As I like it

気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

006/04/29 パリ・オペラ座『パキータ』マチネ

2006年04月29日 | Ballet
2006年4月29日(土) 13:30開演 東京文化会館
パリ・オペラ座バレエ団 『パキータ』全2幕

パキータ:ドロテ・ジルベール
リュシアン・デルヴィイー:ジェレミー・ベランガール
イニゴ:カール・パケット

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将軍、デルヴィイー伯爵:リシャール・ウィルク
伯爵夫人:ミュリエル・アレ

ドン・ロペス・デ・メンドーサ;ローラン・ノヴィ
ドンナ・セラフィナ:イザベル・シアラヴォラ

パ・ド・トロワ:メラニー・ユレル、ノルウェン・ダニエル、エマニュエル・ティボー

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第一幕第一場

ベランガール@リシュオンが登場しても拍手なし…ちょっとお気の毒な…
パケットのソロは今日の方が決まってました。

ジルベールのパキータはアニエスっぽいかな? 貴族の気品を残している感じ。 ジルベール、最初は緊張していたのか、2回転以上のピルエットなどはことごとくフィニッシュが乱れました。あまりに続くので、軸足にケガでもしているのかと思いました。

ベランガールの演技は。。う~ん、演技ねぇ。。感情が伝わってくることはほとんどなかった気が。。。

パ・ド・トロワはもう相変わらずティボー君の独壇場でした。ジュテ・アントルラセ(?)が軽やかで高くてほんとに何度見てもすばらしい~

第二場
ジルベールはマイムをやっていくうちに落ち着いたのか、扇を持ったソロはカンペキでした。軽やかで良いです♪ お皿は一枚をこわごわ割った感じ。この辺りはオレリーの方が豪快に3枚ぐらいいってて、表情もイタズラっぽくて最高でした。

パケット@イニゴがパキータと踊りながら、段々眠くてよろよろになっていくところはなかなか名演(笑)

第二幕
始まる前にどうも客席が騒がしいなと思ったら、2階、3階の人々が身を乗り出して会場の座席の真ん中の方を見ていました。視線の先には。。。オレリーでした。 やっぱ、顔が小さい~!! ラコットさんもいました。

さて。舞踏会のシーン最後のパ・ド・ドゥで、二人のタイミングが完全にズレて、ジルベールが明らかにごまかしステップでベランガールの側へ寄る…というシーンが。更にその後、プロムナード~バランスのところで、手を離すタイミングがずれ、ジルベールがベランガールの体に手をつき、「もうちょっとあっちへ行ってよ!」みたいにちょっと突き放すような感じになってしまいました。 ベランガールはサポート下手なのかな??

ベランガールのソロは圧巻でした。マネージュはジュテの合間につなぎのピケみたいのがなく、連続ジュテ。跳躍は高く、トゥール・ザンレールもぶれなし!

ジルベールのグラン・ジュテはとてもきれいで軽やかですばらしかった~ 観客からも喝采!

ところどころで、主役2人の息の合わない感じが見られたのが残念でした。
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ところで、ルグリ様がお父様が危篤で緊急帰国し、明日は降板!楽しみにされていた方。。。心中お察し申し上げます。。。役者さんとかって、親の死に目に会えなくても舞台をやり終える。。って良く言うけど、あれは日本人だけなのかしら?? ま、それは見る側の理論ですよね。 代わりはベランガール君だとか。。。! う~ん、明日はがんばってね! 

今回のパリ・オペ公演は。。。観る順番が逆だったら良かったな。。。パキータはこんなものね~で、白鳥にどっぷり浸っていたかったな。。

熊川哲也K-BALLET COMPANY展

2006年04月28日 | Hibi no tsure-zure
銀座の松屋で開催されている「熊川哲也K-BALLET COMPANY展」をのぞいてきました。 先日見た「眠り」がとても良くて(ちなみに熊川さんが出てない日f^^;)、これからもKバレエを見に行こう!と思い、少しでも良い席がとれるのなら。。と早速友の会へ入会。この展示会のご招待チケットが送られてきたので、えっちら出掛けてきました。

ジゼルや眠り、ドン・キ、白鳥、くるみ。。といったこれまでのプロダクションの衣装や舞台装置の模型の展示やそれぞれのダイジェストの映像が流れていて、私はこの映像に見入ってました。

この日は熊川さんのトークショーが予定されていて、開始30分前には会場はすごい人垣が。。を尻目にすたこら帰ってきてしまいました。 すみません。。熊川さん個人はそんなに好きじゃないので。。

ちなみにこの展示会。入場料は1000円です!

