオット

あぁ。。とにかくダーシーってすばらしい! (感想はまた後日。。)

7/12 ロイヤル・バレエ「シンデレラ」

2005年07月12日 | Ballet
シンデレラ: 吉田 都
王子: フェデリコ・ボネッリ
シンデレラの義理の姉たち: アンソニー・ダウエル、ウェイン・スリープ
シンデレラの父: クリストファー・サンダース
仙女: ヴァネッサ・パーマー

乞食の老女: ジェイムズ・ウィルキー
ダンス教師: ジョシュア・トイファ
仕立て屋: ヨハネス・ステパネク
洋服屋: ヴァネッサ・フェントン フランチェスカ・フィリピ
靴屋: ミハイル・ストイコ
床屋 アンドレイ・ウスペンスキー
宝石屋 蔵健太
御者 エリコ・モンテス


春の精: クリスティーナ・エリダ・サレルノ
夏の精: サラ・ラム
秋の精: マーラ・ガレアッツィ
冬の精: ローレン・カスバートソン

道化: ホセ・マルティン
王子の友人: マーティン・ハーヴェイ ヴァレリー・フリストフ 佐々木陽平 ティアゴ・ソアレス 
求婚者: ジャコモ・チリアーチ デヴィッド・ピッカーリング

都さん、先日の躍動感溢れるきっぱりとした踊りから、一転してとてもチャーミングで優雅な踊りを見せてくれました。 どうしても先日のダーシーと比べてしまうと、ジュテの高さやバランスの長さなどちょっと地味かな~と思う部分もあったのですが、さりげなく技をこなしてしまうのはさすがとしか言い様がありません。

第2幕でシンデレラが馬車を降りて登場するシーンは本当に息を呑んで観てしまいます。 馬車を降りてトゥで立ち(ポワント)、そのままポワントで一歩一歩階段を降りてくる。。フロアに降り立ったところで、トゥで立つシンデレラの後ろでは身に着けている長いレースのヴェールが広げられます。。このシーンはほんとに美しいです。

今日は舞台の切り替えはとてもスムーズでほっとしました。。


7/10 ロイヤル・バレエ「シンデレラ」

2005年07月12日 | Ballet
7月10日英国ロイヤル・バレエ「シンデレラ」@東京文化会館

シンデレラ: ダーシー・バッセル
王子: デヴィッド・マッカテリ
シンデレラの義理の姉たち: アンソニー・ダウエル ウェイン・スリープ
シンデレラの父: ウィリアム・タケット
仙女: イザベル・マクミーカン
乞食の老女: ジェイムズ・ウィルキー
ダンス教師: ジョシュア・トイファ
仕立て屋: ヨハネス・ステパネク
洋服屋: ヴァネッサ・フェントン フランチェスカ・フィリピ
靴屋: ミハイル・ストイコ
床屋 アンドレイ・ウスペンスキー
宝石屋 蔵健太
御者 エリコ・モンテス
春の精: クリスティーナ・サレルノ
夏の精: サラ・ラム
秋の精: ラウラ・モレラ
冬の精: マリアネラ・ヌニェス
道化: ホセ・マルティン
王子の友人: ギャリー・エイヴィス リカルド・セルヴェラ 
マーティン・ハーヴェイ エドワード・ワトソン
求婚者: ジャコモ・チリアーチ デヴィッド・ピカリング


初ダーシー! プロポーションが完璧。。シンデレラのみすぼらしいはずの衣装を着ていても、隠し切れない美しさ。。。灰なんてかぶってないよー! 踊りも優雅で気品があって。。。う~ん、ほんとにすばらしい。 見てるだけで幸せになれるダンサーなんですね~。 イギリス国民に最も愛されてる。。っていうのが納得できました。 

相手役予定のジョナサン・コープが持病の内臓疾患が悪化して、降板。怪我ではないというところがなんとも心配ですねー 代役はデヴィッド・マッカテリ。ロイヤルに入団して間もないらしく、誰??って感じでしたが、随所でダーシーがリードしてる感はあったものの、ノーブルな感じは十分だったし、なかなか良かったと思います。

