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もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

SION LIVE 2008 札幌

2008-12-10 22:23:00 | 音楽
2008/12/5 札幌キューブガーデン

1年ぶりのSION。
久しぶりにSIONに来た友人と二人なのだが、
心はもうSIONでいっぱい。

発売日に買った整理番号が43番の私と、
何日か前に買った友人が49番ってどういうこと?
でしたが、お客さん人数はそれなりで、
皆さんスタートが遅すぎます。
おかげさまで、最前列確保しましたが。
友人の席確保もせずに
(指定席じゃないLIVEは、学習してから来てね)
FC通販で買ったCDを手に、サイン(してある紙)貰いに行く。
あと、プレゼントをお願いする。

後は友人そっちのけで、
一昨年のベッシーに家族で来てらしたおしゃれご夫婦や
(若いときにSIONを聴いていて、あんなダンディになれるんですね)
子供にシオンってつけた人や、そこいらの人と話す。
SIONの古いアルバムの話をする時に
「あれは家出する前だから・・・」なんて言ってたダンナ&奥さま。
人生っていろいろありますな。
多分、あの空間はそういう人率、高かったと思うよ。

ずっと笑って話してたのに、
暗くなったら胸が苦しくなって、
吐きそうに緊張しちゃう、最前列だし。

そんなところに、
文さんスタスタと現れ、SIONも照れ笑いで登場。
極彩色の花柄(鳥もいた?)のイカしたシャツに、
今日は天使じゃないブラック系のデニム。
そういえば、ここ何年も花柄男子ですね、SION。
花柄が日本一似合う48歳だと思うよ。
腰にはしゃららんと鳴るステキな鎖を下げてる。


記憶を辿って。

1曲目
「午前3時の街角で」
いきなり、グッとくる。
~非常用のカラ元気を全部取り出して
 あああ。
非常用のカラ元気。
今、まさに、そんな日々です。
1曲目から泣いちゃうから~。

「Once Only Love」
この曲は、どこのLIVEで聴いても泣く。
なんでかは、わかんない。

「彼女、少々疲れ気味」
泣いちゃうじゃないか~。やだー。
SIONにこんなに近いのに。
でも、どこか壊れたみたいにぼろぼろと涙が止まない。
ハンカチはBagの中で、
一時もSIONから目を離したくなくて、
涙こぼしながら聴いてた。
文さん、見てたかも・・・。
でも、
~ちょっとちょっと そこのひげ
で、笑っちゃう。
ホントいい歌だー。

「それさえあれば」
まだまだ泣き続け。
いったいなんだってんだろうね。

このへんから曲順、めちゃくちゃです。
覚えてられなくて。

「メーカーズマーク」
札幌ではこれをやったような、気が・・・。

“Naked Tracks”からの曲

「Slide」
ここも、泣いてた。
私もこの街が一番長いけど、
帰る場所には思えず、
還らなきゃならない場所は、この地上のどこにもない。

「Karan」
私の胸もKaran Karan Karan 鳴る時があるので。

「磨りガラス越しのオレンジ」
あきおさん、SIONをどうぞよろしく。
この曲聴くと思うこと。

「ガード下」
いつもいつも、とがっているこの歌。
試されてる気がする曲。
文さんのギターとSIONの床を踏む音だけで、ROCKなのが、
いつも不思議。

「光へ」「Hallelujah」「ちょっとでいいんだ」
踊るように跳ねながら、ステップを踏みながら歌うSION。
座ったまま、私も床を踏み続ける。
身体を揺らして、SIONを見つめる。
思わず前のめりになりそうに、力が入る。
気がつくとハンカチを握り締めていた。

「一瞬」
この、一瞬。
今、目の前でSIONが歌っている一瞬。

「マイナスを脱ぎ捨てる」
去年はこの曲で号泣したので、ハンカチを用意したのに
今年は軽く涙出たぐらいで、ちゃんと聴けた。
『多分、私はトンネルの出口の明かりが見えるくらいまで来たんだな
去年より前に進んだのか』
歌を聴きながら思った。
SIONの歌は、いろんなことを解らせてくれる。

「夕焼け」
私もしょっちゅう夕焼けに見とれるよ。
口あけて見てたりするよ。

「たまには自分を褒めてやろう」
褒めたい。褒めたいけど、
ダメだ~!ってことだけ彫り込んだ様に消えなくて、弱る。
たまにこの曲、歌えばいいのか。

「Happy」はいいなぁ。
一緒に♪Happy って歌いたくなるし、笑顔になるんだ。

アンコール1曲目はカバーかな?