Kバレエ 「ジゼル」芳賀望 降板

2006年04月26日 | Hibi no tsure-zure
びえ~ん。ふとKバレエのサイトをチェックしたら、5月20日の14時開演の「ジゼル」は芳賀望君が怪我のため降板、代わりに輪島拓也君が出演とのこと。。。。な、なんかついてないぞー! 芳賀君の成長を楽しみにしている者の一人として(余計なお世話ですが)、敢えて芳賀君の公演のチケットを買ったというのに! 

しっかり治してください~

DVD 「パキータ」パリ・オペラ座

2006年04月25日 | Ballet
DVD パリ・オペラ座バレエ「パキータ」(ラコット版)
2003年1月 ガルニエ宮
パキータ:アニエス・ルテステュ、
リュシアン:ジョゼ・マルティネズ、
イニゴ:カール・パケット

さ!気を取り直して「パキータ」の予習です。

どうも最初に観たものがベストになりがちな私。。。なので、色々家事などをしながら、チラ見程度にとどめました。

設定がスペインということなので、ドン・キっぽい気がしました。1幕は山あり谷ありだし、主役がほぼ出ずっぱりなので、楽しめましたが、メインの2幕。。。「え?まだやってるの??」と思うほど、延々と延々と続く踊り。。 事前に心の準備が出来て良かった~ 作品としてはあまり感動はなさそうかしら? 踊りに期待しましょう。

エマニュエル・ティボー君がまたまたパ・ド・トロワで飛びまくっていました。今回の公演でもまた登場するのかな?

すっかり、
マルティネズ=王子
パケット=悪役
ティボー=パ・ド・トロワで飛び回る
の固定観念が植え付けられてしまいました。。。

パリ・オペラ座バレエ団 『白鳥の湖』 2

2006年04月24日 | Ballet
2006/04/24 パリ・オペラ座バレエ団 『白鳥の湖』

オデット/オディール:マリ=アニエス・ジロー (第一幕で降板) → エミリー・コゼット
ジークフリート王子:ジョゼ・マルティネス
家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト:カール・パケット
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ハプニングの連続な公演でした。

まずもって、会場へ向かう途中、銀座線が神田でストップ。すぐにJRに乗り換えて、ギリギリ到着しましたが、開演は10分ほど遅れることに。今日は山手線も日中止まっていたので、それを考慮した措置でした。乗り換えた時にJRが再開してて良かった~

第一幕
幕が開くと、左手にジョゼ・マルティネス王子が椅子に座って寝ています。寝てる時でも足先まで美しい! 奥で踊るマリ=アニエス・ジローはジュリエットっぽい印象。

場面変わって、王子の誕生会。家庭教師ヴォルフガングはカ-ル・パケット。。か、かっこいい~老け役なのに、こんなにイケメンで良いの? なんか悪い友達にしか見えない分、宮廷を仕切っている存在感が今一つ薄く感じられました。

パ・ド・トロワ。初日はジルベールとティボー君が素晴らし過ぎてコゼットの影が薄かったな~と思ったのですが、今日はジルベールがそれなりだったし、コゼット(実は別人。後述)も初日より良く踊れていたので、バランスがとれて見えました。

それにしてもコール・ドの皆さん、かなりお疲れ? 最後の方の男性だけのコール・ドはかなり乱れていたような。。。初日ほどの感動は得られませんでした。

王子のソロ。マルティネスは端正な踊り。的確に一つ一つを決めて行きます。 これまで見た中でもかなり好調な感じがしました。王子とヴォルフガングのパ・ド・ドゥ。 二人とも素敵~☆ 

