北海道でのんびり船釣り

北海道札幌近郊の海でカヤック釣~リングを楽しむ。

バッテリー上がり

2024-06-04 21:49:04 | 
皆さんこんばんは、M.カトーです。

そこそこのお歳のドライバーの方なら、経験が在るのでは無いかと思う「バッテリー上がり」ですが、
昔の車はライト消し忘れがお約束とか、エンジン止めて電装品使いすぎ等。
最近の車はライト消し忘れ警告等(私の今の車は消し忘れても車が消してくれる)で、うっかりミスでの
バッテリー上がりは激減していると思いますが、その他の原因は漫然と残る。
そこで常備品としてジャンプコードは多くの方が車載しているのでは無いでしょうか?
ホームセンター等には車コーナーに必ず牽引ロープとセットの「レスキューセット」が在りますね。


私もレスキューセットを積んでいたのですが、先日ある事が切っ掛けでこのような商品がある事を知り
購入してみました、名称は「ジャンプスターター」と言われる、バッテリー上がりを自己解決する
ポータブルエンジンスターターで上がってセルモーターを回せなくなったバッテリーの代わりに
エンジンを起動させるアイテムです。


使い方はいたってシンプル、繋いで何時もの様にエンジンをスタートするだけ、スイッチ類の操作不要。
電池残量と作業ライト用のスイッチが1個あるだけ。

じゃ~動作確認ですが、実際にバッテリーを上げてしまうと、バッテリーがオシャカに成る可能性が在るので
(車のバッテリーは1回上がると一般に「上がり癖」が付きその後の使用は困難に成る)―側ターミナルを外して
バッテリーが無い状態で試しましょう。


当然一切の電力が無いので電装品は沈黙。(キーを回しても反応無し)



ここにスターターを繋ぎ(バッテリー端子では無く、外したターミナルに繋ぐ)すぐさまエンジン始動。
(説明では接続からエンジン始動迄90秒以内で行う事、2分を過ぎるとタイムアウトで遮断されるらしい)


車に乗りキーを回すとメーター類は何時もの様に点灯、そしてエンジン始動-「ブルル」普段と同じように
エンジン始動したのだが、直ぐ止まる・・掛からないのでは無く完全に始動した後すぐ止まる


一旦キーを戻し再び試みるも全く同じ結果、3回試したが結果は変わず、しばし(20秒程)ぼーとして
4回目のお試し(これでダメなら他の方法を考えよう)と、今度はエンジン始動後止まる事無く回り続けました
スターターを外して(バッテリーも外れたまま) もそのままで走行も出来ました。


この器具購入前に色々と下調べをし、信頼性は十分吟味した上での購入でしたが実際には予期せぬ事が起きますね~
私と同じようにバッテリーを外し試して「問題なく始動」も幾つも確認しました。

本来自動車はエンジンが動いていればバッテリーは不要で(自分で発電して賄う)あり、エンジン始動後直ぐ
止まるのは不思議? ここからは飽くまで想像の域ですが考察してみます、そもそもエンジンが止まる要因は
ガス欠と電気系トラブルが殆ど(その他焼き付きや冷却水凍結で破損、オーバーヒート等)、ガス欠は無いので
電気系トラブルが濃厚(具体的には?)・・・この車には最近流行りの「エコ充電システム」が搭載されていて
バッテリーの充電を2パターンに分類している、具体的には走行中普段は最低限の充電に留め、減速時等の無負荷時
に一気に充電して省エネを目指す物。(他社ではエネチャージとかエコチャージ等)

これがどう影響するのか?
こちらはスターター接続時の電圧表示ですがかなり高い数値を示しています、エンジンが始動後本来は
オルタネーターから発電が始まりバッテリーが無くとも電力は確保されますが、エコ充電システムがこの
電圧を「発電の必要なし」と判断したら? そしてスターターの仕事はセルモーターを回してエンジン
を始動する事迄なのでエンジン始動後シャットダウンしたら? 一時的に無電源状態に成りエンジンが
止まるのかも?


実際のバッテリー上がり時にはセルモーターは回せなくとも、電装品を動かす事位は出来るのでこのような
状況にはなりにくいと思います、で非常時には期待できる。(セルモーターの回転はとってもパワフルな印象)
バッテリー上がると繋いでくれる方を探すのも大変だし、これなら自己完結。

この器具にはバッテリー(20A)と大容量のコンデンサーが使われていて、モバイルバッテリー機能も
在ります、私はスマホを毛嫌いしているので出番は無いかもしれませんが(^^;

その他バッテリーを内蔵せず、車の上がったバッテリーから残り汁(残電流)を吸い上げエンジン始動
するというアクロバティックな物も在りますが、価格が高いので(コンデンサーの塊のくせに価格が倍以上)
パスしましたが、バッテリーが無い事で保守が楽、寿命が長い等のメリットが在るようです。
今後ジャンプコードは車載品から外します。
コメント (4)
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