「Machiko」
アンコールだったっけ?
マチコさんが来てるのかと思いましたよ、SION。
2階あたりに。
妙にテレながら歌うんだもん。

「12月」
いっぱい聴いてる。
そんで、次に「風来坊」が聴こえそうな気がする。
いつの話だろうね。昔だね。

「このままが」
これを歌ってくれるとほっとする。
『“このままが”という気分になれなくて、歌えない時があって』
そうSIONがステージで話した記憶が消えなくて。

「ちょっと早いけど、メリークリスマス。よいお年を」
この言葉も沢山聴きました。
「今年良かった人は来年も良いように、
今年がパッとせんかった人は、来年はいい年でありますように」
SIONの言葉に反応してた人、沢山いたよ。
ステキな庶民は来てないらしいよ、ここには。

泣いたり、笑ったり、
最後にはSIONの歌でいっぱいで、Happyな帰り道でした。


近すぎて
「SION」って一度も呼べなかった。
「花柄日本一」は言えたのに。
名前を呼ぶって、なんか、すごいことだ。


札幌のLIVEを言葉に出来ないうちに行った室蘭が、
強烈過ぎて、
札幌、薄まったかと思ったら全然。
書き始めたらどんどん思い出す。
LIVEのパワーをあなどるなってことだね。

札幌のスタッフの皆さま、どうもありがとう。
おかげで今年も地元でSIONに逢えました。
あと、キューブガーデンの照明がきれいでした。
きらきらしたりして。
久々に、そういう照明でSIONを観た気がします。

そして、SIONと文さん。
はるばるありがとうございました。
あの夜からの雪は、
あなた達へのプレゼントみたいに
月曜日には跡形もなくなりました。

また来てね。


SION LIVE 2008 室蘭 ~ 番外編

2008-12-09 22:22:33 | 音楽
2008/12/7

特急に乗り込み、
雪の降る札幌を離れて、しばらく走るとふいに青空。
雲が連なってる遠くに天使の梯子。
窓に顔をよせ、流れる景色に見入る。
3時過ぎなのに、夕陽の色に染まる車内。
なんだかうれしくなる。
夕陽だとか月だとか、そういうものが大好きだから。
汽車はどんどん夜に向かって走り続ける。
どこかなぁ、
群青よりも暗い雲が低く連なる向こうが、
水平線だと気がついたのは。
『あ!海』と額をくっつけて見た向こうに、
白く立つ波頭。
時々視界に入ってくるくらいで、海岸線を走るわけではないのか。
地図見てたって、わかりゃしない地理オンチ。

せっかく持った本もあまり読まずに、
SIONの歌を聴きながら、外ばかり見ていたら
東室蘭到着。
すんごい寒いんですけど!!

さて、とチケット取り出して呆然。
住所も電話も書いてない・・・。
あるのは店の名前だけ
“つばさ”
ネットで拾った地図は、忘れてきてしまった。
久々に血の引く思い。
真っ暗の知らない街だってのに。

駅の案内の人が、電話帳を探してくれたけど載ってない・・・。
「近くにネットカフェありますか?」
教えてもらって、
なのに迷って、
ツルハでまた聞いた。
「真っ直ぐ行って右側にあります。長崎屋までは行きません」
歩いてたら、長崎屋の辺りまで来ちゃって、
丸井に入って電話帳探して、ネットカフェに電話して場所聞いて、
なんとか到着。
ホント「長崎屋までは行きません」でした。