第二幕
オデット登場。あれ?ジローってこんな感じだっけ??? ふ~ん、脱いだらすごいのかしら。。と思いながら見る。 演技面では目力があって、なかなか?でも、なにかもうちょっと物足りない。 前回の公演に行った方は絶賛だったのに。。

2幕の終盤。4羽の大きい白鳥さんの一人が転倒。フィナーレの片足けんけんアティチュードのステップを踏み始めた時にぐらついて、危ない!と思った瞬間でした。その後も全体から遅れがち。怪我でもしたのではないかと、ハラハラ。今イチ主役陣の踊りに集中出来ませんでした。

2幕の幕が降りて、いざお手洗いへ!と立ち上がったら、「Bon soir」というマイクを通した声が。振り返って舞台をみると、そこには外人女性と日本人女性が。会場から拍手。でも、私はこれは何かあったな!と直感して、拍手はしませんでした。外人女性がフランス語で話しだします。「xlfjkttoldk....マリ=アニエス・ジロー....jfjeldjdu......エミリー・コゼット...... mais(but)....glkgfjghdlfkf.....ジョゼ・マルティネス...........djdhdghske. Merci beaucoup.」(フランス語がわからないので。。)こ、これは主役交代のアナウンス?? ジョゼまで??ちょっと待って!と思ったら、間髪入れずに通訳が入り理解。

この外人女性はバレエ団の芸術監督。どうやらジローはプロローグで足の痛みを訴え、降板。代わりにコゼットがオディール/オデットを務める。これによって、一幕のパ・ド・トロワはコゼットの代わりにメラニー・ユレルが、4羽の大きな白鳥はダヤノヴァ(?記憶が曖昧です)が踊ったとのこと。マルティネスとコゼットはパートナーを組むのは初めてなので。。。云々という主旨だったと思います。

が~ん、ショック。。。 

第三幕
各国の踊り。チャルダッシュのノルウェン・ダニエル、ナポリの踊りを踊ったメラニー・ユレルが輝いていました。 マズルカではまたまた男性が一人転倒。 う~ん。。。振り付けが複雑なのはわかりますが、ちょっとコケすぎでは?? 花嫁候補の踊りはつつがなく終わり、ほっ。

いよいよコゼット@オディールが登場。脚のラインがきれいです。お顔立ちが結構きつめなので、オディールが合ってる? 今度は急な代役。。ということが念頭にあるので、ハラハラして観てしまいます。 ロッドバルトのパケットが彼女の出番が終わるとマントで彼女を覆って、観客の視線を遮り、随所で彼女に言葉をかけてを励ましてたようでした。 そう言えばあまりマント音が気にならなかったのは、ひたすらオディールを隠していたからかな? そんな中、マルティネスはヴァリアシオンでは冷静に自分の踊りをこなしていきます。素敵☆ コゼットもヴァリアシオンをそつなくこなしました。最後のシェネのマネージュは音楽にちょっと追いつけなかったかな。。。

パケット@ロッドバルトのソロではトゥール・ザン・レールを左右連続がきれいに決まり、マネージュもスピードがありました。

最後のコーダ。 コゼットの32回転は。。。確実にゆーっくり回っていました。派手さはないけど、バランスを崩すことなく、やり終えました。観客からも大きな拍手。そして、マルティネスのグラン・フェッテ・ア・ラ・スゴンド?きれいだった~ 上がった足が真~っ直ぐで、フィニッシュに余裕があって。。。

