もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

山崎まさよしLIVE

2005-11-20 21:02:30 | 音楽
会場はアイスアリーナで、ステージは奥に設えられていた。
深い赤のビロードみたいな幕が下りている。
私はスタンド席で斜めにステージを見下ろす位置。

その幕が開いてびっくり。
ステージに大きな額縁が斜めに置かれていて、
その中に絵画のようにストリングスの方たちが十数人。
指揮者は服部隆之さん。
そして、山崎君は「10周年ということでフォーマル」
ということで、いつものTシャツではなく黒い(シルク?)シャツ姿。
(何曲めかで出てきたキタローさんとゲンちゃんもスーツだったりして)

肝心のオープニングは記憶がトんでる。
でも、二曲目は大好きな「やわらかい月」でほろり。
ストリングスで厚みを増したサウンドに負けない山崎くんの声。
服部さんのアレンジが素晴らしいのと、
元の楽曲に力があるということだろう。
だって今まで、弾き語りかスリーピースだけで聴いていた曲が、
少し豪華版だけど、変に上品になったりしないで、歌もちゃんと心に届く。

そして、私の席からは一曲終るごとに楽譜を“はらり”と床に捨てる服部さんの姿が見えて、何故かそれがカッコよかった。
指揮をする手の柔らかな動きにも目を奪われましたが。
「ヤサ男の夢」~「昼休み」で
楽団員さんが新聞読んだり、紙風船で遊んだり、遊びにもおつきあい。

挙句、ブルースもストリングスアレンジなんだよ、
すっごいカッコ良さ!
「One more time~」はやっぱり泣いてしまった。
「僕はここにいる」の演奏はすごく良かったなぁ。
あと覚えているのは
「水のない水槽」「二人でパリに行こう」「十六夜」
「Fat Mama」「ツバメ」「振り向かない」
もちろんもっと沢山演奏したんだけどね。

ところがやっぱり、フォーマルでは終らず。
ずいぶん出てこないと思ったら、アンコールはステージにお茶の間が!
(いつだかバンドのどちらかがセーラー服でコント、というのもあった)
やたらくつろいだ服装で乾杯、だらだらトークの流れに
キタローさんゲンちゃん、まさやんの三人で
ウクレレとおもちゃのピアノで「イングリッシュマンインニューヨーク」を始めた。
(in狸小路~と歌っていた。サービス)
さらに「中華料理」を。
カッコいいのさ~、これがまた。
ウクレレ二本とおもちゃのピアノなのにだよ、スゴイ。

二度目のアンコール。
ラストはまさやんのピアノとストリングスで「8月のクリスマス」
しみじみとお別れ。

すごく、上等なコンサートでした。
二時間幸せでした(寒かったけど)
ぜひ、LIVE盤CDを出してもらいたい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってきました、山崎まさよしLIVE

2005-11-19 22:51:40 | 音楽
すご~~く、良かった。
詳しくは明日書きます。

が、初めて行った会場の
真駒内アイスアリーナが寒かった!
そりゃ、まさやんの言うとおり
「いつもはスケート場」だけど、
コート着たまま見たLIVEって初めて。
隣の人は手袋もマフラーもしたままだった。
スタンドの椅子は冷たいしさ。
こらWESS!
会場が寒いなら注意書き書いておけ!


べた雪が降り積もってます。
太郎さんの上にも次郎さんの上にも花子さんの上にもまさやんの上にも、
雪降り積もる夜。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホワイトイルミネーション点灯

2005-11-18 19:43:38 | Weblog
大通り公園に今年もイルミネーションが。
始まって25年だそうで、すごいな、四半世紀だ。
まだTVで見ただけですが、
きっと展望台から見るときれいだろうなぁ。
もちろん、間近でみても綺麗だけど。

ずっと前に、酔っ払った友人が
どうしてもイルミネーションの前で写真を撮る
と言い張ったことがあって、
その日は大雪だったので、積もった雪をこいで側まで行って
ようやく写真を撮りましたが、
本人記憶がなくて、現像してびっくりしたらしい。

街はそんなできらきらなのに、
私の晩御飯は地味に玉子のおかゆ(味噌味)
食後にりんご。
お酒でも飲んじゃおっかなぁ。
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛糸だまにじゃれないで