ネットでうりきち開いて、店の住所書き取って、
『もうTAXYで行くよ』
開き直って、“3月のライオン”の2巻とか読んじゃう。
駅の向こうっかわなんだもん。
絶対迷うもん。

5時過ぎに出て、TAXY拾って会場到着。
ダメだ、これ、絶対自分じゃ着けないって場所でした。
どうかひとつ、チケットには電話番号をお願いします。

そして、ライブの様子はいっこ前ですが。

ここから、Special Thanks

・ 駅の窓口のお姉さん。電話帳調べてくれてありがとう。
それと、ネカフェの場所も教えてくれて。
・ ツルハのお姉さんもネカフェの場所、ありがとう。
・ ネカフェの店員さんありがとう。おかげでちゃんとお店にたどり着けました。
・ 行きと帰りのTAXYの運転手さん。ありがとう。
地図があっても、絶対に迷子になったよ。
・ 横浜から来ていた、実は室蘭っコのダイナマイト姉さんと、お友達。
いっぱい楽しい話をありがとう。
「野音来たらうち泊まれば」の言葉も、ハグさせてくれたこともありがとう。
・ 並んでる時から話し相手してくれた、控え室とステージを作ってくれたお兄さん、ありがとう。
・ ライジングで煙草を吸おうとして髪を燃やしたお姉さんと、
 子供がちっともSIONを好きにならないって笑っていたお姉さん。
 そしてTHE MODSも好きな男子チーム。ありがとう。
・ ピンクのかわいいダッフル着ていたお姉さん。
「カッコよかったね~」って浮かれた私と握手してくれてありがとう。
・ 帰りに駅まで相乗りでお金全部払ってくれた二人、ありがとう。
・ ウーロン茶の氷抜いて下さいって頼んだら、コップのふちまで注いでくれたママさん、ありがとう。
「量は同じでいいです」「そんなこというんでない」の言葉と笑顔、うれしかった。
・ 札幌でも会ったスタイリッシュなご夫妻
ハンチングにサングラスのおっついお兄さんと彼女
遅れてきて注目浴びてたお姉さん
その他、話はしてないけどあの場所で「このままが」を一緒に歌ったみなさん、
本当にどうもありがとう。
あなた達のおかげで、大変あたたかく、心に残る室蘭のLIVEでした。
名前もアドレスも知らないままだけけれど、
またぜひ、SIONのLIVEで逢いましょう。

スタッフの皆さん、ありがとう。
JRの時間が迫っていて「呼んでくれた人にお礼を言っておいて下さい」って行こうとしたら「もう帰っちゃうんですか?」と見送ってくれたスタッフさん。
お店の方々 
SIONのマネージャーさん。
もちろん、SIONと文さん。来てくれてありがとう。

最後に、
SIONを室蘭に呼んで下さった高橋さん(SIONのブログに書いてあった)
本当に本当にありがとうございました。
あなたが手を上げてくれたから、
札幌でもSIONに逢えました。
SIONに逢いたい気持ちだけで行った街でしたが、
室蘭はあたたかい人が沢山でした。
今度は室蘭焼き鳥食べに行きます。

本当に、室蘭のLIVEはステキな時間でした。



遠征チームの皆さんは皆車で、私は一人でJR。
駅のホームで月を見て「SIONと同じ月を見てるんだなぁ」ってほっこりした。
晩ご飯食べ損ねて、LIVE中からお腹なってたので、
大人の分別でお酒は我慢して、
その代わりSIONに酔っ払って帰りました。

今日も、まだ、胸の中にSIONのかけら。

SION LIVE 2008 室蘭

2008-12-08 22:00:24 | 音楽
札幌より先にこちらを。

お店についたら、やっぱりただの飲み屋。
ビルの廊下で順番待ち。私で4人目。
でも、開場時間までにはそこそこの人数に。
札幌で会った人も来てて、少し話したりしながら待つ。

開場されてびっくり!
食堂みたいな丸いイスには驚かないけど、
ステージがすごく近くて、狭くて、高さがほとんど無いから
1mくらい前にSIONのマイクスタンド。
手をめいっぱいに伸ばせば、多分届く。
うれしいやら、恥ずかしいやら。