さて、結婚の誓いをしてしまった王子。ニコラのようにママどうしよ~って感じではなく、自分自身の愚かさに打ちのめされ、激しい後悔の慟哭。。気を失ってしまいました。

第四幕
やはりコール・ドのフォーメーションの美しさはため息ものです。

最後のパ・ド・ドゥ。オデットと王子が同じ振りを1テンポずらして輪唱のように踊り、そして次に同時に。フィギアスケートのペア競技のような振り付けですね。別れの運命を嘆き悲しむオデットに対し、請い求め続ける王子。そこへロッドバルトが現れ、オデットを抱えて連れ去り、二人を引き裂きます。思わず物語に入り込んで「あ~れ~やめて~!」と心の中で叫んでしまいました。オデットは遠ざけられ、ロッドバルトと王子のパ・ド・ドゥ。これも二人が同じ振りを輪唱や同時に踊ります。これで戦ってる感が出るところが面白いです。

最後はロッドバルトに羽交い絞めに抱えられ、ねじ伏せられ、力尽きる王子。床に崩れ落ちた王子を、ロッドバルトが足蹴にするようにまたぎます。そして、オデットを連れて大空へ飛び立ちます。最後の力を振り絞って王子は手を伸ばしますが、彼らははるか高みへ。。王子絶命、幕。

急な代役を踊りきったコゼットには観客から惜しみない拍手が。たいへんなプレッシャーでしたでしょうに。マルティネスがそれを称えるように舞台袖から花束を持ってきて、コゼットに渡していました。 お疲れ様でした。

で、私的にはジルベールが代役って選択肢はなかったのかなぁ。。。とちょっと思ったのでした。


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女王:ナタリー・オーバン
パ・ド・トロワ:(エミリー・コゼット→)メラニー・ユレル、ドロテ・ジルベール、エマニュエル・ティボー
4羽の大きい白鳥:エミリー・コゼット→)??、オーレリア・ベレ、ローラ・エッケ、ローレンス・ラフォン
4羽の小さい白鳥:ファニー・フィアット、マチルド・フルステー、ジェラルディーヌ・ウィアール、ミュリエル・ズスペルギー
チャルダッシュ:ノルウェン・ダニエル、ブリュノ・ブシェ
スペインの踊り:ミュリエル・アレ、ローレンス・ラフォン、ジュリアン・メイザンディ、クリストフ・デュケーヌ
ナポリの踊り:メラニー・ユレル、マロリー・ゴディオン

パリ・オペラ座バレエ団 『白鳥の湖』 1

2006年04月22日 | Ballet
2006/04/21 パリ・オペラ座バレエ団 『白鳥の湖』 全4幕

振付・演出:ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパとレイ・イワーノフに基づく)
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

2006年4月21日(金) 18:30開演 東京文化会館

オデット/オディール: アニエス・ルテステュ
ジークフリート王子: ニコラ・ル・リッシュ
家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト: ウィルフリード・ロモリ
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かなり感激しました。こんなに「白鳥」で感激したのは初めてかもしれません。まずもってコール・ドが素晴らしい! 技術はもちろんだけど、振り付け、フォーメーション、使い方が効果的! そして、家庭教師とロッドバルトの一人二役がとにかく活躍しまくりなのが新鮮でした。

さて、今回の「白鳥」はヌレエフ版でした。事前にキャストを再チェックしていて、初めて気がつきました(^_^;) そういえば、ヌレエフ版って知らないなぁ~と、ネットで調べてみると、どうやら、かなり古典的なバージョンとは違うらしいことが判明。物語の中心は気弱で、夢見がちな王子で、王子の家庭教師が城の中を仕切っていて、さらに、この家庭教師がロッドバルトをも演じます。。と、この設定はボーン版に似てるぞ。(というか、ボーンがヌレエフ版の影響を大きく受けたと言うべきなのでしょうが。。)がぜん、期待が高まりました。

第一幕
最初の音楽が流れます。何小節か流れた後、幕が上がりました。この辺りもボーン版と同じです! 幕が上がると、舞台の向かって左手に椅子に座って眠っている王子@ニコラ。舞台奥にはまだ人間の王女の姿のアニエス@オディールが。最初からオディールが出てくるなんてご機嫌です♪ 悪夢にうなされる王子。オディールはロッドバルトに連れ去られたかと思うと、ワイヤーで釣られて空中へ。。。あれって、アニエスじゃないですよね?? 曲が明るいトーンに変わったところで、コール・ド登場。ここからはコール・ドが踊りっぱなしです。難しそうなパとフォーメーションの連続で、曲が終わった時には自然に観客から拍手とブラボーの声が飛びました。王子が家庭教師に起こされて、コール・ドの女性と踊りますが、踊る順は一々家庭教師が仕切ります。

