Nutshell

PMRCがある限り。

Here for You - Firehouse (1995)

2007年08月25日 14時37分16秒 | 1995-1999


度を超した気温と勘違いした様な湿度の中、無理して働ける程仕事が好きなわけでもなく、というかむしろ心の底から嫌いなのでまともに盆休暇をとってしまい、したがって抱えまくった仕事に遅れが生じ始めている今日この頃。
今のうちに収束させようと今日も朝から起きたものの、試しに窓を開けてみると不快なこと極まりない熱が部屋に進入し始めたので即座に窓を閉めてエアコンを強くしてはプッカーと煙草を吸いながら思案に暮れてみます。

この暑さではやはり仕事は無理です。
残念だが仕方がありません。
自然の力には勝てません。
人間のなんと無力な事か。

そんなわけでどうでもいいニュースを追いかけてWebで徘徊してみたり、久しぶりに自分のBlogを訪れてみたりしてますが、更新が無くても見てくれていた方には申し訳なかったです。
きっと涼しくなったら小まめに更新されるに違いありません。
溜まったアルバムを一気に片付けるに違いありません。



さて。
そんな徘徊の中でFirehouseの3rdアルバム、その名もアラビア数字で"3"から、Here for Youのクリップを観たのですが、そのあまりの程格好良さに感動し、7回繰り返し見ました。その所為で繰り返し挿入されるコマーシャルによりLincoln Heightsとやらが9月4日プレミアらしいという使い道の無い知識も得られました。

これは別に曲がHere for Youでなくとも良いのでは?と気づきさえしなければPerfectなクリップです。
見所はソファに座ってギターを弾くBill Levertyが隣に置いたストラト型に持ち代える際の流れる様な自然な動作と、Michael Fosterがドラムセットの前に座る瞬間の何気ないスティック回し。この"もの凄く自然な何気ない動作"が非常に格好良く、それを捉えたこのビデオの監督は素晴らしいです。
開けっ放しで床に置かれたギターケースや、立ち上る紫煙越しに見えるPerry Richardson等、一見あざといとも言えるカットも最早非常に素晴らしく感じます。

昔、いつか"こういう部屋"に"住みたい"と本気で思っていましたが、というか今でも思っていますが、吹き抜けだと日本の冬はさぞ寒いのだろう等という余計な知恵を身に着けた時点で最早無理だと思われます。

3rdで素晴らしい曲は他にNo One at AllとI Live My Life for You.
Firehouseにおいてバラードは例外なく名曲であり、バラードか否かは曲名で判る為、一曲も聴いた事が無い新作アルバムであっても曲名リストを見ただけでそれが傑作か否か判ります。お小遣いの少ないロックキッズにもアルバムをチェックする時間が取れない企業戦士にとっても非常に有難いバンドです。


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