いちお、控え室あるんだけど、
ドアから入って来てそこに入るので、
なんだかお客さんもSIONも照れる。

曲順は、多分札幌と同じで
一曲目が
「午前3時の街角で」
札幌ではこの曲から泣いちゃったけど、
2回目だから、解ってるから大丈夫。
なんて思ってたのに、また泣く。
~いつまでも自分の頭ばかり なぜちゃいられない
『うん』そう思うとまた泣ける。

「Once Only Love」
この曲は、いつももれなく泣くので
反射のように泣くので、仕方ない。

「彼女少々疲れ気味」でまたぼろぼろと泣き続け、
涙がこぼれるままにしていて、
隣の人も多分泣いていたので、前列に泣き女勢ぞろい。
SIONからはどう見えたのかな・・・。
だって泣かさるんだもん。

「それさえあれば」
~それは食うためだったり 生きるためだったり
 明日のためだったり
ここが働くお姉さん泣くところ。
まったく、その通りなんだ、毎日って。

札幌ではやらなかった曲もやってくれた。
「Valentine」でさらに泣く。
優しくて、暖かいから。

そして、もっとあとだったけど、
「俺の声」
最近は、お客さん大合唱が多くて、
SIONはマイクを向けているから、うれしいんだろうけど
SIONの歌声だけの「俺の声」が、
私はすっごくうれしかったよ。

曲順、めちゃくちゃです。
思い出した順番。

“Naked Tracks”からの曲
「Slide」「Karan」「磨りガラス越しのオレンジ」
ここも、泣くから。
むき出しのSIONに、心がシンクロしちゃうから。
私の胸もKaran Karan Karan 鳴る時があるよ。

「ガード下」
いつもいつも、とがっているこの歌。
この日のSIONは、ものすごく力を込めて歌っていて、
『血管がきれちゃうよ』
心配になるくらい。
だって、歌っている顔が、とても近いから。
見えてしまったもの。

「光へ」「Hallelujah」「ちょっとでいいんだ」
座ったままリズムを刻んで、頭を揺らして、
SIONを見つめながら、
いつのまにか膝の上で手をぎゅうっと握り締めていた。
爪の跡がついてた。

「一瞬」
この、一瞬。
今、目の前でSIONが歌っている一瞬。

「マイナスを脱ぎ捨てる」
去年はこの曲で号泣したというのに、今年は軽く涙出たぐらいで、
『多分、私はトンネルの出口の明かりが見えるくらいまで来たんだな』
歌を聴きながら思った。
SIONの歌は、いろんなものをくれる。
いつも、沢山。

「夕焼け」
「たまには自分を褒めてやろう」
「Happy」はいいなぁ。
ちょっと切ない歌詞なのに、
一緒に♪Happy って歌いたくなるし、笑顔になるんだ。


アンコール1曲目はカバーかな?

「Machiko」をテレながら歌うSIONがかわいい。
そっか、ずいぶんと前の歌だものね。
あきおさんには、秘密にしておくよ。

「12月」
いっぱい聴いてるということは、
12月にSIONにいっぱい逢ってるんだ、きっと、私。
今の「12月」は、昔よりあたたかいな。
ほわん、とするもの。
「赤鼻のトナカイ」もそういえば、結構聴いている。
年季の入ったファンなので。

そして、SION。
「このままが」をみんなに歌わせてくれてありがとう。
叫ぶ人はなく、優しい歌声での客席からの♪このままが
とてもとてもあたたかかった。

曲の途中で、
SIONがマイクスタンドにおでこをくっつけて、
目をつぶっていたことが何度かあって、
その横顔が美しくて見とれてしまった。
そういえば美しい顔立ちの青年でしたね。
左頬の傷は、あのLIVEの時のですか?
まだ、残っているんだね・・・。