続いて、パ・ド・トロワ。これもかなり見応えがありました。ジルベールが脚力の強さを十分に生かしていたと思います。ティボー君も跳躍が高いし、素敵☆ 観客もかなり盛り上がる!!拍手喝采。。だけど、王子は奥で一人たそがれています。

女王のお付きの騎士たちが王子を囲んで踊りますが、王子はやる気なし。今度は家庭教師ヴォルフガングが王子に踊りを指導。ヴォルフガングの振りに一歩ずつ遅れて真似る王子。。。でも王子の方が数段美しい踊りなんですけど! 男同士のパ・ド・ドゥ。ボーン版の第2幕の王子と黒鳥の踊りのようなちょっと怪しい雰囲気。そして、王子のソロ。なんだかニコラさん、バランスが。。。怪我から復帰したばかりのはずなので、まだまだ本調子じゃないのかしら。。。そして、ヴォルフガングに促されるままに王子は湖畔へ。。王子は家庭教師の言いなりなんですね~。

従来版の白鳥って第一幕はなんだか物語と関係ない踊りが延々と続く。。という印象で、いつも次の幕が早く来ないかな~、主役の踊りが観たいよ~とか思うのですが、こんなに一幕目から興奮したのは初めてです。なかなかいいぞ「ヌレエフ版」。

第二幕
いよいよオディールに出会います。オディールの登場はプティパ/イワノフ版に同じくです。ひとしきり二人のシーンがあった後、コール・ドが登場。トゥの音がすごいです。以前「エトワール」を観た時もすごい足音だな~と思ったのですが、人数的にしょうがないのでしょうか??ここでも、コール・ドの複雑なパとフォーメーションが冴え渡ります。

アニエスは完璧。バランスもアチュチュードもピタッと決まってました。そして、以前より痩せた?? わりとがっしり系?という印象だったのですが、胸板が薄くなっていたような。。。オディールのはかなさが良く表現されていました。腕の動きがとても良かったです。

第三幕
チャルダッシュには藤井さんがいました♪ スペインの踊り、ナポリの踊り。。トランペットが肝心なところで一瞬よれた。。(怒!)続いてマズルカ。 この辺りもいつもは早く終わって欲しいな~というモードになるのですが、やはりここでも十分堪能♪ 花嫁候補たちの踊りでは、最後に花嫁候補たちが衣装の長い裾をなびかせて、左右から王子を回り込んでがまた左右に分かれてフィニッシュだったのですが、途中でその衣装がニコラにからんで、一人転倒して、もつれて動けないところに次の二人が突入(笑)して、さらに転倒。。。ドキッとしました。。。が、みんな何事もなかったように、とりあえず演技を続けます。

そのざわめきの中、オディール登場! なんと、ここでは、ロッドバルトとのパ・ド・トロワなのです!! びっくり! 振り付けは基本はプティパ版とかを踏襲しつつ、随所にロッドバルトがからんできます。う~ん、斬新。。。個人的にはちょっとロッドバルトがマントを捲し上げる衣の音が耳障りでした。アニエスが最初のソロでちょっとバランスを崩すシーンがありましたが、それ以外は完璧。グランフェッテも丁寧に回っていたように思います。ニコラさんもこの辺りでは全開!そしてロッドバルトのソロ!すごいですね~ こんなに踊るロッドバルトは今まで観たことがありません! ロモリさんは踊りのラインなどはとても美しいのですが、かなりもうシニアな方なので、マネージュなんかは辛そうですね~

ついに結婚を誓っちゃう王子。すぐにその罪にうちのめされ、おろおろになり、母にすがりついた後ショックのあまり気絶。。舞台に倒れ込みます。ニコラがかわいく見えました。