主役張りに大活躍なのがシンデレラの義理の姉たちのアンソニー・ダウエル&ウェイン・スリープ。 ロイヤル版では継母はもう亡くなっている設定で、義理の姉たちが幅をきかせているのです。 もうこの二人の掛け合いが最高に笑えます。 お父さん役がウィリアム・タケットでしたが、踊りを見せる場面がほとんどないので、ちょっともったいない感じ。 

個人的には妖精の中の夏の精のサラ・ラムさんがお気に入りです。多分去年ロンドンで「オネーギン」を観たときにオルガ役をやっていて、とても良い印象を受けた方だと思うのです。

コール・ドの薄い紫の衣装がかわいらしかったです。 コール・ドは踊りはともかく(?)容姿のバランスが整っていて良かったです。 去年レニングラードを観たときに「ずいぶん皆さんがたいがよろしくて。。」と思ったことがあり、最近は日本のバレエ団の方が美しい~と思ったりしていたが、一躍ロイヤルのコール・ドがお気に入りの上位に進出です。

ところで、この日は舞台の切り替えがガタガタしたのが残念でした。 1幕の四季の妖精が出てくるところなどは観客の目の前で舞台装置が早変わりするのに、ひっかかったり、ガラガラチェーンの音がしたり、天井からボールみたいなものが降ってきたり。。。手前で座って見てなきゃいけないダーシーさんもさぞかしドキドキだったことでしょう。 3幕でも切り替えに随分時間がかかっていました。。残念!

ところでアシュトン版はとても短いです。6時半開演でIntermission20分×2でも9時10分に終了でした。 最後の3幕が短いですね。 それにいわゆるグラン・パ・ド・ドゥがないっ! ちょこっとパ・ド・ドゥで難しいバランスポーズや高くあげるリフトをした後、二人でゆっくりと階段に登っていき、幸せに寄り添う後姿で終了です。 ちょっと物足りない感じもしましたが、最後のハッピーエンドはじ~んとしました。

そう言えば、2列目の真ん中あたりというすばらしいお席!と思ったら、前の列の人にかぶって舞台中央が見えないのです! 前だから良いってわけではないのですねー。

最後のカーテンコールで、気がついたのですが、衣装のストラップがすれたのでしょうかダーシーの肩が真っ赤になってました。 透明なビニールのようなストラップ。。。見栄えは良いのでしょうが、ダンサーの肩がすれちゃうんだったら、普通の布のストラップで良いです。。。! カーテンコールでもダウエル&スリープのお姉さんコンビは良い味だしてました。

ブック・バトン

2005年07月08日 | Okiniiri
おー!hippocampiさんからご指名~ ブックバトンも回ってきてしまいました!

1. 持っている本の数
本はあんまりKeepしません。。単行本ばかり読んでいるので。。結構潔く捨ててしまって、後で後悔することが多いです。

2. 読みかけ、読もうとしている本
今読んでるのは三島由紀夫「春の雪」。 三島を読み直してみよう!と取り組み始めたのですが。。う~ん。今後のシリーズ作を読むかはただ今思案中。

3. 最後に買った本
上記「春の雪」かな?

4. 特別な思い入れのある本5册
思い入れというか、比較的最近読んでおもしろかった本です。何度も読みたくなる本に出会いたいなぁ

-「大地の子」、「二つの祖国」、「不毛地帯」 山崎豊子著: これらを読んで、戦争がいかに人々を不幸にしたのかを実感できました。 山崎豊子の取材力と構成には感服です。 骨太な文章力が好きです。彼女の本はほとんど読みました。

-「四日間の奇蹟」浅倉卓弥著: いわゆるトレンディーな感じの小説はほとんど読まないのですが、ふと手にとって読んでみたら、なかなか気に入りました。 ネタとしてはよくある感じではあるのですが。。。

- 「流転の海」宮本輝著:シリーズ待望の4部が発売!ということで、最初から読み始めたら、なんとまだ完結していないではありませんか! しまった~ 早く完結してくださ~い!! 主人公熊吾はもう一旗あげられるでしょうか??