LIVEが全てが終ってから、
隣の人とハグして、少し後ろの人とは握手して、
なんだか楽しくて、暖かくて、ずっと笑いっぱなしで
本当にSIONに酔っていた。

だって、私の隣の人から3人くらい、
頭なでられたり、握手したりしながらSIONが帰ったのに、
『いいなぁ』とか全然思わなくて
「良かったねえ」って心から言えて、
店の中じゅうHappyが溢れかえってたんだもん。

今日はSIONに二日酔い。
仕事が空いた時間と、お昼休みに
思い出してほろりと泣いていた。
もちろん、こっそりと。


昨日書いたけど、
もう一度書きます。
SIONになってくれて、
歌ってくれて、本当にありがとう。
また、来年逢おうね。


☆追記
「B」って客席からの声に
「アイツは死んだ」って笑ったSIONがめちゃカッコ良かった。
ちょっと凄みのある笑顔で。


あと、もう少し書きたいことがあるので、
それはまた。


SION酔い中です

2008-12-07 23:45:42 | 音楽
室蘭から帰宅。

今、髪の毛の先まで
SIONとSIONの歌でいっぱい。
血中SION濃度200%。
こぼれてもこぼれても、SION。

帰りの汽車の中で、
ずーっと涙がはらはらと。
『何故か知らねぇ 涙がこぼれる』
中也のように、泣き通し。
CDのSIONさえ聴けずに。

とにもかくにも、お礼を。
SIONを室蘭に呼んでくれた方、
本当にありがとうございます。

そして、
藤野秀樹さん。
SIONになってくれて、
歌を歌ってくれて、ありがとう。

SION LIVE 2008

2008-12-06 09:00:01 | 音楽
整理番号が43番だ、とふてくされていたのに
大人の皆様、控えめでいらっしゃるので、
ゆっくり来られる方とかいて、
椅子席、最前、ほぼ真ん中。

SIONの笑顔もとてもよく見えて、
腰にぶら下げたチェーンの
しゃららん
と鳴る音もよく聴こえて、
なによりも、
叫ば無くても「SION」と呼んだだけで
ステージに届く距離。

SIONの歌をポケットにいっぱいつめて
帰ってきました。
詳しくはまた。

ギヤ・ブルーズ ~ TMGE

2008-12-01 21:24:50 | 音楽
またしてもミッシェルのレコード発見。
そういえば
「GWD」入ってるCDなんで買ってないんだろう?
そう思ってました。

迂闊である。
レコード買ってんじゃん。
でも、なんで?
覚えてない・・・。
2枚組みですけど。

レコードの真ん中(なんていうんだっけ?)が
メンバーの顔。

そして、ジャケ写に近いポストカードを
会社のデスクマットの下にひいてあるのさ。
キューちゃんがまだモヒカンじゃない頃。
バシッとモッズスーツの4人組を。
サラリーマンに囲まれながら、
眺めて働いてますよ。

ガナル・ワレル・ダレル
GWD

は、もちろん
ラスト
~振り返らず 錆びた風は続くだろう
「ダニー・ゴー」
カッコ良すぎですけど。
チバったら。

LIVEで一緒に歌ってたな。(叫んでいた、が近いか)
ミッシェルのLIVEの翌日は、
身体もガタガタですが、
声も出なくなってました、そういえば。

朝から甲斐バンド三昧

2008-11-30 12:05:53 | 音楽
今日もちょっと二日酔い。
昨日は『早く飲み始めて地下鉄で帰ろう』作戦に失敗。
午前2時なのににぎわってるススキノを
タクシー拾うのに歩いていたら、
ふいに
”感触(タッチ)”のフレーズが浮かんで。

~男は獣のように妖しく 女は悪魔のように可愛い~

お子様だったんで、意味とか解ってなかったのに、
真剣に聴いていた頃の曲は
細胞に染み付いてる感があることを最近すごく思う。

朝起きて、録画していたフィギュア見て、
『甲斐バンド~♪』とレコード探していたら
今度は”100万ドルナイト”が頭を回り始めて、
結局”流民の歌”という3枚組みにたどり着く。
あれ?”感触(タッチ)”入ってないか。