第四幕
休憩はないのですが、3幕の終了後一旦幕が降り、ちょっと置いてすぐに幕が上がります。幕があがっても先程の続きで舞台倒れたままの王子。そこへ白鳥たちが現れます。王子の夢の中。。という設定なわけですね。コール・ドの踊りが結構長かったな~ もちろん、堪能したけど。観客からも再び大きな拍手がおこりました。

王子とオデットの悲しみのパ・ド・ドゥ。そしてさらにまたまた王子とロッドバルトとのパ・ド・ドゥ。いや~ものすごいものを観たな~って感じです。ヌレエフのこだわりとでも言いましょうか。

戦いに敗れた王子。ロッドバルトはオデットを連れ去り、二人は大空へ舞い上がります。その姿を追いながら、王子絶命。。幕。

あ~素晴らしかった!ニコラさんがもうちょっと調子が良かったらなぁ。。。日曜、がんばってね! 次回、月曜のジロー&マルティネスも楽しみになってきました!

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女王: ミュリエル・アレ
パ・ド・トロワ: ノルウェン・ダニエル、ドロテ・ジルベール、エマニュエル・ティボー
4羽の大きい白鳥: エミリー・コゼット、オーレリア・ベレ、ローラ・エッケ、ローレンス・ラフォン
4羽の小さい白鳥: ファニー・フィアット、マチルド・フルステー、ジェラルディーヌ・ウィアール、ミュリエル・ズスペルギー

チャルダッシュ: ノルウェン・ダニエル、ブリュノ・ブシェ
スペインの踊り: ナタリー・リケ、ナタリー・オーバン、カール・パケット、クリストフ・デュケーヌ
ナポリの踊り: メラニー・ユレル、マロリー・ゴティオン


見たら。。。

2006年04月14日 | Hibi no tsure-zure
本日はイースターで海外はほとんどお休み。。したがって、会社にいてもまひまひ~でネットで遊んでたら、見てしまいました。。『見たらやれバトン』。。。 mixiは足跡が残るので、しらばっくれるわけにも行かず。。 このブログを見た方は足跡が残らないので、気にしないでくださいねっ!

<その1>
Q1.モテたと思う時期はいつ?
中学時代。
学年2番(不動の1番はまみちゃん!)の美人と言われたことがあったかも。

Q2.似てると言われたことのある芸能人は?
古くは大竹しのぶ、今井美樹、原田美枝子。。最近は荒川静香!(まったく共通点がないと思うんですけど。。)

Q3.恋人を選ぶポイントは?
不明。好きになってくれた人を好きになるけど、後でだんだん嫌になってくるという。。。。 成長してないなぁ

Q4.ここぞという時の香水や服装がありますか?
強い香りが苦手なので、香水はほとんど使いません。というか、ekoさんと同じく『ここぞ!』というシーンなんて最近ないよー!!!

Q5.告白されたことがありますか?あれば何人?
あるけど。。そんなの数えられないよね?

Q6.わざとデートに遅れて行ったことがありますか?
わざと。。っていうのはないです。


ふー。ちょっと年齢に合わないテーマじゃございませんこと??

サハラマラソン。。。

2006年04月14日 | Hibi no tsure-zure
会社では一日中テレビのモニターでなぜかイギリスBBCのニュースが流されています。本来はマーケットの動きをモニターするため。。で、それなら別のチャンネルが良いと思うのですが、まぁ上司(イギリス人)の好みによるものかと。。。。

Anyway, そのニュースの中でふと目に入ったのが、砂漠でマラソンをする人の姿。。なんだこりゃ!と思ったら、「サハラマラソン MARATHON DES SABLES」というのがほんとに存在するようです!! 水以外の物資を背負い、気温40-50℃の中、7日間でサハラ砂漠230kmを走破するというもの。 信じられない。。。けど、毎年行われてるらしい。

調べてみたら、、「国境なきランナーズ」というサイトでサハラマラソンの紹介がありました。。。日本から参加されてる方もいらっしゃるのですね。。う~ん。。。。。すごいなぁ。。。。。