- 「バニの家族」石黒謙吾著:私の飼っているわんこと同じジャック・ラッセル・テリアのバニが主人公のお話。 バニの子供のお婿さんのロビィや子供のアイビー、サンクはお友達犬です。 石黒さんは「盲導犬クイールの一生」で有名ですね。 心温まる優しい本です。 

- 「Memoirs of A Geisha」 Arthur Golden:邦題「さゆり」 てっきりほんとのお話だとおもったのですが、フィクションだと読み終わって知って驚きました。 結末に胸がきゅーっとなりました。
 
5. バトンをまわす5人のひと
犬友たち。。よろしく!!
素敵なセンスをご披露してね、ekoさん、
これまた素敵なセレクションでしょう、アロママ、
通勤のお供は何かな? kanakomさん、
当然ご本は得意分野でしょう、エースママ、
文学部卒だからね、ゆーちゃん、

5人思いつくのが、大変だわ~ 商売柄、P母も指名したいとこだけど、何度も回しちゃねぇ


スーパーガラ公演

2005年07月08日 | Ballet
7月7日 スーパーガラ公演「メダリストたちの競演」@Bunkamura

なんて贅沢な企画なんでしょう。 とにかく豪華で鳥肌&感動!でした。 大満足☆

第一部
1.「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
 ラスタ・トーマス(ハーレム・ダンス・シアター)& 田中 ルリ(田中千賀子バレエ団)

トーマスさんのジャンプ、回転すばらしいです! ハーレム。。という名のカンパニー所属だけあって、雰囲気もアリそのもの。 すばらしかった~。 田中さんも安定して踊っていたと思いますが、トーマスさんとの釣り合いが。。見た目もあるのですが、踊りが違いすぎるというか。。違和感がありました。

2.「ジゼル」より第2幕よりパ・ド・ドゥ
 ヤオ・ウェイ(デンマーク王立バレエ)& サン・シェン・イー(上海バレエ)
うーんと、あんまり印象に残っていない。。です。。

3.「Revolution」
 平山 素子(フリー)
すばらしかったみたいです(拍手が大きかった)が。。すみません。。睡魔に負けました。。白いドレスで椅子を使うあたり、「シシィ」に似ていた気が。。。

4.「ライモンダ」第3幕より
 志賀 三佐枝(新国立劇場バレエ団)& 山本 隆之(新国立劇場バレエ団)
志賀さんの最後の舞台?かな? きちんとパを決めてしっかりとした踊り。。引退はもったいないなー。 子供を産んでも踊ってる人はいるのになぁ。 山本さんはいまいち。。見劣りしました。

5.「レダと白鳥」
 草刈 民代(牧阿佐美バレエ団)& レモンド・レベック(フリー)
良かったです。白鳥ってテーマだけでもすでに好きなのかも。草刈さん。。実は初めてだったのですが、スタイルも私好みで好印象です。

第二部
1.「Darkness & Lightness」
 吉田 都(英国ロイヤルバレエ)& フェデリコ・ボネッリ(英国ロイヤルバレエ)
もうとにかく最高に素晴らしかったです。 吉田さんがしなやかで、でもはっきりとしていて。。表情も豊か。 ボネッリとのパートナーシップもぴったり!

2.「眠りの森の美女」
 デニス・マトヴィエンコ(ウクライナ国立歌劇場バレエ団・新国立劇場)& アナスタシヤ・マトヴィエンコ(ウクライナ国立歌劇場バレエ団 )
マトヴィエンコさんってば、こんなきれいな奥様がいらしたのね。。。アナスタシヤさん。。ほんとにスタイルが良くてすばらしい。。 バランスもしっかり決めてくれてました。

3.
マリア・コウロスキー(ニューヨーク・シティ・バレエ)& アルバート・エヴァンス(ニューヨーク・シティ・バレエ)
ユニゾン、シンクロナイズド。。と言った感じでしょうか。 in the middle..のおとなしめって感じでしょうか?