でも、
オープニングが”翼あるもの”なんで
聴くよ、3枚全部。
うーん、オープニングが”翼~”かぁ。

大人になって聴く”翼~”や”きんぽうげ”なんかは特に
自分の解釈が変わっているから、
また違うカッコよさがある。
甲斐バンドは一曲の中にストーリーがあるから、
全てそうなんだけど。
みんな自分の物語を重ねるんじゃないかな。

そうそう。
”きんぽうげ”が
これまた名曲の”そばかすの天使”のB面なんだけど、
中学生の時に買ったんだよ、シングル。
ますます謎の中学生です、自分。

今思ったけど、
カラオケで甲斐バンドのページ、
頭から歌えるんじゃないか?
家で一人では歌うけど、カラオケで歌ったことなくて。

矢野さんもそうですが、
オンタイムではレコードが買えなくて、
友達から借りて録音したテープを聴いてた。
(甲斐バンドは友達の兄さん姉さんが所持率高かった)
働き始めてからお給料日に
月に1枚ずつ揃えるのがすごい楽しくて、
うれしくて。
うん。
うれしくて。

あの気持ちごと細胞に染み付いてるのかなぁ。

街では多分”安奈”か”かりそめのスイング”が
かかり始める12月。

今年は映画よりも音楽の比重の高い年でした。
いっ時、
映画館だけで年間60本とか観てた時は、
LIVEとか行きたいのが無かった。
どこに軸足を置くのを決めなくても、
過ごしていくうちに自然に道がついて行くのも、
おもしろい。

上原ひろみ ~ ビヨンド・スタンダード ツアー

2008-11-29 17:33:27 | 音楽
2008/11/28

一年ぶりの上原ひろみ~Hiromi's Sonicbloom

今回は道新ホール。
初ですね、ホールで聴くのは。
LIVEでここに来たのは久々ですが、ステージ小さいな。
そして、ステージは良く見えるけれど、
音はどうなのかな?
お客さん年齢層高し、しかしちらほら子供連れ。

やはり、圧巻の2時間半。
彼女ピアノと真剣勝負です。
本当に全身を使って、ピアノを弾く姿から、
どんなにピアノが、音楽が好きかが伝わってくる。
格闘技みたいなんだよ。
そして、あの満面の笑顔。

今回はステージ全体が見たくて
後ろだけれど真ん中の席を取りましたが、
ベースとギターが時々しゃがんでました。
なんでだ?

音の熱が伝わるには、ホールってちょい厳しいかも。

ギターは初めての人だけど、
あれくらいうまくて当たり前なんだろうな。
ちょっと音が大きかったけど。

ベースも正確かつ面白いリズムを弾いてましたが、
ドラムのマーティン、うまい・かっこいい・うまい~!
ステキ~。
ソロなんて拍手する間をはかる余裕も無く見入っちゃった。
パワフルにも静かにも打ち出すリズムの正確さと美しさ。

カッコよすぎて座ったままリズム取ってたけど、
前のほうの人微動だにしない。
頭が全然揺れてないの。
ま、好きなように楽しめばいいか。
でも、
ひろみ嬢のソロ終わりだけ拍手おきるって、どうよ?
私はメンバーのソロもなにもかも凄すぎて、
笑顔のまんま見入ってた。

みなさん手拍子で参加したそうなんですが、
ちょっと無理かと思われます。
徐々にずれていかれまして、フェードアウト。

本編ラストにスタオべしてたのは
私を含め少数でした。
なんだ、JAZZってそういうお作法なのか。
ま、関係ないけど。
ラストは総立ちだったね。

本人いわく、
ピアノ弾いてないとダメダメなひろみ嬢。
そのまま突っ走って下さい。
もちろん、身体のケアは怠らず。

狼スープのラーメンはおいしかったですか?