2005-11-17 21:23:28 | Weblog
冬めいてきたら、なにか毛糸気分がもくもくとわいてきたので
前の冬に小物を作った残り毛糸を引っ張り出して、編み始めた。

いっとき、凝っていた時はセーターも編んだし、
マフラーや小物はヒトの分まで編んでいたが、
ぱったりと辞めてしまって(多分飽きたんだろうな)
在庫の毛糸は譲ってしまって、何年も編み針も持たず。

何故だかふいに、熱が再燃したのが去年。

でも、本を買っても作りたいものが何点も載っているわけじゃなし、
と、本屋で見てイメージを頭にいれて
実際編み始めると、あれれ?ま、いっかぁ。
アバウト爆発な物が出来上がるんだね。
ま、毛糸は途中でほどけるから、やり直しもきくし。

リハビリ気分で百円の毛糸を編んでいる。
毛糸は、凝り始めるとキリがないから。
外国の高い毛糸でセーター編むと、絶対買ったほうが安いもん。
色とかはステキなんだけどさぁ、とーぜん。

そういえば、何百円もするイタリアの毛糸を指差して、
「これでセーター編んで」とリクエストした知人の彼氏。
知人の「幾らかかると思ってるの!」にびっくり。
ふた玉くらいで編めると思っていたそーだ。
そんなわけないじゃん!

あ、猫はマジで、編んでいる毛糸にじゃれます。
するすると動くからでしょうね、編む糸が。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銭湯の女神  星野博美

2005-11-16 20:38:56 | BOOK
手持ちの文庫。読むのは三回目かな。

星野博美さんには会ったことがある。
彼女が写真家の橋口譲二さんのアシスタントだった頃、
私が東川町まで、橋口さんの写真を見に行った時だ。
(詳しくは橋口さんのことを書くときに)

その後彼女は
写真家でありノンフィクションライターになっていた。
彼女の名前を本屋で発見したのは、
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した
「転がる香港に苔はつかない」で、
その厚さと値段に躊躇したものの、何ページかを読んで買ってしまった。
香港という土地ではなく、香港人について書いてある
かなり面白い本だ。

この「銭湯の女神」は日常的なことがテーマになっていて、
その価値観が、とても私に近い部分があって面白い。
彼女の方が生真面目な度合いと、旅人の部分ははるかに多いが。

たとえば、ファミレスでのマニュアルも極まれりな出来事への違和感の持ち方。
ウェイトレスが一人で来店した小学生に
「お煙草のほう、お吸いになりますか?」
と聞いたというのだ。
その場面をスルーするか、笑い話で終らせるか、
自分の中でひっかかりとするか。

私も一人暮らしを始めてから結構の間、風呂ナシのアパートに住んでいて、
不便だとか恥ずかしいとかは思っていなかったからなぁ。
泊まりに来た友人を銭湯に連れて行っていたが、
一人だけ「恥ずかしいから」といって入らなかったっけ。
彼女とは今でも仲良しだけれど、価値観はすっごい違う。
時として、笑えるくらい。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

微笑みの法則

2005-11-15 19:56:20 | Weblog
お嫁入りの日
やんごとない、おひー様の微笑みは、
いつもと同じだった。
満面の笑み、というのは生活にないんでしょうか。
”水曜どうでしょう”を見ても爆笑しないですませそうだな。
(そもそも見ないか)

でも、あのいつもの微笑みってすごい。
真似できないから(しないけど)
さぞや表情筋を鍛えているんだろうなぁ。
笑顔って筋肉つかうんですよ。
口角をきゅっと上げたあの笑顔を始終保たないといけないとは、大変なことだ。
顔が凝ったりしないのかなぁ。

朝の地震には驚いたけれど、一日無事暮れました。
今日もびかびかの月の横に金星。
寒い夜には空がキレイです。

あ、今日のプロジェクトXは旭山動物園!
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ななかまどがまっかっか