4.「シェヘラザード」
イーゴリ・ゼレンスキー(マリインスキー劇場バレエ団)& ポリーナ・セミョーノワ(ベルリン国立バレエ団)
セミョーノワって随分ほっそーい!! ヴィシニョーワに印象がかぶりました。 先日までの公演で影響を受けた?? ゼレンスキーさんはノリノリでした。

5.「ドン・キホーテ」
スヴェトラーナ・ザハーロワ(ボリショイ劇場バレエ団)& アンドレイ・ウヴァーロフ(ボリショイ劇場バレエ団)
この間新国立の舞台を見逃してしまっていたので、観れてうれしかったです~! グラン・パ・ド・ドゥだけだから? 思いっきり踊ってくれて、気持ちいいです。

圧巻は最後。出演者全員が出てきて、一緒にピルエットとか技を披露してくれたのです。。贅沢だったのは男性陣ゼレンスキー、ウヴァーロフ、マトヴィエンコ、ボネッリの4人がグラン・ジュテ・アン・トゥール・ナン(だと思います。。男性が良くヴァリエーション(ソロ)で見せる、反転飛びしながら舞台を1周するやつ)で一斉にセミョーノワの周りをぐーるぐーる。。。なんて豪華~と笑っちゃいました。

幸せな夜でした。。!


ミュージック・バトン

2005年07月05日 | Okiniiri
巷のブロガーの間ではやっているらしい。。わんこ友達から回ってきてしまった!
ということで、

1.自分のパソコンに入ってる音楽の容量
2.いま聞いている曲
3.最近買ったCD
4.よく聞く、特別な思いいれのある5曲

にお答えするというものらしい。

音楽にはあまり造詣が深くない。。です。。。CMとかテレビ、映画音楽とかで好きになることが多いかなぁ。 最近の傾向は、リラックスできる音楽、バレエ観劇から転じてクラシックっぽい音楽、昔好きだったアルバムを改めて買いなおしてしつこく聴く。。といパターンですねぇ。 

ということで、

1.自分のパソコンに入ってる音楽の容量
7.90MB。。。って。。ほとんどゼロ。。です。。え~、PCでダウンロードして、iPodなどで聴くなどというワザは使っておりません(使えません)。。最近ようやくCD-Rにコピー出来る様になったぐらいで、そのためにダウンロードした曲が数曲入ってるのみでございます。。この面はかなり遅れてます。。

2.いま聞いている曲
「feel the moon」Chen Min ~アルバム「MOON-月亮心-」より。 訳あって、本日ハーフデイ・オフを取って家にいるから、音楽ありっ! 家にいる時はゆったりした音楽を聴くことが多いですね。 このアルバムはポピュラーな音楽が二胡(中国の伝統的弦楽器)の優しいゆったりした音で演奏されたもの。 ほんとオススメです。


3.最近買ったCD
「バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)」ヨーヨー・マ
一番最近は。。多分これだと思います。 先日コンサートに行って、えらく感動して即購入。 チェロの音色も実に心地よいものですね。


4.よく聞く、特別な思いいれのある5曲
☆「Same Thing (We Want)」Belinda Carlisle - ものすごぉ~~~く古いんですが。。。今シーズンのももチーム(注:わんこと一緒にやってるフリスビーゲームのこと)のテーマソングなので。。。ママ(=私)のノリ重視の選曲であります。

☆「Time to Say Good-bye」Sarah Brightman - 思い入れ。。は特にないけど、とにかく彼女の歌声は絶品。 彼女のアルバムでは「アヴェ・マリア~サラ・ブライトマン・クラシックス」が好きです。

☆「グレイテスト・ヒッツ」Queen - アルバムですが。。これまた懐かしすぎ。。? 去年だったかドラマで使われて、世間では再び盛り上がってましたが。。多分その前に買ってたと思います。必ずしも全部が好きという訳ではないけど、時々ふと聴きたくなる1枚。 その度に、フレディの音楽性ってすごいな~って思います。

☆「Notting Hill」Music from the motion picture - 映画のサウンド・トラックです。 映画自体はしょーもない(失礼)恋物語だけど、なんだかこのアルバムは好き。 購入した当時リゾート旅行によくお供してたからかな? おかげで、これを聴くとロンドンよりビーチが目に浮かんでしまいます。