かわりになってよ~性的敗北

2008-11-20 21:18:24 | 音楽
まだスガ汁。
なので
初めて発売日に買った”4Flusher”を聴いてる。
2000年の秋か。
すでに遡って前の3枚は買ってたな。

ド頭のこの2曲にはびっくりしたけれど、
誰にも歌えないスガワールドっぷりに、今や激惚れ曲。
一度カラオケで歌ったら、みなさん引いたので
マニアの会用に秘蔵。
そんなものはないけれど、うふふ。

というアブナイ曲から
「ドキュメント2000」や
「木曜日見舞いに行く」が1枚に入っているところ、
このセレクト具合がスガさんだよなぁ。

そうそう。
「SPIRIT」の細かく刻むのが
いっつもついていけなくなるの、LIVEで。

あ、
「たとえば朝のバス停で」
やったわ、この曲。Zeppで。

ご本人としては、
アルバムの出来があんまり・・・
なことを言ってたりしたことあるけど、
私は好き、このアルバム。

そして、この頃出た【SWITCH】の表紙がカッコ良かったのさ!
ヴィヴィアン着て、バスの屋根に乗っかってんの!
旅先で見つけてお金なくて、
随分後でヴィレッジバンガードで最後の一冊買ったんだった。
だから、ちょっとヨレてんのさ。

私は今日もヨレっている。
OLだって仁義無き戦いなのだよ、日々。
サッカーの録画にも失敗したしな。

スガ シカオ FUNK FIRE'08 ~ 札幌

2008-11-18 22:06:16 | 音楽
開場前は、去年のように
「ライブハウスって初めてなんです~」というぬるい人はいなくて、
すでにコートも脱いで臨戦態勢の人々ばかり。
そこでシカオトークしながら待って、
中に入ったらAブロック確保して、
またトーク。
遠征した人からホールツアーの話を聞いたりしてて。
並んでる時から一人の人が多かったのは偶然かな。
しかし、
客電落ちたらみんなちりぢりに。
前へ、後ろへ、スペースで踊る。それぞれのカタチ。

1曲目から頭が真っ白になっちゃったので覚えてない。
「Thank You」でしたっけ。
全然ブレイク無しで3、4曲踊りっぱなしで、軽く酸欠。

曲順むちゃくちゃですが、記憶を辿って。
「黄金の月」をこのアレンジって、カッコイイんですけど!
~今回札幌はホールが使えなくて
~もう2度と聴けない曲もあるかもよ~
で主婦のおまかせコーススペシャルメニュー
(スガさんの言い間違い・笑)
「プラネタリウム」
「潔癖」
スローめな曲も。
「Call My Name」までは『これ一緒に歌う詞じゃなくない?』
なんて頭かすめる理性が少しはあったような・・・・。
しかし、
「奇跡」で完全に気が違った人となる。
「19才」
「午後パレ」
「コノユビトマレ」
「リンゴジュース」
「イジメテミタイ」
踊る・踊る・歌う・跳ねる・踊る。
頭なんてクラックラなのに、止まれないの!
スガさんが前の柵に足をかけて身を乗り出して皆が前に詰まっても、
近くに行くよりここで踊ります、すいませんスガさん。
踊り狂う。
(ああ。踊り・狂う。本当だ)
どこでやったっけ?
世界で3組しかやってないカリフォルニアファンクで「Go! Go!」
ごめん。道民はあんまりリズム感良くないかも。
てか、ワタシ?
永遠に踊る勢いで騒ぎ続けたためか、
脳内にアヤシイ物質が満ち満ちて、
本編終わっても茫然自失。

アンコールって「夜空」だけだっけかなぁ。
スキマの大橋くんがゲスト・・・。
そして、
大橋くんが『2階で見てたら会場壊れるかと思いましたよ』
というノリまくりのお客さん達アンコール止まず、
退場のアナウンスが2度流れてからの
ダブルアンコール!
「ストーリー」!!
『キャー!!』
最後の最後まで気が違った人で爆走。

最初から最後まで、今鳴ってる音に反応するだけのLIVEって、
ひっさびさぁ。
気持ち良かった~。
頭まわんないし、階段も上がれないし、
身体ガタガタなのにすっごい気持ちよかった~。

まあ、ツケは今日払いましたが。
(明日もか?)
気持ちよかったからなんでも払う。