にんじんクラブの方々が集まってお餅つきをしました。
「もの忘れネットカフェ」に
以下の文章を送っていただきましたので、ご紹介します。
お餅つき、大成功 投稿者:にんじんクラブ 投稿日:2006/12/11)
週末、(土曜、日曜)でお餅つき望年会。
無事に終わりました。
いつもは、お目にかかることの少ない、
にんじんクラブのメンバーのご主人様方の大集合、でした。
今年一年が無事に過ごせたので、と
あやちゃんのご主人様からの企画で実現したのですが、
始まったら・・・、みんなが主人公。
さすが、男の人はすごいですね。
私たちは、言われる通りに、動いていれば良かった。
それぞれのカップルで、1臼ずつ搗きました。
ご主人が搗いて奥さんが返し手を入れる・・・
日頃の仲良しの成果がおいしい餅になってできあがりました。
あやちゃん?子供達と一緒に、声援を送る係。
あやちゃんのご主人は、
子供達に杵を持たせて、搗かせてくれて、
子供の笑顔に満足していました。
お餅は、いろいろなバリエーションで食べました。
あんこ、
きなこ、
納豆、
大根おろし、
海苔、
ごま、・・・・・
後は、丸めたり、伸ばしたり、
みんなでおみやげにしました。
午後からは、お天気も良かったので庭で
お餅と豚汁を食べながらの、宴会でした。
(新米サポーター 堀)
お餅つきをやってみて思うことは、
昨日から、皆さんに報告したいと思っていたのですが、
言葉に出来ないのです。
この一年があっという間でしたし、
いろいろなことが起きて
どれ一つとっても今日に繋がっていて、
今があると言うこと。
時間が、濃密に流れていたのだと初めて気が付きました。
自分の今までの生きてきた中で、
こういう事は初めてです。
もう少し、整理した文章を書ければ?と
思って気持ちが治まるのを待っていますが、
これはこれで、送らせて頂きます。
(感情に流されて、ながされっぱなしです。)
今年は、
認知症一期一会の水木様、
ここに集う皆様には本当にお世話になりました。
お陰様で、
あやちゃん、にんじんクラブとも良い年でありました。
ありがとうございました。
(にんじんクラブ 木下)
よ~くわかります。
にんじんクラブのみなさまへの感謝の気持ち、いかばかりでしょう。
来年も、また是非実現できますように!
こういうことを実行してしまう、にんじんクラブの皆さんに驚いています。
私は私の思いをもっと掘り下げなければ・・・と思いました。
既成のケアのあり方を超えた有り方あるのだと思いました。
「この病」であるから・・・という言い訳をしてばかりいるのではなく・・・
自分はどうしたらいいのか?と、考えて見ます。
勿論、できる限りですが。
Miki様に多くのことを学んだ一年です。
るんるん様のサポートのお陰で、カフェや読書会も繁盛しています。
振り返れば・・・振り返るだけのすばらしいことがありました。
今まで、NHKのテレビから取ったビデオを見ていましたら・・・
「ほとけは常にいませども
うつつならぬぞあはれなる
人のおとせぬあかつきに
ほのかに夢にみえたもう」という
「梁塵秘抄」の歌が最後に流れていました。
「ほとけは常にいませども・・・」という言い出しだけを記憶していました。
すきな言葉は・・・なにかヒントがあれば・・・浮かんでくることがあります。
そんな浮かんだ言葉をご縁にしていきたいです。
こちらでも取り上げて頂きありがとうございます。
今回、もう一人の方が、参加してくださいました。
その事をまずお知らせします。
同じ病でずーっと、家から外にお出にならなかった方です。驚きもありましたが、皆にとっても嬉しい出来事でした。
今年を思い返して見て、ちょっとこみ上げてくるものがあって、言葉に詰まってしまいましたが、
実はこれからなのだと、思います。
あやちゃんは特にカミングアウトしていませんが、
そんなことは問題じゃ無いような気もします。
自然に暮らす、そう言うことが出来るのでは無いかと
今は思い始めています。
この病が、これから飛躍的に改善されるかと言うと
まだ少し時間はかかりそうで、介護する人のご苦労も、今少し続くとは思うのですが、何か今のままでも変えられるものがあれば、少しは緩和できるのでは無いかと希望が出来ました。
それは人の考え方です。
人は誰でも繋がりの中にいる、と言う事
生き合っていると言う事。
3人が5人、5人が10人、10人が17人になって、みんなで小さな力を足し合ってきました。
特別な人は誰もいない。出来ることをコツコツとしていくだけで、お互いが安心して過ごせる。
この一年を振り返ってみて、
お餅つきをやったことで
そんな考え方が表された小さな小さな縮図のように見えたのです。
誰かの為に、自分の出来ることをする。
来年も、前を向いてやっていきたいと思います。
何度も言うようですが、皆様今年は本当にありがとうございました。にんじんを代表して木下がコメントさせて頂きました。
私の体験が生きてよかったと思っています。
厳しい条件下でしたが、子として精一杯両親に愛を注いできました。
このスタンスは間違っていなかった、という再確認もできました。
特に、母にたいしての「通いによる精神介護」は、手の足りない家族に対してひとつの方法として提案できるかもしれません。
家族が精神的にゆとりをもって接することは、認知症の人にとってはとっても重要だと思います。
母の場合、今は声の調子で娘だと認識するそうで、自分の思いをしゃべってくれます。
過去のことだったり、今のことだったり・・・
そのことでストレスを発散してきたように思うのです。
あやちゃんの場合も、家族・にんじんクラブ・ヘルパーさん・・・と接し方は違うでしょう。
過度のストレスは避けなければなりませんが、気を遣ったりされることが社会的人間として生きていく力を維持していくと思うんですよ。
自然に、自然に・・・
それでいいのではないでしょうか。
勝手に転写してごめんなさい。
どうしても多くの方し知っていただきたかったからです。
出来ることをコツコツやっていく・・・という言葉は真実ですね。
コツコツ行うことでこそ、
時代が動いていくのだと私も思っています。
餅を搗いて
明るいお正月を迎えることができたこと、
なんとも、すばらしい!
ありがとうございました。
本当に嬉しいです。
感謝でいっぱいです
水木さんのブログも盛況でうれしいです。
さて
12月の認知症関連の放送のお知らせです。
放送の予定が変わることがありますから、新聞などでが確認くださいませ
□NHKスペシャル 「認知症 その時、あなたは」
・12月17日 日曜日 午後8:00~9:59 NHK総合
・12月18日 月曜日 午後7:30~8:44 NHK総合
詳しくは http://www.nhk.or.jp/special/onair/061217.html
□福祉ネットワーク 「シリーズ認知症 反響に答えて」
・12月19、20,21日 午後8:00~8:29 NHK教育
※21日(木)の放送分で10月に京都で開かれました認知症の「本人会議」を紹介します。
□生活ほっとモーニング
・12月20日(水) 午前8:35~9:25 NHK総合
スタジオゲストは、小澤勲先生だそうです。
ベルリン大会・本人会議・・・・などなど、ご活躍のこといつも感激しています。
NHKの番組のこと、ありがとうございます。
当日、新聞を見てからでは・・・あわてたり、見逃したりします。
助かりました。
このこと、ブログに記事として書いておきます。
ブログと言えば、
私のブログを読まれて・・・元気になられ・・・
私を参考にして、
ブログやHPを立ち上げて方が何人かあります。
年があけたら・・・そんな出来事を整理してご報告したいと思います。
まずはお礼まで。