☆「約束」Zero - きゃ~!!皆さんひかないで~!! いわずと知れた(?)韓国ドラマ「Beautiful Days~美しき日々~」の挿入歌です。。 いや意外といいんですよ。これが。。。 いえ、決して特定の誰かにははまってませんので。そこだけご理解下さい。。


ふ~。。最後の課題がやっぱりきついわ~ ちなみに今後欲しいのはBENNIE Kの「Dream Land」(今のコーラのCM曲ね)が入ったアルバムでぇす。ということで、おしゃれ感も傾向もあんまりなく。。音楽のご趣味はおよろしくないのがバレバレ~

さて、お次にバトンを渡すのは。。。
唯一、こちらへ遊びに来てくださっている hippocampiさん、
色々趣味がありそうな エースパパ、
これまた色々ありそな グリ父さん、
きっと楽しそうな選曲。。でもこんなのまめにはやってくれないかな P母、
お若い方にも。。ジュジュママ

って、いうかこのブログ見てくれるかな?? もし、見たらやってみてね。

Hiland Fling

2005年07月02日 | Other shows
マシュー・ボーン「Hiland Filing」
7月2日 13:00開演@東京芸術劇場

えーっと、まずは一言。。日本のプロモーターの方。。売りたいのはわかりますが、あまりにセンスなくないですか? 『愛と幻想のシルフィード』ってなんでしょう??? アダムの時もバレーボールのワールド・カップでも思うのですが、変なキャッチフレーズみたいのはやめてくださいっ! アダムは「世紀のダンサー」?? そりゃ私にはそうですが。。。ウィル・ケンプが「バレエ界の貴公子」? 確かに彼はハンサムで、確かにロイヤル・バレエ・スクールでバレエを学んだけど、バレエ・ダンサーとしてのキャリアはほとんどないわけで。。(まぁ、マシュー・ボーン作品をバレエと捉えるか否かにもよりますが) 注:決してウィルがどうこうではなく、売り方が気に入らないというか。。おかげで日本にいてもマシューやアダムの作品がたくさん見れるようになったわけで。。。ぶつぶつ。。

さて、本題。 芸術劇場中ホールは841席のこじんまりした会場です。 座席にかなり傾斜があるので、とっても見やすいです。私は10列目ほどだったのですが、今回はどうにも都合がつかず、舞台はかなり近く感じられました。 

マシュー公演としては珍しくチケットを買っているのは本日一公演のみ。ウィルに当たって。ちょっと幸せ~ 舞台にはいきなり酒場のトイレ。。。汚れ方が妙にリアルです。。ラリッてるウィル登場。 キルト・スカートが妙に似合ってる。。寝込んでいる頭上にシルフが現れるのですが。。シルフって妖精なわけで。。普通は美しい存在だと思うのですが、このシルフィ、目の周りはクマが出来ているかのようなメイクだし、髪はぼさぼさ、ドレスもボロボロであちこち薄汚れています。 手も足も薄汚れています。 でも、そんなシルフにジェームスは翻弄され、魅かれ、ついには結婚式を放り出して追いかけていってしまいます。 シルフと結ばれたかと思いきや、自分勝手なジェームスはシルフを自分の人間世界に連れて行くために。。。。ジェームスが大きなハサミをチョキチョキやって笑いながら舞台袖に消えていったと思ったら、次の瞬間血まみれのシルフが。。。! なんとジェームスは彼女の背中の翼を切り取ってしまったのです。 血まみれの二人が出てきたときはとても衝撃をうけました。血のりがとてもリアルで。。。最後にジェームスは自らもシルフとなってしまい、窓の外から幸せに他の男性と暮らす元婚約者を見つめるのです。。。 こんな悲劇的な結末だったんですね。 最初のユーモアいっぱいな展開から最後は一気に暗転。。

比較論で言うと、Swan Lakeとは踊りのレベルというか質が違うと思います。 ミュージカルっぽい踊りというか。。。ダンスよりマイムが多い感じ。 この後出来たSwan Lakeはアダム・クーパーが加わったことによって、かなりバレエ的な要素が大きくとりこまれたんだろうなぁ。。という気がしました。

最後に唯一の日本人メンバーの友谷さんを観ることが出来てとてもうれしかったです。 堂々としたイジワル役に拍手!