2005-11-14 20:25:10 | Weblog
天気予報は雪だるまだし、
冬だね~。
夕べびかっと光っていたお月さんも、寒げだったし。

大森南朋くんのドラマを早送りで見るという、
ストーリー無視な見方しております。
ピアノ弾いちゃうんだよ、カッコいいの。

残っていたキャベツとにんじんを蒸してみました。
おいしいです。
ポン酢で食べるです。
蒸した汁もおいしかった。

明日はカレー。
今、煮ています。ふふふ。

そういえば以前に公園で
「ななかまどは、七つのかまどで焼いても焼けないから、ななかまどっていうんだよ」と人に教えていた男性がいました。
ななつのかまど、そりゃあ広いお勝手ですね。
確か「七回かまどにくべても焼けない」だったよね、
と一緒だった友人と話した記憶がある。
さて、正解はどっち?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ところで、電気代は誰が払うの?

2005-11-13 20:48:10 | Weblog
初冬の街は、すっかりクリスマス気分。
ちらほらイルミネーションもみかけます。
ご当地ホワイト・イルミネーションはもう少し後ですが、
神戸のルミナリエを始め、全国各地で輝きまくりな季節。
綺麗なんですけど、原油高騰のおり、省エネはいいんですかねぇ。
チーム・マイナス6%はいいんですかねぇ。
そして、電気代はどこが払っているんでしょう?
お姉さんは心配性の巻。


全然話は変わりますが
先日街で小耳に挟んでぎょっとした話。
「××ちゃんの歯、私が磨いてあげるからさー」
「え、自分でやらないの?」
「面倒なんだって。だから夜は私が磨いてあげるの」
20代の女性が話してました。
子供のことじゃなさそうだなぁ、と思ったらやはり彼氏。
あのー、男の人って大人になっても歯磨きしてもらう生き物なんですか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「式日」

2005-11-12 17:19:46 | 映画・旧作
2001年6月23日

式日~儀式のある日、式を執り行う日(手元の辞書より)

藤谷文子が演じる奇天烈な格好をした少女は、
「明日は何の日か知ってる?」と問いかける。
「明日は私の誕生日なの」
でも翌日になれば、また同じ問いと答えを繰り返し続ける。
つまり、誕生日はやってこないのだ。

岩井俊二が演じる“カントク”
映画監督として成功を収めた彼が、製作に行き詰まり戻った故郷で出会ったのが、
その不思議な少女だった。
廃棄されたビルに自分の世界を創り、そこで生活をし、
奇妙な儀式と問いを日々続ける少女。
彼女を撮影し始めた“カントク”は、そこに潜む大きな闇に気づく。
狂気、までは振り切っていない少女の持つ心の闇。


初めての庵野映画。
「エヴァ」にははまっていなかったので。
最初は、アート系か?と思ったほど、観念と映像が奇妙に歪んで成立している映画だった。
でも、何故かとても切なく、愛しい映画だった。
少女に気持ちがシンクロして、少し泣いてしまったほど。

好き嫌いははっきり分かれる作品だろう。
そして、藤谷文子ってガメラだけじゃないです、侮り難し。
だって原作も彼女の作品だし。
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラベリング・パンツ

2005-11-11 19:36:45 | BOOK
映画「旅するジーンズと16歳の夏」の原作。
図書館で探したら、ヤングの書棚にあった。
YA文学、というのはティーンズ向けとは違うのかなぁ?

シリーズの1,2作をまとめて借りてきた。
2作目は次の年の夏のお話になっているので、
映画は1作目を元にしているらしい。
本としては2作目「セカンド・サマー」のほうが面白いけれど
映画はオリジナルのエピソードを入れ込んだり、
エピソードを膨らましていたりして、断然面白い。
リーナの恋も、カルメンの味わう疎外感も、
ティビーの小さな友達も、深みを増して描かれている。

女の子の友情物語で4人組のお話って、
ありそうで無い気がする。
実際だと2:2に分かれちゃいそうだし。
でも、キャラクターが立っているので、
『あるある』という気持ちになる。
16歳の気分を思い出してしまうね、
大人が見たらキラキラしていたんだろうな、私たちも。
本人達にはつまらない日常だったけど。
(という感想がすでに大人だよなぁ、しみじみ)

3作目の「ラスト・サマー」は貸し出し中だったので、
読むのが楽しみ。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする